浅田真央にとってのオリンピックって…

彼女の試合後のインタビュー、一問一答などでの発言を聞くと、この子何を勘違いしているんだろう、と思いました。

 

まずは、前日の異常な滑りだったSP後、非常に心配されていた中で、最悪の事態を回避し、何とか挽回をしたことにほっとするとともに、ここに来てようやく3Aを減点なく跳んだことは良かったと思います。それは彼女がこれまで、人一倍練習を重ね努力していたことが実った、ことを意味します。

しっかり、体が覚えていた。

その滑りは、前日のSPとは打って変わって「まとも」な滑りでした。

そう、まとも、通常やるべき状態に戻った、滑りでした。

出来としては、驚くほどのものではありません。

142.71という点数も、構成からすると当たり前のもので、ジャンプなどは加点が少なく評価されていません。しかも、プログラムコンポーネンツもいつもどおり伸び悩んでおり、69.68、平均8.71。ジャッジスコアー見ていただければ分かりますが、9点台がありません。これは、FP上位5人の中で4番目で、5位のグレイシー・ゴールドだって68.33、平均約8.54。FPでは惜しくも3Loと3Sを失敗して6位だったリプニツカヤは70.03、平均約8.76。

20140222012023

今回やった3F-3Loも3Loが回転不足で、基礎点10.4のところ8.9になっています。

結局、今回彼女がやっと140点代に乗せることが出来たのは、3Aが回転不足にならず且つ減点されなかったことと、3-3を入れたことでいつもの回転不足でも基礎点の高さに助けられたことによるもので、滑りそのものはジャンプも含め、特段見るべきものではありませんでした。

にもかかわらず、日本中が金メダルでも取ったかのように大騒ぎし、金メダルどころか、ましてやメダルどころか、6位に終わったこの選手を褒め称えています。笑

まあ、あのSPの後ですから、見ているほうはフリーは大丈夫か…と心配してましたから、私も、フリーも駄目じゃないかと皆が思う中で、持ちこたえてくれ、しかも3Aも解禁以来初めてまともに降りたわけですから、周りが大喜びするのは、まあ、仕方ないです。気持ちは分かります。

で、問題は、本人も一緒になって「良かった、良かった」とすっきりしていることです。あたかもSPなんて何もなかったかのごとく自分を褒め称えています。

自分がどんな位置にあって、その中で今回のオリンピックで自分が何を期待され、結果自分は試合で何をしたのか。

日本代表として。

しかも、金メダルを期待されている中で。

オリンピックが他の競技会と違うのは、国を代表して臨む大会だからです。国同士の競い合いだからです。だから応援や歓声も普段とは違う、規模が大きく強烈で、だから選手たちはオリンピックは特別、というんです。日頃国なんか背負ってませんからね。

これは否応なしであって、仕方ないことなんです。

彼女の試合後の話の中には、こういったオリンピック出場者として前提となる厳しさが感じられません。

勿論、「メダルと言う形では、恩返しできなかった」「結果としては良くなかったが」とは言っていますが、「自分がやろうとしていたことが出来て、バンクーバーのリベンジが出来て良かった」という気持ちで一杯のようで、6位に終わったという結果に対する競技者としての反省が微塵も感じられません。

私は演技の出来は良いんです。メダルが取れなくてもいいんです。

でも、その結果に終わってしまったことにしっかり向き合っているか、それについてどう考えるのか、自分自身の不甲斐なさ(そもそも、この結果に不甲斐いと感じているのかどうか…) に正面に向き合っているのかどうか。

彼女の言葉には、この結果から、このオリンピックと言う舞台で、大失敗をしたことから逃げたい、よく頑張った「真央ちゃん」でいたい、そういう思いが伝わってきて、今の彼女は非常に醜いです。

私は非常に不愉快で気分が悪いです。

高橋選手は怪我で万全ではないから仕方ないのに、このオリンピックの結果に不甲斐なさを感じているのが伝わってくるのとは雲泥の差です。

ジャンプの高梨沙羅選手は、シーズン敵なしでほぼ金メダルは手中にあると世界中の人たちが思っていたのではないでしょうか。まあ、ソチのジャンプ台への対応でどうかな、と言う向きもありましたが、金メダルとって当たり前、選手間でもその位の感覚はあったかもしれません。

にもかかわらず、彼女はメダルすら取れなかった。

神様はなんと惨いことをするのだろう、と思ったものです。

高梨選手のその直後の様子は、皆さん知っていると思いますが、「ごめんなさい」っていっていたようですね… 土産も買わず帰国したそうです。日頃から人一倍先輩やら周りの人たちへの感謝を口にしていた彼女なので、本当に可哀想でなりません。でも、これで彼女はオリンピックで勝つということ、負けると言うことの重さを知ったはずで、次季オリンピックでは一周りも二周りも大きくなっていることでしょうね。

それにひきかえ浅田真央の馬鹿さと言ったら…

幼稚で稚拙。

結局、この娘、「真央ちゃん」から成長していなかったということです。

ジャッジスコアーを見てください。

上位の選手は皆ジャンプに加点をもらっています。つまり、質の良いハイレベルのジャンプをしてるんです。浅田真央は、競技者であれば人生をかけて拘るメダル、順位、出来そっちのけで、自分がやりたかったジャンプ全部飛んだぁ~、って言って喜んでいますが、オリンピックでは上位は皆レベルの高いところで技を競い合い、失敗など一つも許されないぎりぎりの中で「戦っている」んですよ。

リプニツカヤ選手は私の予想通り?!若さからか、失敗してしまいましたが、彼女の落胆ぶりから、国の期待、皆の期待を一身に感じ、オリンピックの重圧を正面から感じ取っていたんだなあ、と思います。それでも彼女は200.57の5位でした。フリーは6位でしたが、135.34というのは、今季浅田真央の精一杯のフリーの得点ですよね。

浅田真央はこのオリンピックで、あたかもショートプログラムなんかなかったのようにフリーでの自分の演技を賞賛していますが、そのフリーの演技にしたってご覧の惨状。そういった現実に向き合えず、逃げている。多分無意識に。

恐らく選手の中には、浅田真央が3A跳ぼうがいくつ3回転跳ぼうが、その質の低さから評価していない人多いような気がします。勿論それが出来るということはすごいことなので質は別にして賞賛している人はいます。しかし、じゃあ、それ以外のプログラムコンポーネンツはどうかと言えば、これも点が伸びていません。実際今季の彼女の演技は見ていて詰らない。型にはまっていて、プログラムへの即興性がない。だから振りが本来持つリアルな熱気と言うものが感じられません。ジャッジはよく見ていると思います。ただ、金メダルのソトニコワの演技はそんなに良いとは思いませんが…

浅田真央には、もう少し時間が経ってきてからでも自分の愚かさに気がついてくれることを望んでいますが、彼女にとってオリンピックってなんだったんだろうか、と思います。出て当たり前。で、後は自分がやりたいことをやれれば勝ち負けなんて興味ない。ショートでぜんぜん駄目でも、フリーでやりたいことできたからオッケー。笑

もしかしたら昔からそうだったのかもしれません。バンクーバーはタラソワやプログラムに引っ張ってもらっていただけでね。

 

つくづく思いました。

 

勝ち負けに拘らない、拘れないアスリートほど食えないものはない。

 

そして、

そんな奴オリンピックに要らない。

他の選手に失礼なだけ。

 

で、そんな選手を褒め称えるこどもの国ニッポン。

 

恥ずかしい…

 

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

この記事のトラックバック用URL

http://gutsy.lolipop.jp/blog/wp-trackback.php?p=6062

63 Comments

  1. しそのは says:

    選手は反省しているに決まっていることでしょう。表向きの言動だけをとらえて行間を読めない、どれほどの千里眼をお持ちかは存じませんが自分の価値観だけで選手の演技を判断し、表面的なところでしか世の中を見聞きできないあなたこそ、恥ずかしいです。自分は人とは違うという選民意識にあふれ、世間に反省をうながすというのは、世間とは違う意見をだせるという自分に酔っているだけでしょう。ただ、ジャッジに見る目があると言ってしまえるところが、お人よしな日本人という感じがして笑えました。どの分野でも政治が働いてます、もちろんスポーツでも。メダルがとれないのは選手だけの責任ではありません。それに沢山の称賛の声があがっている事実からは目をそらすのも、選民意識からくるものだと思います。その称賛の声に怒りを覚えてしまったのだとしたら、それはご自分の中にある何かしらの心の問題であり、それを選手に当たるのは単なる八つ当たりだと思います。

  2. いおりん says:

    国税を使ってオリンピックの選手として派遣され、結果としてメダルが取れなかった事。彼女の言動を見て、全くその意味もわかってないじゃないか!と憤っていらっしゃるのだなぁと、思いつつ読んでおりました。
    連戦による腰痛悪化、全日本の時にも其れは伺い知れましたが、実際彼女が練習できたのは1月も半ば過ぎとか。(けして彼女はそれを言いませんが)
    今回、SPがこういう結果に終わってしまったこと、一番彼女自身が悔しいのだと思っています。あれだけのマスコミが大きく騒ぎ立てること、「浅田真央」から逃げられないこと、背負ってるものも彼女は十分わかって、望んだオリンピックです。
    ジャンプの質についても、彼女はその改善に取り組み、スケーティングにしても世界選手権のゴールドメダリストという立場であっても、一から、見直し、作り上げてきた四年間です。
    何が足りないか、何が必要か、きちんと取り組んで、金メダルの為に積み上げてきた彼女。私は彼女が、自覚がないとは思いません。
    個人的に、一番頭にくるのは、日本スケート連盟が、きちんと選手を守ってこなかったこと。
    彼女の戦績、才能、人気にあぐらをかき、その真面目に取り組む姿勢につけ入り、ISUの顔色を伺い、彼女ら、日本の人気選手を酷使し、金儲けの道具に使ってきたこと。それが、間違いだと思っています。メンタルケアの件にしてもしかり、万全の体制で、彼女らをオリンピックへ送らなかった。金がとれた伊藤みどりが、銀になってしまった当時と、大きく問題は変わってないのです。彼女を攻める前に、できればその件をまず先に、憤っていただきたいと思って、生意気にもコメントしました。でも、色んな意見が出るのは仕方のないことです。ただ、表面だけを見て判断をしないでくださいと、思います。

  3. ふら says:

    同じ物を見て、どういう感想を持つかは人それぞれだとは思います。
    ブログ主様と同じ意見の人もたくさんいるでしょうね。
    ですが私は浅田選手のフリーには感動したし、フリーに関しては浅田選手が一番素晴らしかったと思います。

    >もしかしたら昔からそうだったのかもしれません。バンクーバーはタラソワやプログラムに引っ張ってもらっていただけでね。

    そのタラソワがロシアの解説で声を震わせながら「ありがとうありがとう」と浅田選手を称賛していますよ。

    私が馬鹿でこどもの国の人間だとしても、結果でしか全てを測れないブログ主さまより、
    いろんなものを犠牲にして努力をしてきた浅田選手の方が人として素晴らしいと思います。

    ついでにいうなら銀メダルのキムヨナの演技もそこまで素晴らしい演技だとは思えません。
    彼女のピークはバンクーバーだったなと。
    彼女はジャッジシステムによって持ち上げられた人。
    それなのに今になってメダルの行方でジャッジがどうだとゴタゴタしてるのを見てると、それに日本選手が巻き込まれなくて良かったなとすら思います。
    もうとっくにフィギュアスケートはスポーツとして崩壊してるんですよ。

  4. かや says:

    こんにちは。色々同意です。そして、真央ちゃんでいてほしいというファンの期待もよくわかって応えてくれてると思います。バンクーバーで自らミスしたFSへの心残りをはらす目的が達成されたのが本人にとってなによりなのは伝わってきます。

    彼女がもってるなと思うのは全滅して叩かれることにはならないことですかね。そして髙橋選手に関してはそこまできついなら、全日本の時点で代表辞退できたのでは?と思います。しかし彼も発言でしめれる強さがあるので、やはりもってるな、と。羽生選手は金までとったのに、あの[子どもがイメージする大人]の受け応えを実践するせいで、いまいちテレビ受けしないし、で。需要と供給の図もよくみえます。話ずれましたが、次世代からはスポーツと教養が求められる世代が始まりそうですね。

  5. gutsy says:

    いおりんさん
    私はお金のことは一言も言っていないです。
    結果に対してもメダルに対しても責めてはいませんよ。
    連盟、業界のことは何も書いていません。
    少なくとも「直後のインタビュー」で他の選手が語ることと違うと感じました。
    勿論彼女は頑張った。いろんなものを背負って。
    でも、だからと言って、オリンピック6位で終わった自分に対しては、やはり、まずは正面から語れる選手であってほしいと思ってこの記事を書きました。
    いおりんさんが書かれていることがあってもです。
    あれだけの選手が6位で終わって英雄なんて、100分の1の差で4位で終わって悔し涙を流した他の話題にもならに選手に申し訳ないと思いませんか?

