クライバーンのチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番
今回は、ヴァン・クライバーンのピアノでチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番です。指揮はキリル・コンドラシン、交響楽団の演奏です。
交響楽団とは通常いわゆる「RCAビクター交響楽団」ことのようです。スタジオミュージシャンですかね。
ちょっと立て続けてのアップになりますが、お付き合いください。
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
ファイルサイズは40.7MB。
音声はMP3です。
今回のCDは演奏ももちろん良いのですが、XRCD24のため音が大変良いです。
お聴きいただく音源は圧縮され音質劣化はしていますが、個人的にはXRCDの音はマスターに近いのではないかと思っています。
全てのCDがこのような素晴らしい音で聴けたらといつも思いますね。
第一楽章 Allegro non troppo e molto maestoso
第二楽章 Andantino simplice 21:05~
第三楽章 Allegro con fuoco 27:55~
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23 -JVC XRCD24 -
いかがでしたか?
演奏的には少し古めのタイプでしょうか。ただ、コンドラシンの虚飾を廃した読みの深い且つ真っ直ぐな演奏が、クールなこの天才の若者を力強くサポートしていて、クライバーンが安心して弾いているのが分かります。
タッチに乱れがなく、まさにフラット特性?笑 それでいて現代の若手にはない人肌を感じますね。
解説には「往年の演奏家のような絶妙なルバート、繊細の極みともいえるピアニッシモ、フレージングの美しさ、繊細な音楽性」が素晴らしいとあります。
現代で言えば、ヴァイオリンですがヒラリー・ハーンかな???
ちなみに本CDの豪華ライナー中のXRCDに関する解説は昨年末亡くなられた斉藤宏嗣氏でした。
アンコールはキーシンにお願いしましょう。笑
ショパンのスケルツオ第4番です。
ショパン/スケルツオ第4番ホ長調作品54、エフゲニー・キーシン(Pf) -RCA EU -
いいですね。
思いのほか彼は技巧派ではなく、無骨に音楽を正面から捉えるピアニストだな、と言う印象です。
私は好きなピアニストの一人です。
音的にも、RCA、良い仕事しているのではないでしょうかね。
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