技術点は2位!優奈は、いい演技でした… 2017 フィンランディア杯 女子フリー

2017 フィンランディア杯 女子フリー 終わりましたね。

結果は、

ということで、我らが、白岩選手は、フリー6位と、ショート8位から少し挽回して、総合7位でした。

フリー、119.27点で、6位。
まあ、彼女の実力、実績、期待からすると、ちょっと、駄目な数字ではありますが、私的には、今の彼女の状態からすれば、まあまあ、大きく崩れず、次に繋がる結果ではあったと思います。

で、なんてったって、フリーの技術点、2位、ですからね!笑


 
これからもわかるとおり、最終部ループの殆どの選手が、転倒を含め、ジャンプを失敗しましたから、それからすると、いくつかジャンプミスはあったものの、今の彼女の実力、出来る範囲で、踏みとどまった、纏めた、って、思います。
 


このフリーも、彼女、ジャンプはイマイチで、ホントにクリーンで跳んだの、数えるほどでしょうかね…
やっぱり、良い時と比べて、着氷が綺麗でない、不安定、なんですよね。
それでも、こうやって、技術点、総合2位になるっていうのは、勿論、他の上位選手が転倒失敗したせいもありますが、基本的に、彼女他の上位選手より基礎点、高かったんですね。
しっかり計算してはいませんが、まずは、各選手、失敗後の、ジャッジスコアーに表示されている基礎点だけ比べても、57.46は、ソツコワの60.92についで2位ですし、ジャンプ構成も、昨シーズンぱっと出の選手も、なんやかんやいっても、コンボも3T+3Tだったりね、難易度は、白岩選手より低いです。

結局、GOE頼み、ってことですね。
まあ、だからこそ、みんな、綺麗なジャンプ跳ぼうとに努力するんでしょうけどね…

それと、ジャンプを殆ど、後半に持ってきてますからね。
意欲的で、頑張った、構成ですよ。

まあでも、白岩選手、ジャンプがこういう状態ですから、当然思うようには、得点伸びませんから、キスクラなんかの様子見てると、ちょっと、自暴自棄?な、感じですかね…
どうせ、点、出ないし…って。
ショートのときも、42、っていったように思いますから、コーチから、何点だと思う?って聞かれたんでしょうかね…
本人、あまり、得点気にしないようにしているようですけど、やっぱり、当たり前ですけど、試合の度、点が低いのは、嫌、というか、ショックというか、悔しいというか、ね…

彼女のチーム、たくさんの選手、それも、彼女のライバルといえる存在の選手が、所属してますから、それが、彼女への指導監督、気配り、そういったものに、悪い影響、なければいいなあ、って思います。
まずは、宮原選手のこともあるでしょうし、もう、アイドル気分でちやほやされている、本田選手もいますし、ね…
どこまで、彼女に対してのケアが、出来ているのか。

キスクラでの、彼女とコーチの様子を見るにつけ、要らぬ心配をしてしまいます…
まあ、今は多分彼女、年齢的にも、何言われても、カチンとくるときかもしれませんけどね…

でもね、彼女には、この大会の演技、自信持ってもらいたいです。
ホント、いい演技でしたから…
問題は、当たり前ですけど、ジャンプだけなんですよ。
まあ、この大会では、ステップがことごとく、レベル2だったのは、振付師に要確認でしょうけどね。
それと、スピンも、最後のレイバック、レベル取れていないのは、回転不足でしょうか?次の決めポーズのために時間がなかった、って感じでかな。

ホント、技術以外の演技、彼女、成長しました。
このプロ、振付も、私が知っている「展覧会の絵」っていう先入観を持たず、純粋にプログラムとして聞いてみると、悪くないですね。
悪いどころか、トムディクソン、細かく計算して、考えて、作っているなあ、って思いました。
分かりませんが、多分、クラシックの、ムソルグスキー作曲のこの展覧会の絵をプログラムにしたい、と思ったのではなく、このプロで使われたアレンジの演奏を聴いて、それを、プログラムにしたいと思って、この展覧会の絵を選んだのかな、て思いました。
断片的にしか使われてないので分かりませんが、雰囲気のある、いい感じのアレンジかな、って思います。スピンの後にポーズを決めたりするところが、彼らしいですしね。笑

とはいっても、このプロ、表現するのは難しいです。
この曲を、こういう風に使った時点で、原曲の持っていたコンセプトは、どこかに飛んじゃってますから、頼みは、アレンジ曲がもつ雰囲気と、曲割り構成の妙と、振付。
でも、彼女、それを元に、上手く演技、表現していました。ポーズの意味を理解し、決めるところは躊躇なく、しっかり決めていましたから、そういうところが良かったんだと思います。

例えば、最後の決めポーズ。
これ、中途半端にやったら、演技全体が台無しですから、彼女のように、ズバッと決めなくては駄目ですし、こういう演技できたってことは、彼女、この振付の意味をちゃんと理解しているんだな、って思います。
2015年の彼女に感じた、表現力、今に繋がっているんだなあ、って思います。

そして、このフリーの衣装、いいです。
紫、彼女似合いますね。多分、身体が一回り大きくなって、身も心も、ちょっと大人になった今の彼女だからこそ、なんだと思います。
デザインも良いですし、裾の丈の長さ、も良いですし、スカート部分のデザインも、ちょっとまーるくなった彼女をスマートに見せるのに貢献してますし、下半身が軽く感じますよね。

素敵な衣装です。
このプロにも合ってますし、ね。

 

とにかく、白岩選手は、問題はジャンプですから、しかも、もともと得意なはずなんですから、何の心配も要りませんね。
 
だから、自分に集中して、ね。

 

頑張れ、優奈!

 

 

 

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