    本当は周りが騒ぎですが、本人にもその辺感じてもらえたらと思ったんですがね…

    多くの人に読んでもらうために、ちょっと刺激的なタイトルつけましたが、私が言いたいことはそういうことです。
    オリンピックは「可哀想な真央ちゃん」だけで回っているのではないですから。
    こういう内容を書くとよく読まないでお前は馬鹿だと言うコメント多いだろうなあ、と想像していました。

    解ってもらえないですかね…

  6. gutsy says:

    しそのはさん
    メダルを取れなかったことは責めていません。
    よく読んでください。
    ジャッジの政治的な話は聞きますが、私はその辺の情報を知る立場にないので、ISUのジャッジを見て判断しています。
    あれは八百長なんですか?
    では本当の順位を教えてください。

    あなたの文からも選民意識を感じます。

  7. gutsy says:

    かやさん
    ありがとうございます。
    皆さん色々あるのは分かってはいたんですが、こういうことは色々あるよね.. では伝わらないことなので、そういったことあえて無視して書きました。
    私はアイドル「真央ちゃん」には全く興味ないので、余計厳しくこうしなさい!と思うんでしょうね。
    ですから、羽生選手は好きです。彼は素晴らしい。

    >次世代からはスポーツと教養が求められる世代が始まりそうですね。
    本当に、そう思います。

  8. gutsy says:

    ふらさん
    演技の内容の評価に関してはそれぞれ意見があると思いますので、いいのかなあ、と思います。
    他の選手の演技も得点ほどの物か疑問もあります。
    タラソワがそんなに感動してくれたのなら、それはそれで良かったですね。彼女に恩返しが出来た。

    フリーの得点の差はジャンプの出来の差かと思います。
    見ていて綺麗だな、と思ったジャンプは得点高いです。グレイシー・ゴールドなんかジャンプ綺麗でした。
    浅田選手のジャンプはいつも回転不足気味で、他の選手のような見ていて綺麗と思わせるようなものではありません。
    フィギュア・スケートの演技は見ていて何となく全体としてよかった、感動した、と言うのもいいんですが、やはりスポーツなので、技の質の向上といった場合、何となく感動しただけではないと思うように最近なりました。

    浅田選手はそういった技を磨き上げる事に関しては、現代の他のトップの選手から大きく遅れを採ったと言わざるを得ないと思います。

    それは演技に感動することとは別の話です。

    キムチには興味ありません。

    >もうとっくにフィギュアスケートはスポーツとして崩壊してるんですよ。
    私もそう思っています。

  9. takkin says:

    う~ん…良くわからないのですが、それではあなたはあの場で浅田選手がどうすることが正解だと考えているのでしょうか?大号泣して、インタビュアーの足元に崩れ落ち
    「せっかく代表に選んでもらったのにメダルの一つも取れなくて、日本国民の皆様に顔向けできません!腹を切って死にます!」
    とでも泣き喚けば満足なんでしょうか?
    でもどうなんでしょう。そんな受け答え、TV的にも世間一般の方々も求めていないと思いますけどね。
    僕は本人でも近しい人間でもないので、本当の彼女の心情はわかりませんが、あの対応は一番正しかったんじゃないでしょうか。実際、多くの視聴者は感動したんですから。もしかしたら頭の良い彼女の、『空気を読んで』の対応かもしれませんよ?

    オリンピックは国威発揚の場ではあるかもしれませんが、余裕なく、それ一辺倒にしてしまったら逆にこちらも楽しめませんよ。彼の国のように。

  10. いおりん says:

    gutsyさんへ

    お金の件は、(国税の件ですね)それは、私が思ってることです。(うまく伝わらなくてごめんなさい)おっしゃってないのは十分わかってます。ただ、、代表に選ばれることは、本当に物凄い重いことということです。
    今回、SPの結果が出たとき、旦那さんと話していた事は、真央の前の点数が、十分真央が1位を取れる圏内だっったにもかかわらず、彼女が、自分でそれを掴むことができなかった。ということも話してました。
    最終的に競技が終わった時点で、個人的に思ったのは、「あと1年」欲しかったかも。。。とも思っています。
    佐藤先生が、無意識の状態でもそれができるほど刷り込まれる事を大切にしているというお話を読んだ覚えがあるのですが、結果的に多分どうあがいても1年足りなかったのだろうなぁと。4年では、急ぎすぎであった為、体の方にも、心の方にも無理が出てきてしまったのじゃないだろうかと思っています。まぁ、でも、彼女にとってはやってみなくてはわからないことと。

    感想云々に関しては、彼女が、金を取れなくて、申し訳ないとも言ってたと、思っています。
    不甲斐ないSP、もう届かないメダル。せめて恩返しの形で、自分が滑りたかったものを滑って、伝えたいという感じだったかと。

    実際、FPを観てて私も感動しました。
    一番お気に入りは、国別の時ですけど。勢いとか、メリハリとか考えると。

    個人的には、彼女の点数が呼び水になって、どんどんトップ選手が連発する140点台は、ちょっと、何とも言えませんでした。

    マスコミの質問や、騒ぎ方、ドラマへの仕立て方?等が逆に、どうだろうかなぁと思って聞いてました。

    ただ今回の解説云々を聞いていると、女子に関しては、難しいものをチャレンジするより、ジャンプは、スピードがある入と着氷の流れに大きな加点がつくということ。

    そこを目指して彼女も対策をしてきたけれども、順番的に抑えられたかなぁと。

    gutsy参加、浅田選手を愛していて、だからこそ、憤慨しているのも、よくわかります。そう言う意見も大切だなぁって思ってます。こういう話ができるのも嬉しく思っています。ありがとうございました。

  11. joe says:

    あの、何をそんなに怒っているんですか?点数でその人の演技の評価をしているんだったら言ってることに説得力がないんですが。ジャッジの人達はプロでもなんでもないですよね、高名な選手だったわけでもなく、マニュアルはありますが、あきらかに主観でジャッジしてるんだから、点数を見て上位選手は加点をもらってるのにとか、おかしいと思います。ルールがあっての競技だけれど、採点競技の場合、どれだけ自分の心に響いたかでいいんじゃないですか?それでは試合にはならないと言われそうですが、採点競技はだから難しいんだと思います。

    自分は、選手の皆さんは国の代表ではあるけど、国を背負う必要はないと思っています。
    浅田選手の演技は浅田選手のものだと思います。応援する人達は一緒になって夢をみさせてもらってるのだと思います。 

  12. gutsy says:

    joeさん
    採点競技だからジャッジなど関係なく、見る人の主観でいい、なんて、軽々しく言わないほうが良いと思います。
    選手はみんな、100分の1点を積み重ね、自己ベストの更新を励みに苦しい練習をしてきているわけですから。

    フィギュアスケートを大切に思うのであれば、色々怪しげなことがあるにせよ、ジャッジの点数を軽く見るべきではないと思いますよ。

  13. gutsy says:

    takkinさん
    私が言っているのはフリー直後のインタビューではないです。
    いずれにせよ、号泣して泣き崩れる必要なんてありませんし、ましてや切腹なんて有り得ません。
    そんなこと現代社会では有り得ませんよね。

    国民に謝れとか、そういうことは言っていません。
    まずは、オリンピックでの自身の結果について語ってほしかったんです。
    フリーで挽回したとは言え、他の競技会とは違うオリンピックという舞台で6位で終わった自分に対する厳しさが感じられませんでした。

    インタビュアーの質問にも原因があったんでしょうが…

  14. gutsy says:

    いおりんさん
    ありがとうございます。
    私の拙い文にもかかわらず、理解してくださり感謝しています。

    本当は私も色々ケチをつけるのは気分が悪いんです。
    でも、彼女、これから引退して競技から離れて、社会人として仕事をしていく中で、解説者かコーチか何かはわかりませんが、もしかしたら主婦になったとしても、コマーシャルタレントになったとしても、もうその時はスケートの真央ちゃんではいられなくなります。その時に自分のことを中心にしか語れないようでは苦労するだろうなあ、という老婆心から書き残そうと思ったのです。

    大きなお世話ですが…

    >不甲斐ないSP、もう届かないメダル。せめて恩返しの形で、自分が滑りたかったものを滑って、伝えたいという感じだったかと。

    私も浅田選手はそういう気持ちなんだろうと思いますし、金を取れなくて申し訳ないと思っているとは思います。
    でも私が言っているのはそうではなくて、あなたは金を取れなくて悔しくないのか?と言うことです。オリンピックで6位で終わったことが悔しくないのか、と言うことです。フリーで今季最高の演技をしたとしてもです。逆にだからこそ、ショートの演技が悔しくてならない。

    そういう感じはなかったと思います。

    彼女は自分の思う最高の演技が出来た、しかも今回のオリンピックの演技でバンクーバーのリベンジが出来て悔いなしと言っているんですよね。私としては理解できなかったです。あの程度で?って。あのフリーの演技は、プログラムをこなした程度の物と思っています。記事にも書きましたが、点数も加点は少なく、基礎点並みなんですよ。しかも、3-3は回転不足。あれくらいは1年前に出来ていないといけなかった。1年足らないのは、いおりんさんもおっしゃっていますね。私も以前記事に書きました。

    それに、その辺はジャンプとプログラムコンポーネンツの獲得点数を見れば本人だって評価されていないのは解ると思います。終わったばかりで冷静に見てないのかもしれませんが、それにも関わらず最高の演技が出来た、なんていちゃうのは、本人にそのつもりなくてもジャッジなんかどうでも良い、と言っているようなものです。

    私がジャッジなら、なんだこいつって思いますね。

    そう感じてしまったんです。

    トップ選手の高得点はジャンプの加点によるものですね。
    その度合いはともかく、浅田選手のジャンプよりやはりトップの選手たちのジャンプは見ていて気持ちがよく綺麗で、加点されるのはわかります。少なくとも浅田選手のジャンプより評価したくなるでしょうね。それだけでも私は感動します。

    いおりんさんも書いていらっしゃいますが、浅田選手はジャンプを磨き上げることが出来ませんでした。他のトップ選手にそこで遅れをとった。メダル候補じゃない選手でも浅田選手より明らかに綺麗でハイレベルなジャンプを跳ぶ人は多いです。勿論スピンもステップもレベルとってます。

    浅田選手が、国内で3A出来た、出来ない、自分の最高の演技がどうのこうのと言っている間に、世界の女子フィギュアのレベルは上がっていました。
    ただ浅田選手はその持っている才能で生き残っていますが、日本女子のレベルは世界的にそれほど高くないと言うことがこのオリンピックでわかったかな、って思いました。

    ジャッジに関しては、色々怪しげなことはありますが、結局は技に対する基礎点とその評価、それ以外の「何かいい感じ」評価?笑 の合計で、それによってフィギュアスケートと言う競技がスポーツとされるんだと思いますので、ジャッジの点は尊重していかないと駄目だと思うように最近なりました。

    男子陣だってどれだけ4回転に皆命をかけているか、です。

    もう一つ記事書いて、フィギュアスケートに関する記事は終わりのつもりでいます。
    そのつもりで今回書きました。

    長文失礼しました。
    ありがとうございました。

  15. てる says:

    浅田選手はオリンピックを嘗めてはいなかっと思いますよ。
    嘗めてたら、あんなに緊張しなかったでしょう。
    ただ、オリンピックでのメダルや順位をバンクーバーの頃から重要視してなかったとは思います。
    昔から彼女の口癖は、パーフェクトな演技でしたから。
    順位に拘りを持ってない人をオリンピック選手に選んだのはスケ連です。
    あなたの怒りはスケ連にむけた方が良いですよ。

