デュ・プレのドボルザーク・チェロ協奏曲

今日は、 ジャクリーヌ・デュ・プレのチェロで、ドボルザークのチェロ協奏曲です。
指揮はセルジウ・チェリビダッケ、スウェーデン放送交響楽団の演奏、1967年11月26日ライヴ録音です。

そろそろマーラーをアップしたいと考えているのですが、その前に協奏曲とか器楽曲をと思い、今回はジャクリーヌということで。

リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
ファイルサイズは56.8MB。
音声はMP3です。
第一楽章 Allegro
第二楽章 Adagio ma non troppo 16:42~
第三楽章 Finale: Allegro moderato 31:04~ 

ドボルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調OP.104 -TELDEC 独-

いかがでしたか?

ライブと言うこともあるのでしょうが、最初の一音から最後の音まで、音楽的テンションが維持された素晴らしい演奏でした。

この曲の効果でもあるのですが、オケによる前奏が次第に消えていく中、チェロの最初一音で会場の空気が一変しましたね。そこからジャクリーヌの独壇場で、彼女は最後まで、音楽的に緩むことなく、弾ききったと言う感じでしたが、最後のオケのクレッシェンドからフィナーレを迎えた時、ハッと我に返って、チェリビダッケの大きなサポートの存在に気づき、一瞬のうちにこれまでの45分間の出来事が走馬灯のように思い出され、深い感動を味わいました。

個人的にはこういう感覚を味わうことが出来る演奏が、よい演奏だったと思っています。
音的には、TELDEC特有?の乾いた、ヘタすると平面的になりやすい音をどこまで彫りの深い立体的な音に再生できるかが、難しいところでしょうか。

その辺のところは、再生系の問題で、アンプやスピーカーをどうこうして、解決できる問題ではないようです。

 

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