ムターのヴァイオリン名曲集 ”カルメン幻想曲” 他

今日はムターを聴きます。
“カルメン幻想曲~ヴァイオリン名曲集”
ツィゴイネルワイゼンやツィガーヌ、タリスといったヴァイオリンの定番曲をムターがレヴァイン、ウィーンフィルとやっと言うことで話題になった?ものですね。
発売当初は、「ムターも、横綱商売するようになったか・・・」とあまり興味なかったのですが、そうはいても、こういう類のものは一枚あると何かと便利ですので、少したってから購入しました。
それと4D録音ということで音質の面でも話題になったように記憶しています。
堂々として、且つ確かなテクニック。
やはり、さすがムター、と言った演奏です。
【ムターのヴァイオリン名曲集 ”カルメン幻想曲” 他】 
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ジェイムズ・レヴァイン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1992年11月、ウィーン、ムジークフェラインザール
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3
【曲目】
1.ツィゴイネルワイゼンop.20(サラサーテ)
2.伝説曲op.17(ヴィエニャフスキ)(#8:42~)
3.ヴァイオリン・ソナタ第4番ト短調『悪魔のトリル』(タルティーニ/クライスラー編)(#16:23~)
4.ツィガーヌ(ラヴェル)(#32:55~)
5.タイスの瞑想曲(マスネ)(#42:56~)
6.カルメン幻想曲(サラサーテ)(#49:39~)
7.子守歌ニ長調op.16(フォーレ)(#62:16~)

まさに、横綱相撲。笑
余裕綽々の、立派な演奏でしたね。
どや顔してそう・・笑
ただ、その余裕のわりには、音楽がちょっと小さく感じます。
何なんでしょうね・・
多分、ボーイングがもうひと伸び足らないんだと思います。
五嶋みどりと比べると分かると思いますが、譜面づら、演奏する上でも、例えば4拍ならその長さを問題なく弾いてはいるものの、それでも何か短く感じる。
やはりそれは、演奏することへの謙虚さ、思い入れの差とでも言うのでしょうか、その辺の問題でしょうね。
まあ、演奏家も人間ですからね、人それぞれ、性格も違えば置かれた立場も違うわけで、こういったCDの企画もレーベルから言われてやったみたいなところもあるでしょうしね。
まさか、レヴァイン、ウィーンフィルとの競演ですから、やっつけ仕事ということはないでしょうが・・
でも、こういったこと、一つ一つが彼女の演奏を何かしら軽薄なものにしてしまっている要因ではあるでしょう。
それにしてもやはり、テクニックは大したものです。
さすがです。
ムターこの録音時、なんと29歳。まだ29歳だったんですね。
現在、48歳。
演奏家としてはまだまだ成長していかなければならない年齢です。
どや顔してる場合ではないですね。
ん?してない?
失礼しました。
これからも良い演奏、期待しています。
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