    今回のオリンピックで彼女がメダルを取れると本気で思ってた人は少ないと思います。
    特に金メダルは。
    最近のオリンピックは、ただスピードを競うモノは別にして
    どう考えても政治が絡んでますからね。
    6位入賞で良いのでは。一応日本女子フィギュア選手では最高位ですよ。

    こいつ、馬鹿、幼稚、稚拙等の言葉は大人として使うべきではないと思いますし、
    これらの言葉を使用したあなたが、浅田選手を幼稚と言うのは矛盾してるのでは。

  16. kirara says:

    オリンピックの結果について語っていたじゃないですか。良い結果ではなかったと。だから世界選手権でショート、フリー含めて良い演技をしたいといったんでしょう。浅田選手は元々「良い演技をしたい」としか言ってませんよ。ソチではバンクーバーのフリーを巻き返すような演技がしたかった。それがソチでの目標だったんだと思います。某テレビに出演したときに、バンクーバーとソチ合わせて最高の演技が出来たということを言っていました。
    オリンピックは特別な舞台だからこそ予想外のことが起こってしまうんではないですか。そこからきっちり挽回してみせた浅田選手は本当にすごいです。メダルはなかったけど、多くの感動をくれました。それでいいではないですか。何を目くじら立てて怒ってらっしゃるのかよく分かりません。結局メダルがないからダメということ?反省はショートの後にたくさんしたと思います。だからフリーで挽回出来たんです。いちいち口に出して言う必要ありません。演技でやってみせる方がかっこいいです。もし大失敗から逃げたかったなら棄権でもしたんじゃないんですか。私は、ショートは残念だったけど歴史に残るフリーを滑りきった浅田選手を誇りに思います。そういう感想は持ってはいけないことですか?
    最後に一つ。結果はどうあれ今まで遊ぶことなく血のにじむような努力を積み重ねてきた選手に対して馬鹿だの幼稚だの言うことはやめてください。あなたの方こそ不愉快で気分が悪いです。だからちゃんと読んでもらえないんでは?タイトルもすっごく不愉快です。きっと、浅田選手のためを思って書いてる部分もあるんでしょうけど、罵倒しているようにしか見えないですね。タイトルやそういった言葉のせいで。

  17. gutsy says:

    てるさん
    わざわざ気に入らない記事にコメントしていただいてご苦労様です。

    浅田選手が実際オリンピックを嘗めているかどうかと言うより、私が見たインタビュー記事から得た印象で、本人の意思とは関係なく、結果として嘗めていることになるなあ、感じたと言うことです。
    ですから、嘗めていたら緊張はしなかった、と言うのとは違います。

    >あなたの怒りはスケ連にむけた方が良いですよ。

    それは一理ありますね。
    でもそれを理由に彼女を選ばないのは不可能だったでしょうね。
    そういった選手がトップにいたことが、今後の日本女子フィギュア発展の足かせにならないことを願っています。

    >今回のオリンピックで彼女がメダルを取れると本気で思ってた人は少ないと思います。特に金メダルは。

    それは何故ですか?

    >最近のオリンピックは、ただスピードを競うモノは別にしてどう考えても政治が絡んでますからね。

    そうなんですか?
    私はそういう情報知らないのですが、ではこのオリンピックで行われたフィギュア・スケート競技で、ジャッジは八百長をしたということですか?全くの茶番だと。具体的に何があったか教えてください。

    >こいつ、馬鹿、幼稚、稚拙等の言葉は大人として使うべきではないと思いますし、これらの言葉を使用したあなたが、浅田選手を幼稚と言うのは矛盾してるのでは。

    私はそうは思いません。

  18. gutsy says:

    kiraraさん
    あまり興奮しないでくださいね。
    確かにタイトルはやりすぎたかなと反省してます。

    あなたの浅田選手を思う気持ち、恐らく多くの浅田ファンの気持ちと思います。
    そういった気持ち、私のような人間の言うことなど気にしないで大切になさってくださいね。

  19. kirara says:

    そうですね。かなり興奮してしまいました。申し訳ないです。ここはgutsyさんのブログですし、私の個人的な感情をぶつけるところではなかったですね。すみませんでした。ただ、言葉にあまりにも腹が立ってしまったので。今度から配慮していただけると嬉しいです。

    最後にと言っといてなんですが、gutsyさんに聞きたいことがあるので、もしよかったら教えてください。gutsyさんは競技者として認められるのは、どのような人だと思うのでしょうか。勝負や結果にこだわらず、審判に逆らってあえて別の道を突き進むような選手は競技者として失格なのでしょうか。

  20. てる says:

    気に入らない記事ではないですよ。
    人それぞれに考え方がありますから。
    ただ、gusty様がコメント欄を設けているので、
    こんな考えもありますとコメントしただけです。

    オリンピックの政治の件ですが、フィギュアに八百長があるとかではなく、
    オリンピック競技全体に関してです。
    わたし、八百長があるなんて書いてませんよね。
    男子スキージャンプで日本が強くなったらルールが変更されたと言う話を知りませんか?
    (板を欧米人の体型に合わせた規定になったとか)
    ノルディックやモーグルも。
    そもそも、冬季オリンピックっておかしいですよね。
    南半球の人にとっては夏ですから。
    北半球の欧米人のためのオリンピックとしか思えないです。
    だから、政治が絡んでると思えるんです。
    私には、今回キムヨナ選手が金メダルを取れるとも思えませんでした。

    gusty様が浅田選手の今後を考えての事だと言うのは、他の方への回答でわかりました。

    個人のブログなので、言葉使いにまでに口出すなと言われれはそれまでですが、
    浅田選手を思っての記事なら、やはり多くの人が目を通すので、公開するのであれば言葉を選んで欲しかったです。

    回答いただき、ありがとうございました。

  21. gutsy says:

    てるさん
    お返事ありがとうございます。
    ジャンプは確かにそうですね。
    オリンピックのことをおっしゃってましたね。失礼しました。
    腹立たしいですが、スポーツが金になるのは、組織があって大会をやって、それを見る人がいるからですよね。
    で、組織あるところ政治ありで、ろくなことにはならないと言うのは常識で。
    だから、実はスポーツの世界ほど組織の力、政治の力が働いているんだと思っています。
    だからスポーツ選手は組織に対し強くなれない、のかもしれませんね…

    言葉遣いは、正直な悩みました。
    自分でも読み返して嫌だなって思うとこあります。
    でも今回は挑戦的に悪者で行こうと決めたのでこうなりました。

    ただ浅田選手を取り巻く方たちには大分不快だったかもしれませんね。

  22. gutsy says:

    kiraraさん
    競技にはそれぞれルールがあって、その制約の中で、速く、高く、遠くへ、を如何に実現するのかが技術、技だと思うんです。
    共通の制約の中から生まれたからこそ、技って、美しく感じるし、尊いですし、尊敬もできる。

    スポーツには必ずルールがありますよね。
    野球もルールがあるから野球と言うスポーツになりますが、そのルールがなく勝手にやっていたらそれは野球と言うスポーツではなく、単なる球遊びです。遊びには技術も何も求められません。皆それぞれがやりたいことを楽しめいいんですから。「自分のやりたいことが出来たので良かった。」それでいいんだと思います。自分が満足すればいい。
    でも遊びでどんなに速い球を投げていても、野球と言う競技の中で、ピッチャーとしてマウンドに立ちバッターと対峙し、決められたストライクゾーンでバッターを討ち取っていくのとは、全く別物ですよね。どんなに球が速くても、ボールばかりではファーボールですし、ストライクばかりでは打たれますし。だからこそ、ピッチャーにはピッチングのいろんな技術があるわけですよね。で、その技術を見て私たちは感動する。だから勝負て面白いんです。だからそれを見るために金を出す。

    もし、その試合が負けて、試合後のインタビューで、そのピッチャーが、「俺は自分の思う最高の球を投げたから満足だ、悔いはない。俺にとっては勝ち負けなんて関係ねぇ」なんてことばかり言っていたら、まずピッチャーとして認められませんし、チームとしてもその内このピッチャーはクビでしょうね。

    kiraraさんの回答にはなっているかどうかわかりませんが、

    >勝負や結果にこだわらず、審判に逆らってあえて別の道を突き進むような選手は競技者として失格なのでしょうか。

    と問われれば、失格なんだと思います。ルールあっての競技ですから。
    ただ、競技の世界ではその人が求めるものがないのであれば、それをいかせる別の道を進めばよいのであって、その選手を否定することではないとは思います。

    でもそういう人は競技の世界で頂点を極めたと、自他共に認められた人に許されることと思います。

    こんなんで、お許しください。

  23. BM says:

    はじめまして。
    gutsyさまの浅田選手に対する思いと読者の受け取り方の違いは
    上のコメのやり取りで十分かと思いますので。1点だけ。
    結びの文が気になりましたので・・・

    >で、そんな選手を褒め称えるこどもの国ニッポン。

    >恥ずかしい…

    「こどもの国ニッポン」~この言葉については、違和感を持ちました。
    ヌルイ・・・と言われようが日本が、溺れている犬は棒で叩け、とばかりに
    「金メダルを取らせるために税金を払っているのに転倒するとは。いっそ死んでくれ」
    「帰国せずそのまま黒海で飛び降り自殺しろ」
    ・・・なんてアスリートを罵倒する国でなく、寛容を持った国で良かったと思ってます。

    SPは残念ながら最悪の展開になってしまったけれど、
    FPに関してはこのプログラムでは最高の演技でした。
    (gutsyさまは基礎点と変わらない~あるいはコンペに出る限り、出来て当たり前、というお考えかもしれません)
    SP翌朝の公式練習の画像での憔悴した浅田選手の表情は棄権しても不思議でないと、私は思いました。
    そこから数時間後、女子の中では最高レベルの構成プロを成し遂げた。
    人はいつでもやり直すことが出来るのだ、ということも教えてもらった気がしました。
    また浅田選手自身も(仮に引退しても)前を向いて自己否定せずに(反省はあっても)これからの人生を歩んでくれるだろうと安堵しました。
    ・・・gutsyさまには、私が恥ずかしい精神性のニッポン人に映ったら、ご容赦ください・・・

    またgutsyさまのコメを拝見すると、以下のような戸惑いや迷いがみられますね。
    「解ってもらえないですかね…」
    「インタビュアーの質問にも原因があったんでしょうが…」
    「>もうとっくにフィギュアスケートはスポーツとして崩壊してるんですよ。
    私もそう思っています。」
    「フィギュアスケートを大切に思うのであれば、色々怪しげなことがあるにせよ、ジャッジの点数を軽く見るべきではないと思いますよ。」

    次の記事でフィギュアに関しては書き納められるとのこと、
    ゆっくり書かれることをおすすめいたします。
    多分こうやって一つ一つコメ返しされるのも消耗されると思いますので・・・

  24. tonton says:

    タイトルについてはあまり愉快なものではありませんが、お考えについては否定するつもりはありません。それぞれだと思います。
    ただひとつ、スコアについてですが、ご存知かもしれませんが、熱心なファンの間では、それが本当に選手の力量を表しているか大いに疑問に思っております。例えばpcsはソトニコワ選手、リプニツカヤ選手はここ数カ月で急騰しています。リプニツカヤ選手のそれについては解説をしておられる本田さんも「驚いた」とおっしゃています。技の出来栄えは試合によって違いますが、音楽の解釈、スケートのスキル、振り付け、つなぎ、そのような要素が試合によって、審判によって、また短期間で大きく上下するのは、普通に考えて不自然というか、その採点がどこまで正確に客観的に判断されたものか疑問を感じざるを得ません。
    加点については、同じ演技でもマイナス3からプラス3まで差がつくこともあります。そこまでではなくても、プラス2をつける審判とマイナス1をつける審判が同時にいます。同じジャンプ、同じスピンにそこまで差がつくのは、審判の質が均一ではない、または個人的な意志が採点に働いていると思われます。アシュリー・ワグナー選手は採点の不透明さを指摘しました。

