フルトヴェングラーの "バイロイトの第9"

今日も言わずと知れた名盤をお聴きいただきます。

フルトヴェングラーの ”バイロイトの第9″

です。

何を今更、と言う感じではありますが、聞き古された名演をよりよい音で聞いていただこうというのもこのブログの趣旨でもありますにので、ご理解ください。

ですので、PC音源もメインシステムに繋げてお聴きください。
オーディオインターフェイスを使えば直ぐ出来ます。難しいことは何もありません。
オーディオインターフェイスのS/PDIF端子からデジタルアウトさせて、お持ちのDACのS/PDIF端子に繋げればよいです。
私もそうしています。

ちなみに私の現行システムを整理しますと、

CDプレーヤー:CDドライブ PHILIPS CDD3610/85(ドライブはPC本体に内蔵せず、外付けでPCとは別電源。IED接続。)
PC:Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
再生ソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
オーディオインターフェイス:Focusrite Saffire Pro 10i/o
DAC:Prism Sound DA-1(写真はDA2ですが全く同じ外観です)
プリアンプ:出力管2A3を使用したプリとトランジスターアンプのプリプリ
パワーアンプ:HEGEL H4A MK2
スピーカー:Klipsch La scala(初期 1960年代)
ケーブル類:HUBER+SUHNER社のケーブルを加工したもの
その他:ウェスタン系アッテネーター、ウェスタンのオイルコン
です。

プリはそのうち入れ替わりがあると思います。

自宅の写真があれば一番良いのですが、何分お見せできるような状況ではありませんで・・
この程度でお許しください。

あと、パワーアンプのHEGEL H4A MK2は素晴らしいアンプですので、是非お使いください。
再生系からプリアンプを通ってきた音がそのまま出てきます。

前置きが長くなってしまいました。

ではお聴きください。

【ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』】 
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) 
エリーザベト・ヘンゲン(A) 
ハンス・ホップ(T) 
オットー・エーデルマン(Bs) 
バイロイト祝祭合唱団 
ヴィルヘルム・ピッツ(合唱指揮) 
バイロイト祝祭管弦楽団 
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
1951年7月、バイロイト祝祭劇場
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3

第1楽章Allegro ma non troppo, un poco maestoso
第2楽章Molto vivace

第3楽章Adagio molto e cantabile
第4楽章Presto

ちょっと調べましたら、このCDにある演奏はリハーサルと本番を編集したもののようですね。
全く今更・・ ホント勉強不足ですみません。

今までどう考えても、演奏終わってからの拍手が変ですし、私的には第1楽章がイマイチ緊張感が足らないような気がしていました。

もともと、私はフルトヴェングラーのよさがもう一つ分からなかったのですが、何故私がそう思うのか何となく分かってきました。
フルトヴェングラーの演奏は上手いんですよね。解釈的にもとても的を得ていて隙がない。この曲はこれで良いんじゃないの、と思わせる安定感があるんです。多分は彼の頭の中には既に完璧に音楽が出来上がっているんでしょう。それをオケに再現させる能力に長けている。団員たちからの人望も厚いですしね。オケも他の指揮者とやるよりもやる気を出したかもしれません。笑
でも、そういった安定感が彼の演奏する音楽にじわ~とにじみ出てくるのを感じてしまって・・

オケと指揮者、指揮者と作品との一発触発的な緊張感が名演にはあるものですが、私がこれまで聞いてきた彼の演奏からはそれを感じないんですね・・
何か、よく出来た絵画を見ているような感じなんです。

でも多分それは私がまだ彼の演奏を聴き足りないからだと思います。

これからの私の課題ですね。

ただ、この第九もそうですが、あの盤がどうのこの盤がどうの、という音楽とは関係ない雑音がフルトヴェングラーには常に付きまとっていて、その辺はいやですね・・  変に彼を神格化している原因でしょう。

皆さんはどのようにお聴きになりましたでしょうか。

PC音源は、メインシステムで聴きましょう。

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