カラヤンの"第九" 普門館ライブ 1979 

今日は、年末恒例の第九を聴きます。
第九は色々ありますが、まあ~”ライブ”と言うことでこのCDにしました。
カラヤン”第九 普門館ライブ1979″
普門館と言えば、吹奏楽の聖地。
結局私は、普門館の舞台にたつことはありませんでしたが・・
このホール、だだっ広いだけで、音は悪いことで有名ですが、実は、このホールの反響板、カラヤンが77年の公演の前に、ドイツの音響学者のハインリヒ・カイルホルツに依頼して設計させたもので、たくさんの貝(シェル)に似た型をしているので、専門家の間では “カイルホルツの貝” と呼ばれていたんだそうです。
<カラヤンはこのシェル型反響版をいたく気に入ったようで、ザルツブルク祝祭大劇場にも同型のものを設置し、80年代のオーケストラ・コンサートで使い続けています。今は無いようですが。
5000人収容できるこのホールですが、吹奏楽でも上手い楽団は、中学生でこのホールにいっぱいに響きを充満させることが出来るんですから、大したものです。
【ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125《合唱》】
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン楽友協会合唱団
アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ)
ルジャ・バルダーニ(アルト)
ペーター・シュライアー(テノール)
ホセ・ヴァン・ダム(バス)
録音:1979年10月21日、普門館
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3
【収録曲】
1.カラヤンのメッセージ
2. 第1楽章 : Allegro Ma Non Troppo, Un Poco Maestoso
3.第2楽章 : Molto Vivace

※カラヤンのメッセージ
“ここ27年間に七度、日本を訪れました。一度はウィーン・フィルハーモニー、また他は、ベルリン・フィルハーモニーとです。そして、再び日本の土を踏んでとりわけ幸せに思いますことは、この国が私の言葉、音楽を極めてよく理解してくださることです。”(ライナーノートより)
【収録曲】
1.第3楽章 : Adagio Molto E Cantabile
2. 第4楽章 : Presto – Presto “o Freude, Nicht Diese Toene!” – Allegro Assai

正直、演奏自体はあまり良くないと思います。
ちょっと全体に軽薄で、80年代の私の嫌いなカラヤンが見え隠れしています。笑
ただ、冒頭からフィナーレまで音楽が一貫しているのはさすがカラヤンです。これ、当たり前のようで、以外に出来ない指揮者が多いです。
まあ、ホールが悪いことにしておきましょう。笑
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