    八百長というのとはまた違った、国同士の力関係や思惑のようなものが大いに採点に関係していると思われます。
    多くの人が浅田選手のステップ、エッジワーク、スピンについて高く評価しています。また本田さん他の専門家も、浅田選手の滑りもジャンプもバンクーバーに比べて格段に上達しているとおっしゃっています。でも点数にはあまりつながっていません。
    キムヨナ選手はバッククロスの回数がとても多いです。荒川さんは、バッククロスの少ない選手が上手な選手と本に書かれているそうですが、これも点数とは矛盾します。実際キムヨナ選手の足元をしっかり見ていると、とても物足りません。

    gutsyさんが採点にどこまで詳しいのかわからないですし、私もそんなに詳細がわかるわけではありません。でも、リプニツカヤ選手の今回の点数は昨年のグランプリファイナルでは確実に出なかった数字です。そのころと今と、大きく違うところがあるとは思えない。ここで上がったのは、ロシアでオリンピックが開催されたからだと考えるのが自然だと思うのですが。

    浅田選手も他の選手も皆、技術の向上を目指し、点数を上げるために努力しています。それは間違いないです。でも、その評価は選手によって、その時の状況によって、平等になされているとは感じられません。だとすれば最終的に何をモチベーションにするか、それは自分の達成感しかないと思うのです。実際、自分の感覚と点数の差に戸惑っている選手の様子を見かけることが多くないですか?
    勝つことだけににこだわり過ぎては、続けていく意味を見いだせない選手が沢山出てくると思います。
    フィギュアスケートの採点方法には多くの問題があると思います。

    浅田選手の失敗については批判を受けるのも仕方ありませんが、スコアについては努力すれば出る、もっといえば良いものが必ず評価される採点とはなっていないと思います。それで浅田選手が勝つための努力をしていないように言われるのは大変不愉快です。また、今シーズンの彼女の演技をつまらない、熱気がないと思われるのはgutsyさんの感じ方であり、それと全く違う感想を持っている人もおそらくたくさんいるだろうと思います。ショートの美しさ、滑らかさ、フリーの曲に負けない力強さ、どちらも浅田選手だからこそ作り上げられたものだと思っています。

    長々失礼いたしました。

  25. ぬこタクシー says:

    あなたは気に入らないのは、お気に入りの選手を差し置いて
    真央が主役になってしまったことなのではないですか?
    メダルをとっていないというのに。

    でも仕方ないです。
    あの状況であのような素晴らしい演技でしたから。

    ナンダカンダ言っても「スター」なんですよ、彼女。
    全部もっていってしまった。

    そういう思いなぞ無いのでしたら
    ごめんなさいです。

  26. kirara says:

    お返事ありがとうございいます。
    gutsyさんが浅田選手に求めているものというか、失望した点というか、なんとなく理解出来ました。そして、なぜ審判は浅田選手を評価しないのか、といつも思っていたわけですが、ちょっとすっきりしました。浅田選手はやりたいことをやる前にもっと競技としてのフィギュアスケートをすべきなのでしょうね。そうして頂点に立ってからやることに意味があるのですね。確かにそういう点でいえば今回の浅田選手のコメントはちょっと違うのかもしれません。
    浅田選手はおそらく全選手の中でただ一人、自分のやりたい演技をしました。競技の道を外れた彼女はオリンピックにふさわしくなかったのかもしれない。でも、私はそういう人が一人くらいいたっていいかなって思います。みんな競技者じゃおもしろくないなと。これはファンの勝手な思いですが、そういった多くのファンの思いを体現しようとしてくれたのかな、と想像しています。
    色々と丁寧に回答して下さってありがとうございます。

  27. gutsy says:

    BMさん
    コメントありがとうございます。
    ご心配頂き恐縮です。
    今回は、建設的なコメントにはなるべく答えようとは思っていますので。

    おっしゃるとおり、浅田選手のフリーの演技はこのプロの最高の演技でした。
    でも、浅田選手の最高の演技ではないと思います。
    彼女はもっと出来るはずです。

    ですから、
    >女子の中では最高レベルの構成プロを成し遂げた。
    と言っても、3-3は回転不足ですし。
    それで悔いなしといわれてもなぁ~、と言う感じです。
    他の選手は3Aはないけど3-3は完璧に跳んでます。
    それって評価されないんでしょうか?
    ま、ジャッジには評価されてますが。

    本当に、あの状況でのあの演技ですから、本人も興奮するのは解ります。
    私も良くやった、と思います。神がかっています。

    でも浅田選手はあれくらい出来る選手だったはずで、逆に何故ショートで失敗したのか分析する必要があると思います。アスリートであれば当然ですよね。失敗したほうの原因を分析してそれを克服しようとするのは当然です。羽生選手もフリーの緊張を直ぐ分析していました。当然だと思います。

    でも、今回浅田選手に今のところそれがないのは、もうこれで終わりと思っているからなんだろうなあ、と思います。

    こどもの国ニッポンというのは、選手の事情ばかりに寄り添って感情的になるのではなく、もうちょっと冷静になって、客観的に見ることが出来ないこの状況を憂えたものです。

    特にフィギュアスケート、浅田真央周辺はそんな感じなので、子供っぽいと感じています。

    >またgutsyさまのコメを拝見すると、以下のような戸惑いや迷いがみられますね。

    これは迷いとか戸惑いではなく、基本的に私が思っていることです。
    でも今回の記事を書く上でそういったことは、無視して書いています。
    そうしないと焦点がぼけるのでそうしました。

    私の記事なんてもう読む人いないでしょうね。笑

    ありがとうございました。

  28. tonton says:

    先ほどはタイトルからこちらのブログを初めて拝見し、長々失礼いたしました。
    過去のエントリーを幾つか拝見させていただきました。フィギュアスケートも浅田選手についても、
    長く見守っていらっしゃったんですね。大変失礼いたしました。

    ただスコアについては、やはり私は意図的なものをどうしても感じてしまうし、選手の演技や力を
    きちんと表しているとはどうしても思えません。
    全日本の鈴木選手の得点などは、浅田選手のモチベーションを下げたいためのもののようにさえ
    思えました。浅田選手のジャンプの質について触れておられましたが、それならば鈴木選手の
    ジャンプは?助走も長く決して高いとは言えません。でも、いきなりあの点数ですよ。

    何をやれば点数が上がり、勝てるのか。迷いが出てしまったのと腰痛とがシーズン後半に重なり、
    あまり表情がさえない日が続いていたのでは、と思っています。

    今回のフリーでも、メダリストだけでなく鈴木選手も村上選手も回転不足を一つも取られていません。
    転んだり着氷が乱れたにも関わらず。浅田選手だけは基準が違うような気がしてなりません。

  29. gutsy says:

    tontonさん

    コメントありがとうございます。
    おっしゃっているジャッジの件については私も散々調べ、悩み、憤り、訴えたことか・・
    でもそうやってジャッジを見、フィギュアスケートを見ても、何も得るものはありません。
    私の中では、ジャッジの事情にどんなに詳しくなったところで、そこにどんなに問題があって、おかしいと訴えたところで、それはもう意味を成さないです。

    それは、結局選手はこの組織の中で生きていかなければならないからです。
    周りの素人が中途半端な理解を示したところで、何にもなりません。かえって選手を迷わせるだけなのかもしれません。もし本当に選手のことをお思いなら、大きな運動を起こし、ファンの力で組織を動かしてください。

    皆さんで現在のスケート連盟とは違う組織をつくり、ISUとは違う競技会を開催して、公平な試合を選手に提供してあげてください。

    それが出来ないのなら、残念ですがあなたのおっしゃっていることは、事実であっても、何も生み出さない、自己満足にしかなりません。

    私は、フィギュア・スケートをスポーツとして楽しむため、ジャッジスコアーで判断する選択をしています。

    そして現に選手たちはそういう世界で戦っています。

  30. gutsy says:

    ぬこタクシーさん
    私のお気に入りは、浅田選手です。
    他の記事読んでください。

    確かに彼女はスターです。
    良くも悪くも。

  31. paddy says:

    ブログ主様へ

    >浅田選手が、国内で3A出来た、出来ない、自分の最高の演技がどうのこうのと言っている間に、世界の女子フィギュアのレベルは上がっていました。
    ただ浅田選手はその持っている才能で生き残っていますが、日本女子のレベルは世界的にそれほど高くないと言うことがこのオリンピックでわかったかな、って思いました。

    それでは、以下の女子シングルの結果はどのようにお考えになりますか?
    http://ja.wikipedia.org/wiki/2013/2014_ISU%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AB

    浅田真央は昨年の12月迄は世界のトップに君臨していました。
    国内だけでチヤホヤされていたのでは無いのですよ。

    ブログ主様は日頃からフィギュア観戦を嗜んで来た方とはとても思いません。
    フィギュアスケートはスポーツを離れて政治となっています。
    だのに、日本スケ連は彼女を守らないばかりか、その地位から引きずりおろすようなことばかりをしていました。

  32. gutsy says:

    tontonさん
    先ほど最初のコメントに返信しました。
    ジャッジについては、私も悩みました。
    それについては先の返信のとおりです。

    ジャンプは私はジャッジじゃないのでわかりませんが、って当たり前ですが、どうもやっぱり演技の中での流れとスピード、それにジャッジに安定感を与える迷いのないジャンプは加点されやすいようですね…
    あと、印象ですが、着氷のとき下りた足がまっすぐポンと着氷するかどうか、足首が曲がって何とか回転不足になりませんでした、ではなく、180度真っ直ぐでポンと着氷しているのは加点が多いようです。

    浅田選手の着氷は、全て着氷の時足首がねじれ気味です。ランディングの方向にも寄るんでしょうが、180度真っ直ぐでポンと着氷するようなものはないです。それの印象が悪いのかもしれません。逆に3連続の2回転の箇所なんかは回転不足に見えますが、ジャッジはそうなっていません。加点は少ないです。
    上位の加点の多いジャンプは180度真っ直ぐでポンと着氷するのが多いような気がします。

    鈴木選手のフリーもポンと着氷したのは若干ですが加点が多いような感じですかね…
    ちなみに私は今季の鈴木選手のプログラム、SP、FPともに好きです。
    点数が低いですが、私的には、浅田選手のFPよりいい演技だったと思います。ラヴリーな感じで。
    SPも彼女の女性らしいしなやかで可憐な部分が出ていて最高です。

    ジャンプはグレイシー・ゴールドが綺麗で加点も多いので何が違うか比べて見るのもいいかもしれません。

    でも疑い始めるときりがないですから…

  33. tonton says:

    お返事ありがとうございます。スポーツとして楽しむため、ですね。
    そうですね、スポーツとして楽しむには、今のルールとジャッジを受け入れるか、
    ルールとジャッジが変わるか、どちらかしかないかもしれません。
    私は後者を望みますが、途方もなく困難な問題ですね。

    また、たしかに勝ち負けにこだわらないのであれば、競技にこだわらずとも、
    プロの世界でもいいのかもしれません。

    私よりも遥かに浅田選手に期待し、その分失望したということかもしれませんね。
    …というよりも、どのような姿を期待するかが違っているのでしょうか。

    ただ、浅田選手が現組織の中で結果を出すための努力を怠っていたとはどうしても思えないのです。
    トリプルアクセルにこだわるといっても、他をおろそかにしていたとは思えません。
    これ以上、何をすれば良かったのか。
    でも、それが点数や順位に表れないなら、努力の意味はない、またはやり方が間違っている、と
    そういう評価でしょうか。

    明け方に度々失礼いたしました。同じ選手をを応援していても、その先に何を求めるかは
    それぞれ違って当たり前ですね。
    それから、未だ発展途上であって、あと一年、二年続けたならば、
    トリプルアクセルも3-3も、もっと高い確率で成功するようになる、と期待する気持ちは
    やはりあります。もっと凄い演技が見られるのではと。
    ただ、どこまで期待していいのか。同じ組織にいても、彼女のルールは人より難しく、
    求められる結果はとても高いところにあるように感じ、心底続けてほしいとも言えません。
    また、身体も悲鳴を上げているようにも思えますし。難しいです。

    ありがとうございました。

  34. gutsy says:

    paddyさん
    記事についてコメントしてください。

  35. ちゅう says:

