Art Blakey And The Jazz Messengers/At The Cafe Bohemia Volume One

今日もジャズをお聴きいただきます。
Art Blakey And The Jazz Messengersの「At The Cafe Bohemia Volume One」です。
これも昨日のクリフォード・ブラウンの「メモリアル・アルバム」と一緒にリッピングしたものです。
昨日もお話しましたが、自分なりには結構良くリッピングできていて、今までの音源もやり直してみたくなっているのですが、皆さんにはどのように聴いていらっしゃるんでしょうね・・・
PC音源なので、そのままPCのスピーカーないし、ヘッドフォンなどでお聴きいただいている方が多いと思いますが、まあ、私のところにおいでいただいている方は、私の文ではなく、音が目当てだと思いますので、それなりに音の良し悪しは感じていただいているものと、信じております笑。
こんなこと言いますのも、最近、人が言う「音がいい、悪い」って、何なんだろうと思いましてね・・
アナログの音が良い、CDの音が良い悪い、SACDの方が音が良い、OSは軽い方が音が良い、Ubuntu StudioはWindowsより音が良い、それよりVoyage MPDの方が良い、DAコンバータは安くても音がいいのがある、etc.
で、自分も音がいいの悪いの言っているわけです。
最近感じるのは、PCオーディオといって、PCに詳しい方などがいろいろ音について語っているのを多く見ますが、果たしてその人が言う良い音って、本当に良い音なのでしょうか??
本当のところは分かりません。何しろ音を聴かせてくれないんですからね。
でも、その人が使っている装置や評価に使う時の言葉で、だいたい耳のレベルは分かります。
Ubuntu StudioやVoyage MPDの音、本当に良いのでしょうか・・
誰か、音源をアップしてください。笑
直ぐ出来るはずですよね?!
まあ、良いといったって、人によって音の良し悪しの基準が違いますから、もう全く意味がないんですけどね。
でもこれでだけは言えます。
音の実在感、演奏者の存在感や気配について語らない人の評価は、一切信用しない。
です。
まあ、ファイル再生なんていつでも出来ることで、今、皆さんが必死になってUbuntu StudioやVoyage MPDをインストールして、いえ、それすら出来ないとか、インストールしてもで音が出た、でないで、一喜一憂していますが、そんなもの、少なくともオーディオではないですな。
で、上手くいかなければアナログに逃げる・・・
そういう人が多いですね。
音を再生する、って、そんなことのもっと先の話ですから。
その辺のことは、ハイエンド、ウェスタン、ヴィンテージ、自作の違いに関係なく、音を再生することに人生かけてやってこられた方なら、分かると思います。
私は傍観することにします。
まっ、まずは、活きの良いジャズを聴きましょう!!
リッピングドライブ:PHILIPS CDD4801/31
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3です。
※昨日と今日の音源はリッピングドライブが変わっています。
【Art Blakey And The Jazz Messengers/At The Cafe Bohemia Volume One】
KENNY DORHAM(tp)
HANK MOBLEY(ts)
HORACE SILVER(p)
DOUG WATKINS(b)
ART BLAKEY(ds)
1955 live At The Cafe Bohemia
Recorded by Blue Note  RVG Edition
1.Announcement by Art Blakey
2.”Soft Winds”  1:35~
3.”The Theme”   14:04~
4.”Minor’s Holiday”   20:18~
5.”Alone Together”   29:03~
6.”Prince Albert”  33:44~
7.”Lady Bird” (reissue bonus track)   42:24~
8.”What’s New?” (reissue bonus track)  50:08~
9.”Deciphering the Message” (reissue bonus track)   54:30~

先日特集を組んだ「STEREO SOUND」で、一関ベイシーの菅原さんは言っています。
「かけるジャズレコードは・・・その録音時の彼らの齢は、20代だったり30代だったりして「ギョッと」する。・・・当時のこれらのジャズの名盤をかけるとき、そのサウンドは常にバリバリでなくてはならないところにいわゆる「ジャズ・サウンド」を長年にわたってキープする難しさも潜んでいる。」
演奏当時、ケニードーハム31歳、ハンクモブレー25歳、ホレスシルバー27歳・・
皆さんのところでは彼らの演奏、バリバリで鳴っていますか?
私のところではバリバリですよ!
私たちも彼らに負けずにバリバリで、いきましょう!!

 

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2 Comments

  1. 狸爺 says:

    gutsyさん、ありがとうございます。情熱、熱く語っておられますね。羨ましい。私なんぞは、歳のせいか子供にスネをカジラレているせいかわかりませんが、心も体もバリバリに堅くなっています。あっ、バリバリの意味が違う!、失礼しました。マスターの云われること、よくわかります。Radio、LP、CD、PC(NET)と音源が大きく変遷していますし、その対応機器も様々になってきていると同時に、聴覚も大きく変化(老化)しています。私の拙い体験から、音を求め始めると迷宮に入ってしまうので、うまく付合うくらいに・・と思っています。長年の友人とも音の好みも違ってきますしね。話題の原子力も蒸気の力で発電ですから、規模は違えどワットの時代と基本は同じですから、音も・・・。
    ありがとうございます。

  2. gutsy says:

    狸爺さん、コメントありがとうございます。
    いや~、どうも済みません。最近怒りっぽくて・・笑
    でもホントに、近頃は一昔と違って、怒る人がいませんよね。新しい流れが出来ると必ずそれに対し異論を唱える人達がいました。年長の方とか・・ そういった壁があったからこそ新しい力も鍛えられ、本物になっていくのに・・。今はそれがないですね。だから、本物がなくて、チョロイ者(物)が増えるんですよ。これは世界的にそうかもしれません。世界的に人材不足でしょうね・・
    ・・・あ、また愚痴ってる笑。
    狸爺さんは、私なんかよりよほど音には苦労されてきたんでしょうね・・・  お察しします・・
    私は幸いベイシー(菅原さん)の音と言う大きな壁を見つけられたので、ある意味オーディオ的には幸せだったのかもしれません。
    正しいものを守るためにこれからも大いに怒っていきますよ!
    なんて、憂さ晴らしているだけなんですけどね・・
    原子力・・・そう、昔と変わってないんですよね・・
    ・・機械SPはともかく、今も昔も音は電気で鳴りますし、勿論PCもですね。
    またジャズかけていきますので、宜しくお願いします。

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