愛しのサーシャ… 『マラゲーニャ』

私は勿論浅田真央選手を応援していますが、実は「ファン」とはちょっと違うかもしれません。「ファン」とはもう無条件に好き。その人のことなら何でも許しちゃう。それがファンなのではないでしょうか。

そんな、私にとってのファンといえば、サーシャ・コーエンです。

私にとっては彼女の滑りはフィギュア・スケートとして完璧です。

フュギュア・スケートは文字通りフィギュアが大事で、曲に合わせ演技をするわけですからダンス、バレエの技術が本当は必要なんです。しかも当たり前ですがスケートというスポーツ競技ですからスケーティングテクニックも半端なく大変です。ジャンプして回転もしなくてはならない。で、その出来も問われる。フィギュアスケートってホント大変なんですよね。

でも、それを全て高い次元で成し遂げているのが彼女です。

ジャンプだってフリーではいつも失敗しますが、基本的にきれいで素直なジャンプをします。バレエをやっていましたから、柔軟性は文句のつけようがありませんし音楽を理解した表現も完璧です。彼女のバレエジャンプ以上のジャンプをした人はいませんね。

そんな彼女のすべりで一番、スゲェ!と思ったのが2004年のワールド・ショートのマラゲーニャです。曲と一体となった滑り。これがフィギュアスケートか、と思わされた演技です。


 
現代のプログラムのレベルからするとそれほど難しいことはやっていないのかもしれませんが、何しろその中でも演技は完璧、曲と演技の一体感。凄いです。

 

で、『ガラスの女王』、『シルバーコレクター』なんて言われてしまうのが良く分かるおなじ2004ワールドのフリー。

もう彼女、見るからに緊張してます。笑
振りも何かジャンプに気がいっているようで、動きがちょっと鈍いかな。
そんなに悪い演技ではないですが、如何せんショートとのギャップがありすぎ。


 
で、これが↓、同じ年の別の大会のフリーの演技。
なんか別人のようにのびのびやってますね。
彼女だってこういう演技、フリーでも出来るんです。笑

https://youtu.be/ouNL5ux17c4

 

折角なので、マラゲーニャの原曲を聞きましょう。
これはエルネスト・レクオーナという人の作曲で、スタンリーブラック楽団の演奏です。多分編曲もスタンリーブラックかと思います。
 

11 - Spain LP Front

 

 

エルネスト・レクオーナ/マラゲーニャ

スタンリーブラック楽団

 

 

 

是非彼女のショートだけを続けて見てみてください。

もう彼女完璧ですから。

 

 

 

 

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