    メダルという成果は残せなかったですが、競技としても女子フィギュアの将来に浅田選手は大きな貢献をすることなるのではないでしょうか。そうだとすると、日本という国の枠を超えたすごいことをされたと思います。

    浅田選手が金メダルととることを最優先されていたとすると、3Aにこだわるということはなかったと思います。フィギュアがスポーツとしての競技である以上、より高度な技に挑戦したいというのはアスリートとして当然であり、一方で、金メダルを期待する声に応えたいとして、演技構成に無理が出たり、完璧に演技しなければとのあせりから、SPの失敗につながったのではないでしょうか。

    そして、SPの失敗からメダルは無理ということになり、メダルではなく浅田選手が求める競技としてのフィギュアスケートの現時点での完成形を示す形で恩返しをすることとされ、それが実現きたと実感されたからこそ、FSの晴れやかな対応をされたのではないでしょうか。

    特に浅田選手のファンということでもなく、SPの出来からFPも期待していなかったためLIVEではみませんでしたが、LIVEで見なかったことを反省しています。

    メダルをとることでしか評価されないとか、周囲の期待に応えられない選手であれば、採点基準に従って最も確実な金メダル水準の演技を追求するしかないのでしょうが、それではアスリートとしての浅田選手は満足できなかったし、そもそも競技を続けるための努力もできなかったのではないでしょうか。

    メダルはとれなかったけれど、本当にいいものを見せてもらったように思います。還暦を迎えた年寄ですが、本当に後生おそるべしです。

  36. gutsy says:

    ちゅうさん

    コメントありがとうございます。
    ちゅうさんがそうのようにお思いになるのであれば、それで良いのかなぁ、と思います。
    ただ一点だけ、

    >メダルという成果は残せなかったですが、競技としても女子フィギュアの将来に浅田選手は大きな貢献をすることなるのではないでしょうか。そうだとすると、日本という国の枠を超えたすごいことをされたと思います。

    これは、具体的に何を指していらっしゃるのでしょうか?
    浅田選手はこのオリンピックで将来の女子フィギュアに何を残されたんでしょうか?

    私は、オリンピック初出場で絶対王者P・チャンを制し、見事日本人男子初の金メダルを獲得した羽生選手の方が何倍も感動し、本当に良くやってくれたと素直に思います。彼は勝負の世界で精一杯の実力を出し切ったと思います。そして出し切るための練習をしてきた。

    そして、結果より何より、金メダルにも関わらず、フリーでの失敗の分析をし、今後更なる飛躍をしようと、もう意気込んでいます。これがスタートなんだと。

    彼のこのオリンピックでの偉業と競技者としての姿勢は、今後日本のフィギュアスケート競技にとって最高の貢献をしてくれたと思っています。

    ちゅうさんは、そうはお思いになりませんか?

  37. マースク says:

    こんにちは。

    浅田選手は金を取れなかったことに対して、申し訳なく思っていると思いますよ。金メダルを取る、とリたいというプレッシャーがあったから、同時に3Aへの恐怖心もあったと思います。完璧にやったとおもった3Aに回転不足がつけられたのですから。(昨年のGPFにて)そのようなプレッシャーの中、SPであれだけミスをしたのだと思います。また、失敗した原因がわからないというのは、子供だからというのではなく、本当にわからないのだと思います。いつもはきちんと敗因に対して分析しています。もうそこのところは分析できたのか、もう少し時間がかかるのかわかりません。
    しかし明らかにメンタルの問題だと思いますし、自分の気持ちがその時わからないことは、普通にあることだと思います。

    また、金メダルに対する意欲についてですが、これだけキャリアを重ねてさまざまな大会で優勝を重ねてきました。同時に、自分では完璧と思うトリプルアクセルを決めても認定されなかったグランプリファイナルで、採点への不信というかなんというか、決定的になったと思います。コーチとともに完璧なものを目指してイチからジャンプ見直しに取り組んできた選手です。完璧かどうかはコーチも自分でよくよく理解できていると思います。

    また、自分の考えでは力強さやスピードに対してより多くの加点を与えるような採点になっていると思います。浅田選手はその採点にあわせて4年間努力してきたわけですが、本来はもっとふわりとした軽やかさが持ち味、魅力であると思っています。そういう意味で、現在の採点というのは、多様な魅力/質を認めない、つまらない採点になったと感じています。

    またそのような採点基準だからこそ、多くの基礎点を得られるトリプルアクセルが彼女の支えであったことも確かだとも思っています。そうはいっても、改善後はほかのジャンプも流れるようになり、3F、3SもGPFでは1点前後の加点が出ています。しかし今回はどうでしたでしょうか。まあ、ほかの選手が力強すぎるのかもしれません。

    バンクーバー後は、技術が向上しても、自分に有利でない採点基準・採点のなか、勝つことへのモチベーションが下がってきて、自分の目指す最高の演技をして納得したいという方向性でしか、好きなスケートを競技という形で続けることはできなかったとも考えています。これは別に浅田選手だけじゃないのでは。多くの選手が自分の納得できる演技を、といつも言っています。

    あまり怒らないでください。彼女なりに、複雑な気持ちを抱えて、いろんなものと戦ってきたのだと思います。

  38. ちゅう says:

    ご返信ありがとうございました。

    オリンピックのフィギュアは競技としてのスポーツであり、競技としてのスポーツは、大げさに言えば、人類の身体的可能性を追求するものだと考えています。

    例えば陸上の100メーター競走では、人類はいったい100メーターをどれだけ速く走れるのかということを追求するために行われるものであって、この観点から世界新記録の樹立することが最重要視され、人類で最も速く走れる者が尊敬されることになります。

    この新たな可能性を実証するためには、才能のあるアスリートが最大限の努力をし、そのようなアスリートが競い合うことが必要で、オリンピックはそのための最大の舞台です。多額の費用などがかかっても最も優秀で勤勉なアスリートが揃う場を用意することで、私たちは世界新記録が出ることを期待し、仮に新記録が出なくとも優勝者を人類で一番速く走れる者として称賛するのです。

    陸上のトラック競技では誰よりも「速く」走れる者が偉いのは当然であり、これと同様に、フィギュアで2回転より3回転、3回転より3+3回転、3+3回転より3回転半のほうが難しいのであれば、まず、その難易度(人類としての実現可能性)を正確に反映した評価とすべきです。

    トップアスリートであれば誰でも跳べる3+3回転と、他の選手では跳びたくとも跳べず、身体能力が高い(競技としてのスポーツの目的を一番達成したと思われる)浅田選手でも失敗する可能性もかなりある3回転半の評価が同じというのでは、競技としてのフィギュアを否定することになると思います。

    現在のフィギュアの採点方法は、100メーターを10秒ちょうどで走る(同記録であれば、できるだけフォームのきれいな)レーサーを優勝者とするようなものであり、そのような評価方法は、人類がどれだけ速く走れるかという競技としての陸上競技を否定するもののように思います。

    浅田選手は、きれいなフォームで10秒ちょうどで走るより、ゴール直前までは9秒で、そして残り1メーターを1秒で走ることを目指し、実際のレースでは99メーターを9秒で走ろうとして途中でたおれてしまったようなものではないでしょうか。

    上手なスケーターとしてではなく、競技者であるアスリートとしてオリンピックに出場している以上、スポーツとしてのフィギュアとしても満足できる成績を残さなければオリンピックに出場する意味が大きく損なわれると浅田選手が考えられたと思いますので、プロのアスリートとして大いに評価されるべきと考える次第です。

    要するに、浅田選手としては個人的な趣味・嗜好に従い「スケーターとしてやりたいことをした」だけでしょうが、世界のフィギュア関係者(いやゆる「おとな」の利害関係者)にスポーツとしてのフィギュアはどうあるべきか、どのようなスケータがアスリートとして尊敬されるべきかをを暗示したと考えており、非常に「クール」というか「かっこがいい」小娘さんだと思います。

  39. gutsy says:

    ちゅうさん

    コメント欄であまり議論はしたくないのですが…

    まず、解っていらっしゃるとは思いますが、浅田選手は、3Aに関しては、バンクーバー・オリンピックでショート1回、フリーで2回、1試合で計3回決めると言う偉業を既に成し遂げています。そしてそれはギネスにも認定されてますよね。そもそも、1989年に伊藤みどりさんが女子初の3Aでギネス認定されてますし、2002年には安藤美姫が15歳で女子初の4回転サルコウを跳んでギネス認定されています。

    しかも浅田選手はバンクーバーの時は3Aはコンビネーションで跳んでます。

    ですから、浅田選手の3Aと言うのはもう当たり前のことであって、女子フィギュアにおいても、ちゅうさんがおっしゃるほどの意味は現在ありません。ただ、バンクーバー以降、ジャンプを一から見直したため、結局最後まで昔のようには跳べなくて、出来た、出来なかった、の繰り返しをしてたわけですよね。練習では出来ているのにです。

    で、本番では、解禁以来1回も成功していなかった3Aがあの土壇場で成功して喜んだ、そういうことです。

    フィギュアスケートにとって、一つの技を綺麗にこなすことは重要な技術であって、それは決められた評価基準で評価されています。それがフィギュアスケートです。

    >要するに、浅田選手としては個人的な趣味・嗜好に従い「スケーターとしてやりたいことをした」だけでしょうが、世界のフィギュア関係者(いやゆる「おとな」の利害関係者)にスポーツとしてのフィギュアはどうあるべきか、どのようなスケータがアスリートとして尊敬されるべきかをを暗示したと考えており、非常に「クール」というか「かっこがいい」小娘さんだと思います。

    私は、このオリンピックでの彼女の滑りをそのようには思いませんし、「クール」や「かっこがいい」などと言う程度のレベルでフィギュアスケートを見ていません。

    反論はしないでください。
    議論はしません。

  40. gutsy says:

    マースクさん

    私はあなたがおっしゃっている「浅田真央ストーリー」は、自分なりにわかっているつもりです。

    >完璧にやったとおもった3Aに回転不足がつけられたのですから。(昨年のGPFにて)

    マースクさんはご自分でご覧になってどう思いますか?回転していると思いますか?
    私はあらためて確認しましたが、やはり怪しいと思います。
    足首が右に曲がっています。つまり、体が回っていても肝心の足が回り切っていない。
    今回のオリンピックで上位選手の加点のついたジャンプを見てみてください。
    大抵は足首がねじれていないで、180度真っ直ぐで、ポンっと着氷しています。
    浅田選手のはどうも足首がねじれ気味で、擦る感じでの着氷が多いですが、トップの選手はしっかり回り切ってからポンと着氷するのがほとんどです。男子のジャンプも参考になります。
    そういったこと、浅田選手に贔屓目に考えるのではなく、事実は事実としてしっかり確認することが必要です。

    >本来はもっとふわりとした軽やかさが持ち味、魅力であると思っています。そういう意味で、現在の採点というのは、多様な魅力/質を認めない、つまらない採点になったと感じています。

    恐らく、技の採点基準は決まっていたはずで、ジャンプはスピード、流れ、飛距離、ランディングのスムース感などがあったと思います。ふわり、軽やか、と言う基準はなかったように思いますが、もしないのであれば、それがルールなので仕方ないと思います。それが持ち味と言われても、それはちょっと違うでしょ。笑 それにだからと言って、多様な魅力/質を認めない、つまらない採点になったなんて非難するのは、全くのお門違い。ルールがあっての試合ですから。そういったことが、浅田選手のジャンプは基礎がなっていなかった、って言われる所以でしょう。

    そのほか、マースクさんのおっしゃっていることの多くは、実際浅田選手が言っていることではなく、マースクさんが
    彼女の声を代弁して言っているようです。浅田選手のファンの方にはそういう方が多いです。

    気持ちはわかりますが、彼女は子供ではないですし、はっきり言ってもいないことを、想像できるとはいえ、先回りしてとやかく代弁するのはもうやめられた方が良いと思います。

    もし、今の日本におけるフィギュアスケート人気が、マースクさんのような浅田選手に対する子供を扱うような応援の仕方で成り立っているとすると、競技としてのフィギュア・スケートはだんだん衰退していくと思います。

