吉田秀和先生・・・ お好きだったこの曲と共に・・・

”名曲の楽しみ。吉田秀和。”

今日は、去る5月22日にお亡くなりになられました吉田秀和先生を偲びまして、生前先生がお好きだったと伺っております、モーツァルトの”ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287″から第4楽章 アダージョを聴きます。

先生は生前、他の評論家がカラヤンを批判する中で、比較的正当に評価してくださいました。特に晩年のカラヤンのモーツァルトは大変気に入ってくださって、1987年録音のものだったと思うのですが、この曲のアダージョの演奏は絶品だと、お褒めくださいました。
カラヤンファンの私は、アンチ・カラヤンがもてはやされる時期に、そんな先生の後ろに隠れるように、先生に縋るような思いで、ラジオの先生をお慕いしていました。

今日は残念ながら、その1987年のK287の演奏は手持ちがなくて聴くことは出来ません。ですから、カラヤン60から1965年の演奏をお聴きいただこうと思います。

それで、その前に、先生がお好きだった晩年のカラヤンのモーツァルトを、まず、聴きたいなと思います。交響曲第39番変ホ長調K543。1987年9月、ベルリンのフィルハーモニーでの録音。管弦楽は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。

 
モーツァルト交響曲第39番変ホ長調 K.543“】 ? Ripped in 24bit-192KHz


 【Personal】
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
■録音:1987年2月、9月、ベルリン、フィルハーモニー
【Take】
1.第1楽章:Adagio-Allegro , 2.第2楽章:Andante con moto, 3.第3楽章:Menuetto(Allegretto)-Trio, 4.第4楽章:Finale(Allegro)
 

それでは、今日のタイトルでもある、この曲、”ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287″から第4楽章アダージョ。
 

これで、お別れです。
先生、さようなら.. でも、ありがとうございました。どうぞ、先生がお好きだったこの曲と共に、安らかに……
 

モーツァルトディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287“】 ? Ripped in 24bit-192KHz


 【Personal】
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
■録音:1965年8月、スイス、サンモリッツ
    ホテル”La Reine Victoria”併設のヴィクトリアザール
【Take】
第4楽章:Adagio
 

★PC音源はメインシステムで聴きましょう。

 

 

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