羽生?って誰だ ?? やっぱり凄かった… 町田樹

今更ながら、彼は凄かった…

この演技を改めてみると、羽生選手の演技が如何にスカスカか…笑

2人はライバルではあったけど、成績も羽生選手の方が上だったけど、私の思うフィギュアスケーターとしては、町田樹のほうが一枚も二枚も、上でした。

 
ジャンプは、フィギュアスケートのほんの一部の要素に過ぎないと、心底、思い知らされる、そんな彼の濃密な”演技”。


 
そして、そんな演技も、彼のジャンプを含めた技術に支えられているんですね。

 

本来、芸術やエンターテイメントの類は、言葉に表せない何か、を言葉以外で表現しようとするもので、彼が今取り組んでいる研究の世界は、それとは真逆のこと。

まあでも、それはそれで必要なことではあります、が、私は音楽、芸術を言葉で考えることには、あまり興味がありませんけどね。笑

 

芸術的要素の強いフィギュアスケートですが、しかし、その中にジャンプという、きわめてスポーツ的な芸術とは真逆に思える要素が入ってきますが、そしてそれがフィギュアスケートの面白さでもあるのですが、それは単なる必要な種類のジャンプを並べ、こなしていくと言うだけではなく、振り付けの中で、どうジャンプが生きてくるか。きわめてスポーツ的でテクニカルなジャンプが芸術的要素として”作品”の一部になるか。

良い演技って、ジャンプが振り付けの一部になっていますからね…

 

彼のそんな研究成果である”継ぐ者”を観ると、ジャンプがその作品の中で其々意味を持って、存在しているのが感じられるんですが、改めて彼のサイトで”継ぐ者”の彼の解説を読んで納得。

「 (前略)今回初めてフィギュアスケート作品にするにあたり、敢えてどこも切らず全曲を使用しました。そのためフィギュアとしては異例に長い、6分弱の作品となっています。またフィギュアスケートの長い歴史で精錬されてきた6種類のジャンプを全て使い、それが表現上もっとも相応しいかたちで入るような作品を目指しました。 (後略)」

 
 

つくづく、引退が惜しまれます…

 

 

 

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