    そうならなければ良いですけど。

  41. みんと says:

    長文ですがお付き合いいただけるとありがたいです。
    タイトル変更されたんですね。賢明なご判断だと思います。
    先日、変更前のタイトルが気になって、初めてこちらのブログに訪問させていただきました。
    ですからこれまであなたが真央選手に対してどのようなスタンスの記事を書いていたかは全く存じ上げません。
    真央選手はお気に入りのスケータだとおっしゃっていらっしゃるのでアンチの方ではないのでしょう。
    真央選手のバンクーバーからの4年間もご存じのことだと思います。
    それなのにソチ五輪で真央選手から受けた思いがあまりにも違うので驚いています。

    真央選手の行動やインタビューの内容がそれほど非難(非難ですよね?)される事なのでしょうか?
    私はインタビューの中の「取り返しのつかない事をしてしまった」という言葉を聞いていろいろな思いを感じ取りましたよ。
    私にはこの言葉が「ごめんなさい」よりも重く聞こえました。

    長い間色々な思いを背負ってきたと思います。その上取り返しのつかないミスをして、どんな思いでフリーに臨んだのか・・・
    ものすごい重圧だったと思います。(私達にはとうてい計り知れないと思います・・・)
    だから、フリーを無事に滑り終えた後の真央選手は心からほっとして嬉しかったのだと思います。
    真央選手は自分を飾りたてたりしない人だと思います。素直な人なんですよ。きっと。

    決して言い訳はしない、どんな結果でも受け入れて前を向いて進む。
    バンクーバーの後、銀メダルをとったにもかかわず、ジャンプに流れがない、スピードがない、表現力が無い・・・さんざん言われてましたよね。
    真央選手は文句も言わず、じゃあ、流れのあるジャンプを跳ぼう、スピードをつけよう、表現力を磨こうと一からスケートに向き合って来ました。四年では短すぎると言われていました。
    ジャンプのタイミングが全くあわなくてひどい結果の大会も何度もありました。
    見てるのが本当につらい時期もありました。ジャンプ飛べるようになるんだろうか・・・と。
    でも真央選手はちゃんと戻ってきてくれました。ソチ五輪も自分の手でつかみ取りました。

    ショートではミスをしてしまいましたが、フリーでは目標とする結果を残せました。
    後一年ソチ五輪が遅かったら、違った結果になったかも・・・

    凄い選手だと思いますよ。私はそんな真央選手を誇りに思います。

    最後にもう一言だけ。
    フリーの演技、142.71の演技ではなかったと思います。
    他のどの選手よりも高得点がでても良い演技だと思いました。
    (主観と言われればそれまでですが・・・)

  42. こどもの国の住民 says:

    はじめまして。
    私も浅田選手のファンです。
    gutsyさんの記事、それからコメント欄も読ませていただきました。
    少しお話させていただければと思いコメント致しました。

    gutsyさんの伝えたいことは私なりに理解したつもりです。
    採点競技なのに点を採ることにこだわらず、自分の満足のいく演技が出来ただけで
    「良かった」と喜んでいる事が納得できない。もっと勝ちにこだわって欲しいということですよね?
    (間違っていたらごめんなさい。)

    もし、浅田選手ではなく他の選手がこのような態度をとっていたら
    私もgutsyさんと同じ気持ちになったと思います。
    でも浅田選手だけは、他の人と違う環境にいるということをわかって欲しいと思ったのです。
    (知っていたらごめんなさい。)

    今、日本のマスコミ(テレビ・新聞)は韓国・中国の人に乗っ取られていますよね?(事実です)
    なので、韓国のキム選手の最大のライバルである浅田選手は、日本にいながらひどい扱いを受けていました。
    世界選手権で優勝してスタジオに行ったのに、転倒した大きなパネルを飾られたり、
    オリンピックで銀メダルをとったのに、「この冬(オリンピック)一番むかついた日本人」としてテレビで紹介されたこともあります。(you tubeなどで確認できます。)
    日本人としては考えられない扱いを受けています。
    目に見えるところでも色々とあるのだから、きっと見えない所でも・・・と想像できます。

    優勝しても、メダルをとっても日本のマスコミにたたかれる・・・。喜んでもらえない。
    そのような状況で彼女の目指すものは「自分に出来る最高の演技」だけなのではないでしょうか?
    彼女はメダルにこだわらないのではなく、こだわれないのではないでしょうか?

    もし金メダルをとれたとしても、今ロシアの選手に韓国が行っているようなことが
    浅田選手に向かってくると思います。
    そして、韓国・中国に乗っ取られているマスコミは彼女を叩くことは想像できます。
    ロシアの選手と違って、内外から攻められるわけです。
    それでも勝ちにこだわって欲しいと思いますか?
    スケートファンの方はこのことはよく知っていると思います。だから彼女にメダルは期待しないのです。

    それから・・・。gutsyさんが最新の記事でキム選手のことを褒めていらっしゃったので一言。
    マスコミの間で彼女を良い人に見せようとする印象操作がここ何日かで、多くあります。
    (テレビ、ネット等で)
    お気をつけ下さい。

    なかなか上手く伝えられる文章が書けなくって申し訳ございませんが、
    理解していただけたらと思います。

  43. 亞里 says:

    はじめまして。
    自分はただただ感動したオリンピック、わざときつめの言葉を選んで使ってらっしゃるのかな?とも思ったのですが、こういう考えもあるのだなぁと読ませていただきました。

    バンクーバーの後、トリノで素晴らしい演技をしたにもかかわらず、オリンピックの悔しさはオリンピックでしか晴らせないと言い切った浅田選手がSPの大失敗を悔しくないはずはないと思うのですが、SPの後に「真央の笑顔が見たい」というメールを沢山もらったという浅田選手が笑顔でsmileまで滑りきってくれたことがファンの気持ちを汲んでくれた浅田選手の強さだったのではと思うのです。
    またファンの勝手な解釈で甘やかしになってしまうでしょうか(笑)

    もちろん、gutsy さんの仰るようにただただ喜んでいるだけということもあり得ますし、私には浅田選手の本当の思いを知る術もありませんが、お母様のことやケガなどネガティブなことは一切表に出さなかった浅田選手は、裏でどれだけ落ち込もうともメディアに出てくる限りは笑顔で出てくると思います。それを日本中が求めているということも分かっているでしょうし。

    わざわざ違う意見の記事にコメントを入れなきゃいいのにとお思いでしょうが、gutsy さんとは違う形の浅田愛ということでご容赦ください。

    以前の記事も厳しくも愛のある文章でいろいろと考えさせられながら拝読していました。こちらのコメント欄で見た次の記事で終わりということは、今上がっているキム選手の記事でフィギュアの記事は終わりということでしょうか?
    今まで応援してきた選手に失望して終わるというのはお辛いでしょうが、時間がたって、浅田選手の発言や取り巻く状況などからgutsy さんのお気持ちに変化があれば浅田ファンとしてとてもうれしく思います。
    読みにくい文章になっていたらすみません。長々と失礼しました。

  44. naka says:

    はじめまして。
    色々とお思いのことがると存じますが、今ひとつ理解できず、他の日本代表選手と比べながら考えると、
    簡単に言えば、浅田真央選手はダメだ、同じように鈴木明子選手もダメだ、上村愛子選手(モーグル)もダメダメだ、というふうにおっしゃっているように受け取るのが最も妥当かと思いました。
    そのような考え方もあってよいと思います。

    突然のコメント、失礼いたしました。

  45. gutsy says:

    sakuさん
    常識としてご意見、批判のコメントは公開が原則です。
    嫌ならコメント撤回してください。公開でよろしいなら別名にでもして改めてコメントしてください。
    その旨、コメントしてください。

  46. gutsy says:

    みんとさん

    コメントありがとうございます。

    >私はインタビューの中の「取り返しのつかない事をしてしまった」という言葉を聞いていろいろな思いを感じ取りましたよ。私にはこの言葉が「ごめんなさい」よりも重く聞こえました。

    私は浅田選手の「取り返しのつかない事をしてしまった」と、高梨選手が「ごめんなさい」とは別のものと思っています。ですから、重い軽いのはなしではありません。あ、高梨選手のことではない、ですかね…

    「取り返しのつかない事をしてしまった」と思うのは、選手本人にとって当たり前でしょう。何年もかかって苦労して積み上げてきたものを本人もわけの解らないようなことで、できるはずのものを駄目にしてしまったんですから。どんな競技の選手もそう思います。

    浅田選手がショートであのような失敗をしたのはどんな選手にもあるオリンピックの特有の重圧から来る緊張ではないと思っています。彼女は他の選手と競い合うと言う、競技会では当然の精神状態ではなかったんだと思います。いつも自分のベストの演技が出来るように、と言っていましたね。昔からの口癖です。フィギュアスケートだけのルーティンな大会はまだいいですが、オリンピックではそういう大会とは歓声はもちろん、開会式もあったり、何から何まで規模が違います。そこは国上げてメダル奪取が目的で、他の競技の選手もいて皆血走ってます。日頃から常に1番を目指してやると言うより、とにかく自分のベストを、自分のベストをばかりだった彼女は、そういうトップを目指して、メダルのために技と技を競い合い、しのぎを削る、なんて世界とは相容れない精神状態だったと思います。オリンピックの雰囲気に飲まれたというのではなく、自分が何故ここにいるんだろう、と言う方が近いと思っています。

    で、ショートでやってしまって、やっとこれはマズイと。正気に戻った。どう考えても絶対絶命ですから、いつもの大会では余裕からなのか余計なこと考えて失敗してましたが、もうそんなできるかなできないかな、なんて余裕ありませんから、昔のようにプログラムへの一種のハングリーな気持ちが出てきたんだと思います。もともと、プログラムに組んでいるのは、ジャンプ建て直しが出来てきてからは、本来彼女にとっては既にマスターしているものばかりで、ただ、何故か本番で出来なかっただけですから。プログラム構成も、ジャンプで失敗してもその基礎点の高さかでカバーできるだけの保険はつけてありますから、回転不足やDR、そこから来るGOEの大幅なマイナスさえなければ必ず勝てると言う、浅田陣営だったはずです。

    で、彼女はやってのけた。

    加点は少ないものの、でも140点超。浅田陣営としては作戦どおり、大成功、だったと思います。

    私は彼女のこのオリンピックをそう見ています。

    そういう意味で、彼女のフリーまでの精神状態は、オリンピック選手として、試合に臨むアスリートとして失格だと思います。

    >フリーの演技、142.71の演技ではなかったと思います。他のどの選手よりも高得点がでても良い演技だと思いました。

    では、実際、何点の演技だったんですか?どのエレメンツがプラス何点なら妥当な評価だったんでしょうか?
    プログラム・コンポーネンツもどの項目が何点なら妥当だったんでしょう?
    具体的に教えてください。

    お返事待ってます。

  47. gutsy says:

    nakaさん
    何か、全然違います。

  48. はに丸 says:

    gutsyさんはじめまして。
    もういい加減コメントがつくことにうんざりしているかもしれませんが…(^^;おつきあいくださいますか?

