リヒテル&ミュンシュのベートーヴェン "ピアノ協奏曲第1番"、他

今日お聴きいただくのは、リヒテル&ミュンシュのベートーヴェン “ピアノ協奏曲第1番”です。
使用するCDは、前回と同じXRCDですが、これが大変音が良く、いずれはアップしたいと思っていました。
演奏も素晴らしく、特にミュンシュの指揮するボストン響がアメリカのオケとは思えない豊かな響きを出しています。
このCDに収められている演奏は、リヒテルがボストン・デビューを果たした演奏会の翌日、1960年11月2日にセッション録音されたものですが、演奏会のためのリハーサルを終えたときに、そのオケの伴奏がすばらしかったため、リヒテルが感極まってミュンシュの手に接吻した、というエピソードにも納得できる出来栄えです。
会場のボストンシンフォニーホールの音響効果もあるのでしょうが、大変豊かな響きで、ヨーロッパのオケを聞いているかのような錯覚を覚えます。
【ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番ハ長調op.15、ピアノソナタ第22番ヘ長調 op.54】
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
シャルル・ミュンシュ指揮
ボストン交響楽団
1960年
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3
【曲目】
●交響曲
1.第1楽章 Allegro con brio
2.第2楽章 Largo(#16:30~)
3.第3楽章 Rondo Allegro(#28:19~)
●ソナタ
4.第1楽章 In Tempo d’un Menuetto(#37:10~)
5.第2楽章 Allegretto(#43:11~)

リヒテルのピアノは粒立ち良く常に明晰で、多少深みにかけるように思いますが、そういう印象も含め、これはリヒテルにしか出来ないベートーヴェンですね。
それと、くどいですが笑、伴奏がすばらしい。
この曲はピアノが出てくるまで長い(ブラームスのヴァイオリン協奏曲より長い)のですが、この後ピアノが出てくるなんて忘れてしまうほど、ミュンシュ・ボストンの前奏に引き込まれます。
XRCDの音質も素晴らしいのですが、どうもFLV作成時、mp3に変換する際の設定が悪かったのか、あまり良くないですね。ちょっと高域がシャリシャリしていませんか?何か情報がまばらな感じで、弦の音がスカスカに聴こえるんですよね・・
もっと中身が詰まった重厚な音なんですがね・・
まあ、それにしてもXRCDは良い仕事してます。
感謝、感謝・・
C音源は、メインシステムで聴きましょう。
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