カラヤンとキーシンの"展覧会の絵"

ロシア特集。

今日は、特にそういう括りも必要ないですが・・
カラヤンとキーシンの展覧会の絵をお聴きいただきます。

ロシア特集と言うことで、展覧会の絵をカラヤンで聴いていただこうと思ったのですが、キーシンのピアノ版もありましたので、折角ですからお聴きいただくことにしました。
まずはカラヤンのオーケストラ演奏をお聴きいただきましょうか。

リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3


 

【ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲『展覧会の絵』】
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1966年、ベルリン・イエス・キリスト教会

1) プロムナード
2) こびと
3) プロムナード
4) 古城
5) プロムナード
6) テュイルリーの庭
7) ビドロ
8) プロムナード
9) 殻をつけたひなの踊り
10) サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレ
11) リモージュ
12) カタコンブ
13) 死者とともに
14) バーバ・ヤーガの小屋
15)キエフの大門

とても渋く、そして圧倒的な演奏でした。 カラヤンは、とかく派手でうるさいと言われますが、ここでのカラヤンはこの曲を正面から捉え、一分の隙も見せず、最後のクライマックスまで一気に描ききった、という感じです。 カラヤン、ベルリンフィルの展覧会の絵と言うと最後の来日の時、冒頭のトランペットソロがコケてしまったのを思い出します。(笑) 今回の演奏もやりずらそうな感じですが、これは、ロータリートランペットを使っているからだと思われます。この楽器はピストンよりリップスラーがかけ辛いので、いつもこういう窮屈な危うい演奏になるようです。 ロータリーはベルリンフィル、ドイツの伝統ですからね・・ 仕方ありません。

録音場所は、当時カラヤン・ベルリンフィルでよく使われていた、イエス・キリスト教会です。

このCDの録音については「CD録音批評」さんが詳しく解説していらっしゃいますのでご覧ください。
http://www.katch.ne.jp/~naoto/Pictures2.html

 

次にキーシンのピアノ原曲です。

【ムソルグスキー/展覧会の絵】
エフゲニー・キーシン(pf)
2001年、フライブルク、南西ドイツ放送スタジオ

キーシンも技巧的というよりも愚直に奇をてらわない演奏でした。
ただ、一寸期待はずれな部分もありますね。
もう少しこの曲のきらびやかな部分を出しても良いですね。
それにまだ若いのですから、もっとひらめきを大事にして欲しいです。
ちょっと考えすぎなのと、何かしら型に収めようという感じに聴こえました。
だからなのか、以前聴いていただいたショパンは良かったですね。↓

内省的な曲の方が彼に合っているのかもしれませんね。

カラヤンとキーシンが登場したということは、

次回は・・・

あれですかね・・・

と・・・
お知らせです。

ジャズは新しく開設しました「La gutsy jazz」にて音源アップすることとしました。
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

にほんブログ村

しばらくは「La gutsy」でアップしていたジャズ関連記事を再掲しています。

ジャズの方もまた引き続きよろしくお願いします。

PC音源は、メインシステムで聴きましょう。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

 

この記事のトラックバック用URL

http://gutsy.lolipop.jp/blog/wp-trackback.php?p=535

Leave a Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.