    ご意見が公開されたときから、コメ欄を含め、興味深く拝見していました。
    先に述べておくと、私はかなり浅田真央選手のファンだし、今回のフリーの演技にも何度も涙している一人です。けれど、gutsyさんの意見には、一理あるとも思います。
    この次のエントリーにgutsyさんも書いていらっしゃいますが、私も金妍児選手ははっきり言って嫌いです。でも、私、今回のオリンピックで、金妍児選手をだいぶ見直したんです。
    演技をではありません。その図太さをです。笑
    バンクーバーの頃は、(トリノのワールドは特に)そりゃ転んでも良い点つくってわかってりゃ気も楽だよなあと思っていました。今でも思ってはいるんだけど…、でも、結局彼女はオリンピックという大舞台では大きな失敗はしていないんですよね。
    特別にメンタルトレーニングをしているのか、天性の図太さか、わかりませんが、韓国という国が狂信的なまでに彼女の活躍を信じていることからも、失敗なんてしようものならエラい目にあうんじゃないか…というプレッシャーは、今回は特にあったんじゃないかと思うんです。
    男子のフリーが稀にみる自爆大会だったことからも、オリンピックはやはり選手にとって特別なものなのでしょう。ヨナ選手はその重圧をきちんとコントロールし続けている。
    真央選手のあのフリーの演技で、ショートの惨敗がなかったことになってしまうのは危険だと、gutsyさんは思い出させてくださったような気がします。
    ファンだからこそ、そこ、向き合おうよと。
    真央選手に対しては、競技者として、それどうやねんと。
    終わりよければ全てが良く見えがちなところ、ありがちな金妍児礼賛でも浅田真央礼賛でもない(ましてやリプ兄貴かっけー!とかカロリーナちゃん優しい、でもない)第三の見方を示して下さっているgutsyさんのご意見は貴重だと思います。

    採点については、私はgutsyさんとはちょっと意見を異にしていて、やっぱり採点システムへの改善も望んでいます。
    ソト二コワ選手のPCSがこの2試合くらいで急上昇していることや、ヨナ選手のちょっとヨタった3Lzに+1の加点が付いていること、アメリカ(だったかな)の解説者が真央選手の3-3を見てクリーンだと言い切ったのに<が刺さっていることなど、私のようなシロートでも納得できるシステムにしてや、誰にでもわかりやすいルールがスポーツの大前提やん、と思っているからです。

    なんか自分でもまとまっていないと思いますが、フィギュアの採点について、ソト二コワが金メダルを獲ったことでいろんな意見が出ている今だからこそ、みんなでもっと話し合えばいいな~と思います。
    難しいと思うんですけどね。フィギュアファンの殆どはフィギュアなんてしたことがないわけだし、ましてやそこにお気に入りの選手やら自国の利やらからんじゃいますから。
    でも、いろんな考えが出し合えるって、多角的な見方ができるって、何かが発展する上でとっても大事なことだと思います。

    ああ、論点がだいぶナナメですね、我ながらわけわかりません。
    感想文の悪い例、みたいなもんだと思ってください。
    失礼いたしますm(_ _)m

  49. gutsy says:

    こどもの国の住民さん

    コメントありがとうございます。
    洒落たお名前ですね。

    こどもの国の住民さんがおっしゃっている、浅田選手への国内外からのひどずぎる仕打ち、いじめですね、承知はしています。

    でも、そういうことと、例えばメダルに拘れない、というのは、やはり別だと思います。
    誰よりも一番になる、絶対メダル取る、勝ちたい、そういう感情は誰のためでもなく、自分のためですし、自ら沸きあがってくるものでしょう。

    勿論選手は誰かのために、とは言いますが、全く100%人のために辛い練習をして、常に勝つモチベーションを維持するのは無理だと思うんです。必ず、自分は誰よりも速く、高くっていうエゴがないと駄目だと思うんですよね。

    ですから、多分浅田選手は、そういう感情がもともと少ない。そういうタイプじゃない。
    それをマスコミが喜んでくれないから、って言うのはちょっと、ないかなと。

    >もし、浅田選手ではなく他の選手がこのような態度をとっていたら私もgutsyさんと同じ気持ちになったと思います。

    私は彼女にそういった環境があるにしても、だからと言って、こどもの国の住民さんや同じようなファンの方たちのようには、彼女を特別扱いしません。色々あるからこそ、そういう下劣な環境を吹き飛ばすくらいに黙々と勝ち続けるアスリートを目指してほしいですね。笑 

    自分のベストぉ~、なんてちまちましたことから言ってないで、誰が来たって文句言わせない滑りをしてやる、ってね。誰ににも負けない練習してるんだから。(本番でどうしようもない時は何とか自分のベストなものを… でしょうけど、選手でないのでわかりませんが…)

    自分が高みを目指すことで、周りの環境を変えるんですよ。

    そして、そういう彼女の変わろうとする努力、成長を、こどもの国の住民さん達ファンが支えてあげてほしいですね。笑 一緒になって、可哀想~、可哀想~、よしよし、ではなく。

    キム・ヨナについて、私は特段褒めていません。
    それにあの記事に何か彼女を良く見せるための、うそ偽りがあるのでしょうか?
    よく見せようが悪く見せようが、なんかなんか言ったって、休養の後調整して、試合では失敗せず、結局演じきって、しかも結果も残した。誰もが緊張し失敗するオリンピックで。2季メダル。疑惑があったからなんて簡単にはいえないです。

    それより、そういったことを、あまり気にしない方が良いと思います。気にして読む人間がいればいるほどそういう記事流れます。無視することです。で、そういったことを話題にすることが、フィギュア・スケートの楽しさを歪めてしまうような気がします。

  50. gutsy says:

    亞里さん

    コメントありがとうございます。

    そうですね、焦点がぼけないようにきつめに書きました。

    >SPの後に「真央の笑顔が見たい」というメールを沢山もらったという浅田選手が笑顔でsmileまで滑りきってくれたことがファンの気持ちを汲んでくれた浅田選手の強さだったのではと思うのです。

    問題は彼女がどう感じているかですね。SP後にそういうメールは励みになるのかも知れませんが、それもどうか解りませんが.. 辛い時は辛い顔でいさせてあげたほうがいいと思います。ファンは何かあると頑張って!笑顔が見たい的な応援なんでしょうかね…

    >お母様のことやケガなどネガティブなことは一切表に出さなかった浅田選手は、裏でどれだけ落ち込もうともメディアに出てくる限りは笑顔で出てくると思います。それを日本中が求めているということも分かっているでしょうし。

    私はそういったこと、悲しい時は悲しいでいいと思います。日本中が笑顔を求めてなんかいないと思いますし、そんな風にお思いになるのは、 亞里さんのようなファンの方たちじゃないですかね。それにのっかてマスコミもそういう報道する。そうやって辛い時も笑顔でテレビに出てるのをさすがだわ、真央ちゃん偉いわ~、なんて言われたら無理するでしょうね。そういうの彼女を我慢強いと評価するのではなく、そうさせないように、って私なら思います。

    が、彼女の性格もあるでしょうし、私には解りませんね…

    亞里さんのようファンの方は、浅田選手が引退したらフィギュア・スケートに関してはどうされるんでしょう。
    まあ、浅田真央出場のショーにはいらっしゃるんでしょうが、浅田真央不在の大会には行かれるんでしょうかね… ってふと気になります。

    記事はもう1つ書ければと思っています。

  51. naka says:

    gutsyさん
    お返事ありがとうございます。
    反響の多い中、恐らくお疲れの中、お手を煩わせてしまい恐れ入ります。

    ところで、私の読み方は「全然違う」とは思いません。そこそこ的を射ていると思います。
    記事の中でおっしゃりたいことは、私の読解力不足もあって何となくではありますが、理解できます。浅田選手については一理あると思います。

    しかし、ここでおっしゃっているのは、浅田選手を取り上げてはいますが、アスリートのあり方や姿勢、五輪に関する一般論に言及していると読み取ることが、明らかに可能です。
    ですから、私の書き方が悪かったのかもしれませんが、スケーター、アスリート、呼び方はいろいろあるにせよ、他の選手に敷衍させて考えることはおかしいことではありません。

    つまり、勝ち負けにどこまで拘るか、結果を出すことと自分の最高のパフォーマンスにどこまで秤にかけて考え続けるか、そのような話にまで及ぶ内容だと思います。
    そうすると、非常に難しい問題、五輪憲章のような精神、スポーツマンシップ、それと共に必ず存在する商業性、政治性、またナショナリスティックな意義、国民感情なども射程に入っていると考えられます。
    そこまでの射程を込めて書かれた文章だからこそ私もコメントをさせていただきました。

    浅田選手に関して、いわば個別事例としてのみのお話でしたら、なるほどと思って読んで、それでよかったでしょう。けれどもそれにとどまらない内容でした。ですから、全然違うとは思いませんし、的外れではないと思います。

    オリンピックに出場するほどの選手たちと、それを応援したり報道したりする多くの人々との関係がどうあればよいのか、それを考えさせられました。
    それを含めて、日本は子どものような国、スポーツ文化がまだまだ未熟な国なのだろうと、私も言うことができます。

    ただ、私とgutsyさんとでは、その辺りの事情、スポーツとそれを取り巻く社会について、思い描く理想的なあり方が相当に異なるのだと思います。
    先ほどのような書き方で、失礼いたしました。すみません。
    改めて、私の真意が少しでも伝わるように、先ほどよりは細かく説明させていただきました。お付き合い下さり、ありがとうございます。

    スポーツ、また他の記事を拝見しますと、音楽を主とする芸術に造詣が深い方とお見受けします。これからもスポーツや芸術について、ブログやネットを通してですが、ともに考えていければ嬉しいと思っています。

  52. 亞里 says:

    ご返信ありがとうございます。少し驚いたのですが、私のコメントはそんなに浅田真央至上主義のような感じだったでしょうか??
    ネット上で、浅田しか見ない浅田ファンと言われている方を見かけることは結構ありますが、私は浅田選手より以前からフィギュアや選手が好きでしたので、自分がそういった感じに見られたとはビックリでした(笑)
    Gutsy さんからの返信を読み感じました、やはり短い文章では正確に思いを伝えることに限界がありそうです。おそらく私の方もgutsy さんの本当に言いたいことを理解できていないのかもしれないですが。

    そう考えると公に発言している方が特に発言に気をつけているような場合は、受け取る側がどう頑張ってもその背景や真意を汲み取ることはできないかもしれませんね。

    Gutsy さんの仰るように浅田選手が嬉しいときは嬉しい、悔しい時は悔しいと素直に顔に出せる時が来ればいいと思います。バンクーバーでは表彰式なのにブスッとしていると叩かれていましたから、4年の間にある意味大人になったのかもしれないですね。

    何度もコメントを入れてしまい、すみません。お付き合いありがとうございました。
    おそらくたくさんコメントがついていて大変でしょうから返信は結構です。
    次回が最後ということで残念ですが、更新楽しみにしております。

  53. キラキラ パティ says:

    同じ意見です。古いかもしれませんが、「すみませんでした」の一言が必要だと思います。
    あまりにも ケロッとしていて 不愉快です。個人の事なので 辞めるも 続けるのもかってですが
    引退すると言っていたのは何だったのか。 ショートで失敗した時は可哀想で好きな選手ではありませんが心配したし、フリーのあとは号泣しました。感動もしました。ただやはり浅田真央は変わってない、感受性が乏しい‥ 大切な事は 絶賛されたフリーの点が高くない、結局 金 銀には
    届かない それが何故なのか 満足するより不満に思うのが本当ではないでしょうか?!

  54. みんと says:

    gutsyさん、長文への返信ありがとうございました。

    始めにお断りしておくのですが、書いた内容は全て、私はこう感じた・・・
    というものであって、gutsyさんに自分の意見を押し付けるものではありません。

    後、文中の「ごめんなさい」一般的な謝罪の意味です。高梨選手は関係ありません。
    高梨選手が金メダルを逃してしまったのは、2回とも追い風だったという不運によるところが
    大きいのではないかと思っています。
    それまでの実績で実力は十分証明されていますから。
    高梨選手も色々な思いがあったと思うけれど、何一つ言い訳せず立派だったと思います。

    得点について、何点が妥当かはわかりません。
    ただ私には一番良い演技だと感じられたという事です。

    書き込みは今回で最後に致します。ありがとうございました。

  55. gutsy says:

    亞里さん

    亞里さんへの返信の時は、時間がなくしっかり行間を読めずお答えしていました。
    なかなか、亞里さんの真意を読み取ることが出来ず申し訳ありません。

    亞里さんが浅田真央至上主義者ではないこと、解りました。笑
    それ以前からのフィギュアファンですしね。その頃はどなたのファンだったのでしょう。

    亞里さんとは浅田愛が違うんでしょうね。
    といいますか、そういう浅田愛と言うのは私にはないのかもしれません。

    私にとって浅田選手は、他の選手と同じです。違うのは彼女が他の選手より才能があり実力があるので、彼女にはより高いレベルを要求するところでしょうか。彼女は人一倍練習をするようですが、私はそういう話を聞くだけでそれがどんなもので、他の人とどれほどの違いがあるのかはわかりませんが、その練習量の多さに加え、彼女には生まれながらに持った才能があります。これがなければどんなに練習しても、限界があるでしょう。

    ですから彼女にはその持っている才能を自覚して、その才能を最大限生かして、より高みを目指してほしい、そういうスケーターでいてほしい、と思っていたんだと思います。まあ、そういうと真央ファンは、本人がそう思っていてもいろんな圧力で潰された、となるんでしょうけど。まあ、実際そういう面もありましたが。

    私は最近ジャッジスコアーをしっかり見るようになってからフィギュアスケートを見るのが以前にもまして面白くなっています。いろんな選手の演技も興味深く見られます。

    これまで、演技を何となくいい演技で評価したり、お気に入りの選手を贔屓目に見て評価に不満言ったりしていた時と言うのは、レベルがまだまだの選手の演技はあまり興味がありませんでしたが、今は、楽しい。この人は着氷が綺麗、とかテクニックはまだまだだけど音楽的なセンスがあるな、とか、その人それぞれの技術的な習熟具合が解って楽しいです。まぁ、それが普通かもしれませんが。笑

    そういう感覚で浅田選手の演技を見ていると、エレメンツで特にジャンプで加点が少ないのが何となく理解できるようになって来まして。私にとっては、もうそこに映る浅田選手は、悲劇の浅田真央ストーリーに出てくる浅田真央ではなく、今に生きるリアルな一スケーター浅田真央です。

    記事はラスト一つ…..二つ..

