アルバン・ベルクSQのモーツァルト弦楽四重奏曲第17番 "狩"

アルバン・ベルク四重奏団(SQ)のモーツァルト弦楽四重奏曲第17番 “狩”を聴きます。
アルバン・ベルク四重奏団・・・
懐かしい・・  そうお思いになる方、多いのではないですか。
ウィーン・フィルのコンマス経験のあるギュンター・ピヒラーが結成したこの四重奏団は、これまでの伝統にとらわれず、現代音楽にも積極的に取り組んだ四重奏団で、そのためか、所謂ウィーン的ではなく、その非常に洗練された、精緻なアンサンブルで一時代の一世を風靡しましたね。
1970年結成、2008年に解散しています。
TELDECのいつもながらの乾いた響きの中に、鋭くも決してきつくならないアルバンの美音を聴くことが出来ます。
1978年の演奏、初代メンバーでの演奏です。
【モーツァルト/弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458『狩』】
アルバン・ベルク四重奏団
ギュンター・ピヒラー(第1ヴァイオリン)
クラウス・メッツル(第2ヴァイオリン)
ハット・バイエルレ(ヴィオラ)
ヴァレンティン・エルベン(チェロ)
1978年、ウィーン、Teldecスタジオ
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3
【曲目】
1.第1楽章 Allegro vivace assai
2.第2楽章 Menuetto. Moderato – Trio(#8:28~)
3.第3楽章 Adagio(#13:09~)
4.第4楽章 Allegro assai(#21:05~)

いかがでしたか?
←今回私が使用したCDはこれですが、このCD、今まで音が薄く、硬く、全く上手く鳴りませんでした。
ここに来てようやくこのくらいなるようになったんですが、このCD発売された1989年当時、CDがこういう音だと、やはりレコードの方が良い音と言われても仕方ないですね。
CD再生はとにかくとりあえずDACにお金をかけなければダメです。
ハイエンドでアナログやっている方を納得させるには、オーディオCDプレーヤーであれば、トランスポート、DACで、200万円以上のものでないと難しいと思います。
いえ、トランスポートはそれほどでも無くてよいかもしれませんが、DACは100万以上出ないと、難しいでしょうね。勿論現在のハイエンドの値段が妥当かどうかは別として、今付けられている値段を基準にしての話です。
私が最近聴いた中では、dcsのPuccini CD/SACD Player が良いですね。

これは一体型のCD/SACDプレーヤーで、確か270万円くらいだったと思います。これまでdcsの音は所謂アナログサウンドを意識した音だったと思うのですが、これは違います。これまでの自然さを求めて結局不自然に聴こえる、と言うことがなく、情報量も多いですがそれをほとんど意識させない、素晴らしいサウンドです。
私的には、PC使ってPrism Sound DA-1を通った音も負けていないと思っていますので、悩む必要はないのですが、、ただ、PCやらOSなどの調整とか色々やることがあって結構面倒ではあるので、あの音がボタン一つで手に入るというのは魅力ですよね。
と言っても買えるはずも無いのですけどね・・
オーディオ的には、このCD、なかなか鳴らすのが難しいですが、この音がきつく聴こえるようだと装置に問題ありと思います。
ただ、きつくも無く、やわらかくも無く、普通の何か詰まった音にしか聴こえないよりは良いかも知れません。
あとは、それほどはっきりとは分かりませんが、ボーイングのアップ・ダウンが分かるかどうか。
ですね・・
PC音源は、メインシステムで聴きましょう。
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