    浅田選手に一つとあと….一つでしょうか。

    コメントいただき、ありがとうございました。

  56. gutsy says:

    はに丸さん

    コメントありがとうございます。
    やっとコメント落ち着いてきました。汗

    浅田ファンの方からそのように理解していただけると嬉しいです。

    採点システムは私も考え直すべきと思っています。
    大体審判が大会出場選手の日頃の出来や能力を練習中などにリサーチしたりして、最近の選手のレベルを大会の審査に反映させるなんてのは、有り得ないですよ。本番失敗してももともとこの選手はこのくらいできるからって、点がつくなんて、ね… 以前そんな話聞きましたが、本当にあるんでしょうかね…

    おっしゃるとおり、ソト二コワのPCSは理解できませんし、キム・ヨナの3Lzの加点は変ですね。
    でもキム・ヨナのジャンプはしっかり回り切ってるしジャンプの評価基準に当てはめると点がつくんだと思います。全体的に1、2点くらい高いですが…

    浅田選手の3F-3Loは多分2つ目の3Loが回転不足になっていると言う判定でしょうね。
    彼女の着氷はどのジャンプも足首より下が遅れてくる感じで、体は回っていても微妙に体と足が平行に180度になる前から少しずつ着氷する感じで、この時の動画をポーズしながら確認すると完璧とはいえない様な感じに見えます。

    例えばこの時の演技の2A+3Tがわかりやすいかもしれません。2Aは完璧に回り切ってから着氷していますが、3Tが多分回転不足とされています。この2つの着氷の違いが浅田選手のジャンプの評価と他の加点もらっている選手のジャンプの違いと言えかなと思います。この浅田選手の得意な2Aのような着氷が他の加点もらっている選手は3回転で出来ている。
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm22964236の2:40からのコンビネーションです。

    こういう風に見ていくことが、浅田選手へのジャッジ疑惑の重爆から逃れる一歩かも、と思っています。
    ただ、恐らくジャッジは浅田選手の着氷がいつも怪しいということで余計厳しく見ているような気もします。

    それにしても、はに丸さんのコメントを読んでいると、私も大上段に構えるのではなく、そんな風に軽く、しなやかに語れたら、もっと解ってくれる人も多かったかもなぁ~と思います。笑

    ありがとうございました。

  57. gutsy says:

    キラキラ パティさん

    コメントありがとうございます。

    おっしゃるとおりです。
    まあ、「すみません」というのは、謝れ!!と言うことではなくて、例えば、オリンピックといったって、選手は個人でやってきてるんだから、というのはわかりますし、そのとおりなんですが、それでも現に国民やファンからメダル獲得をそれなりに期待されているわけだし、オリンピックはそういう大会でもあるわけなので、しかも自分はメダル獲得有力候補にもなっているのはわかっていたはずなので、まずはそういったことを全面に語ってもいいと思いますよね。

    といいますか、そもそも自分自身がメダル取れなかったこと、悔しくないのか?
    そういうと、そんなはずはずないじゃないですか、残念に思ってるに決まってるよ、と言う人いますが、私は、もし彼女が本当にそう思っていたら、もっと自分から語るはずだと思います。

    メダルにはあまり興味ないんですよね。

    だから、この結果でも、バンクバーのリベンジが出来て悔いなしと言い切ってしまう。
    あれ、バンクーバーの悔しさって、メダルの色じゃなかったんだ!?、しかも、フリーでジャンプ全部着氷するだけでよかったんだ?!って呆気にとられました。笑

    >引退すると言っていたのは何だったのか。 ショートで失敗した時は可哀想で好きな選手ではありませんが心配したし、フリーのあとは号泣しました。感動もしました。ただやはり浅田真央は変わってない、感受性が乏しい‥ 大切な事は 絶賛されたフリーの点が高くない、結局 金 銀には届かない それが何故なのか 満足するより不満に思うのが本当ではないでしょうか?!

    本当にそのとおりですよ。

    あとは、彼女がジャッジスコアー見て、全ジャンプにGOEに+2が5つしかないことをどう思うか、ですね…

    ありがとうございました。

  58. はに丸 says:

    gutsyさん

    こんなにたくさんコメが付いているのに、私のコメにまできちんと返信してくださってありがとうございます(^^)

    真央選手のランディングのこと、わかります。
    どうしてもヨナ選手と比べられがちですが、ヨナ選手は、その辺りうまいなあと思いますもん。
    よーーーーく見たら回転不足でも、取られにくいというのは、その辺りの違いなんでしょうね。
    いつも怪しいから余計厳しい、というのもわかります。
    ほんとはジャッジたるものそれじゃいけないはずなんですけどね。
    あと、私の周りの人がよく言うのは、「真央ちゃんの演技はハラハラしちゃう。」と。
    安心感のなさ、みたいなものもジャッジメントに響いているような気がしなくもないわけです。
    いや、真央ファンですよ!!私。だけど、ファンだからすべて礼賛、というのは違う、と思っているので。

    語りたいことはたくさんあれど、楽しくてつい長文になってしまいそうなので、このへんで自重します。笑
    個人的には、gutsyさんにはずっとフィギュアの記事も書いてほしいです!
    このたびの記事だって、フィギュアへの愛あるが故の喝だとちゃんと読み取れますから。
    でも音楽も大好きなのでそちらも楽しみにしていますね。

    お忙しいのにありがとうございました。

  59. gutsy says:

    nakaさん

    コメントありがとうございます。
    新しいコメントもそろそろ終わりになりまして、nakaさんへのお返事が最後になってしまいました。
    どうお返事したらよいやら悩んだもので…

    長文失礼します。

    確かに私は、「アスリートのあり方や姿勢、五輪に関する一般論」についての自分の思いを前提に浅田選手のことを書いていました。ただ、そこから、鈴木選手や上村選手がダメだ、とはどうしてもならないんですね…
    まずは、どうして私流だと彼女たちがダメだ、となるのか、今回のオリンピックで、鈴木選手や上村選手の何のことを指していらっしゃるのかがわからないので、nakaさんの真意がまだわからないでいます。済みません。

    ただ、何故鈴木選手が私にはダメとならないのかと言いますと、私の中では彼女はフィギュア・スケーターとしては、浅田選手より、失礼な言い方になりますが、レベルが下、と思ってますし、これまでの成績も国内で上位に来るようにはなっていますが、やはり世界的にはまだまだと言う評価をしていますので、彼女に対してはメダルは期待していませんし、実際本人も連盟もそう思っていたと思います。勿論、全日本にような演技が出来れば別ですが、あれは生涯に何度あるかどうかの演技でしたので。ですからもともと彼女に求めるのは、このオリンピックで自分の持っている力を悔いなく出してほしい、でした。たとえ緊張から失敗しても仕方ないかと。彼女はもう既に最高の演技を全日本でちゃんとやっているますしね。試合後のインタビューは失敗に関してはもうちょっと悔しがってもいいんじゃ?とも思いましたけど。

    上村選手に関しては、あの滑りが限界だと思っているからです。あの滑りが彼女がバンクーバーから4年間目指していたものだと思ったからです。実際彼女もそういっていますし。あの滑りは4年前の彼女に足りなかったもので、それでメダルが取れなくて、海外でトレーニングを積んだ成果があれなんですね。でも今度はまた滑りのトレンドが変わっていた。そういう彼女の軌跡を自分なりに知っていましたし、彼女は常にメダルを目指していましたから、それを考えるとこちらが辛くなる思いでしたが、彼女が、涙の中すっきり満足そうな笑顔でいたので、かえってこっちが救われた感じがしました。

    そう考えると、私は、選手には皆違った能力や課題があって、私達応援する側は、そういった能力、課題に見合った結果や活躍を期待していて、選手にはそういった期待があることを自覚してほしいわけです。その自覚があれば、試合後のコメントも自ずとその選手なりのものですし、そういう選手の試合後の思いとこちら側の思いとが一致することによって、その選手との一体感が生まれるものだと思うんですが。

    で、大抵オリンピックに出るような選手は皆そういったこと自覚してますので、そんなこと特段気にもしてませんでしたが、今回の浅田選手の試合後のコメントから感じ取れたのは、他のオリンピック選手からは決して感じ取れない、稚拙な無邪気さからくるオリンピックに対する無知と無責任さ。

    本当はそんな難しいい話ではないのですが、今や「浅田真央」という偶像が一人歩きして、芸術性とスポーツ性を併せ持った素晴らしいフィギュア・スケート競技を、ぐちゃぐちゃにしてしまっている、大袈裟ですが、そんな風に、この無知で浅はかなで異様な騒動を見ています。

    私の中では、「浅田真央」が引退すれば、そこから新しい、新鮮なフィギュア・スケートが日本に生まれると思います。
    だいたい、試合で点の取れない、加点が少ない、つまりその技の評価が低い、そんな選手が日本の女子フィギュアのトップでは、駄目です。

    私は彼女はもう競技には復帰しないで良いと思います。

    意味がない。

    あきらめない気持ちを伝えるのは、他でやっていただきたい、そう思っています。

    お陰さまで、色々考察できました。

    ありがとうございました。

  60. gutsy says:

    はに丸さん

    こちらこそありがとうございました。
    ファンの方にはお聞き苦しいことばかりで、申し訳なく思います。
    いいものはいい、そうでないもはのそうでない、とそこは譲らないように心がけています。

    それは、そうでないものを貶すためではなく、

    いいものを、守るためです。

    今後ともよろしくお願いします。

  61. naka says:

    gutsyさま
    丁寧なお返事、本当にありがとうございます。

    だいぶんgutsyさんのおっしゃりたいことが分かってきました。
    お手数をおかけして恐縮しています。

    オリンピックの考え方、アスリートへの想い等々、色々な意見があると思います。
    私の考えを申し上げますと……と書いていたら切りがありませんね。(^ ^;
    私の話に耳を傾けて下さりありがとうございます。

    改めまして、最初の私の書き込みについてお詫び申し上げます。
    失礼な書き方をしてしまい、申し訳ありませんでした。

    またお話の機会がありましたら、よろしくお願いいたします!

  62. gutsy says:

    nakaさん
    こちらこそ済みませんでした。
    ブログのコメントと言う性格上、こちらの意見を押し付ける形になってしまって心苦しいです。
    先の返信もちょっときつい言い方ですし…
    違う形でお話が出来たら楽しいでしょうね。

    ありがとうございました。

  63. 相go says:

    浅田選手の帰国後のインタビューの一部です。
    フリーの演技は目標としている演技ができましたとしつつ、
    日本にメダルを持ってこれる事ができなかった事は残念で悔しい、申し訳ないと語っています。
    オリンピック代表選手としての自覚や責任が全くなかった訳でもなければ、
    メダルを目標としていなかったわけでもないのでは。
    http://www.youtube.com/watch?v=nyxRqXYPK0I
    http://www.rbbtoday.com/article/2014/03/03/117448.html

Leave a Reply

Comments are closed.