Archive for April, 2017

実は、その他は良い感じだった、2017世界フィギュア 女子ショート

まあね、日本のオリンピック枠がどうのこうの、とか、三原選手が5位って、何?とか、154に大笑いして、もう、フィギュアスケートって、付き合いきれない、って思ったりしたわけですが、何が悲しいって、ジャッジなんてどうでも良いんですよ、実際の演技が良ければね、って、良いと言っても私の好みの演技、という事でしょうけど、今の日本女子には、手放しで良い、エクスキューズなしに良い、といえる現役選手は、浅田選手しかいませんし、その浅田選手も今は本来の姿で演技は出来ていない状態ですから、そういう、成績関係なく演技を楽しめる、だからまた見たい、って普通に思える選手が、国内ではいないってことです。 宮原選手しかり、三原選手しかり、ジュニアの選手もみんな、其々期待はして応援はしますが、手放しで、また見たい、って言う選手はいませんね。 で、あーぁ、って感じなんですが、でも、一旦国外の選手を見ると、意外や意外、日本がのほほーん、としている間、なかなか粒が揃ってきている、そんな感じなんですね。 で、この世界フィギュアの女子ショートの演技、良かったんですよね… とりあえず、全選手の演技見まして、良いと思えた選手、演技です。   リー・ズージュン選手   彼女は、一見、キムヨナを感じさせるようなふにゃふにゃな感じの演技ではありましが、ジャンプだって力みのない演技に溶け込んだものですし、悪くないんですが、この演技では、回転不足や着氷が乱れがちのようです。それと、ジャンプが演技に溶け込む感じの軽やかな演技はいいんですが、それが、技を技として決め切れていない、技の完成度がもう一つ、な印象に繋がっていますね… でも、今後どう変わっていくかまた見たい選手です。   マライア・ベル選手   彼女は、アメリカ人らしい、はっきりとした演技が気持ち良いです。それでいて乱暴で、雑な感じはなく、腕の表現も柔らかかく、しっかり繊細さ、やさしさを腕で表現できる選手です。 印象としては、同じアメリカのグレイシーゴールド選手と重なってしまいますが、彼女の方が表現力あります。ただ、良く分かりませんが、今彼女は20歳という事で体系変化は終わっているんだろうとは思うんですが、何となく、シーズン当初より体大きくなりましたかね… ジャンプが重く感じますね。最近の試合では結構ジャンプ失敗してますからね。 でも、グランプリシリーズのアメリカ大会では本当に良い演技しましたから、あれくらいのジャンプがコンスタントに飛べれば、彼女は、5位くらいから、メダル狙える選手だと思います。 でも、ジャンプ何か失敗しても関係なく、彼女の演技、また見たい、って思います。 願わくは、ニコルにだけは、振り付けさせないように。笑 グレイシーのように潰れてしまいますから…   エリザヴェート・トゥルシンバエワ選手   彼女は、華奢なせいか、日本の宮原選手を彷彿させますが、音楽の特徴を捉え、身体で表現する、ことに関しては、彼女の方が上ですね。宮原選手は、どうしても、振り付けを行っている、という、その動作に常に硬さが付きまとっていますが、彼女にはそういうの無さそうですね。 まあ、曲が曲だけに、出だし、もうちょっと笑ったら?って思いましたが、最後の方は、大丈夫でしたね。 ただまあ、動きはとても軽く重さは一切感じませんから、演技全体にもっとスピードを出していけるはずで、振り付けももっと凝ったものでもいいかもしれませんね。 彼女、バイオリンはなかなかの腕前で、オーサーに手紙を出して、コーチをお願いしたそうですね。   カレン・チェン選手   彼女は良いですね。 一見身体が硬そうに見えましたが、彼女は、しっかりポーズを決められる、しかも感情を込めて、それも嫌味にならず。 ジャンプも、日本選手のような、精密で、失敗しないようにいつものように回ろう、的な、ある意味神経質な、笑、型にはまった感じはなく、助走から踏み切りの力をそのまま飛距離にして流れていく。 身体能力がありそうですね。体幹が強そうというか… 分かりませんが笑 彼女のジャンプは、まあ、映像の撮り方の影響もあるんでしょうが、リンクいっぱいに使って跳んでいる感じがします。リンクってこんなに広いんだなって感じで。 気持ちのこもったジャンプ。 まあ、浅田選手は別として、こういう演技できる日本選手、いませんね。   マリア・ソツコワ選手   彼女の演技、どうですか? 良い演技という事では、上げていないんですね。 彼女の演技、この中では一番、詰まらなかったんですが、どうでしょう。 ただ、練習してきた事を、失敗しないでやりました、そんな演技でした。 音楽は流れていましたが、何の、感情的な起伏を、その演技、彼女の動作からは感じられませんでした… けど、今季の彼女はもう少し良かったように思いますが… ただ、日本の選手も、こういう演技になる傾向がありますから、そうなると演技は詰まらないです。 これまで見てきた選手はみんな、この時はこの時の、演技をしましたから、とても面白かったですね。 ライブ感がありました。 で、実は、上位にいけばいくほど、この、ライブ感がなくなる、そういう傾向があるんですよね。 練習どおりの、いつものとおり、失敗しない、一線を超えない演技。 そういうのはやっぱり面白くないです。   まあ、国内は、結局、浅田選手を引き継げる選手は、育ってこなかったわけで、ノーミスジャンプが出来る選手にしか、魅力を感じない価値観を見出せないという、なんとも情けない日本のフィギュアですけど、もしかしたら、日本人コーチにも問題あるのかもしれませんね。実は、世界が見えていないというか、なんというか…     そういえば、もう4月になりまして、そろそろ、浅田選手の動向とかの情報って、あるんだと思いますが、大丈夫ですかね。笑 カキ氷食い過ぎってんじゃないでしょうか?笑 […]

Monday, April 3rd, 2017 

ノーミスジャンプで棚ボタの三原選手、なんと5位… 2017世界フィギュア 女子

2017世界フィギュア 女子、終わりました。 というわけで、日本の次季オリンピックの女子の出場枠は、2、となりました。 まあ、たまには気分転換で、いいんじゃないんですか?笑 ただ、浅田選手は、これで、しっかりとした形で成績を出していかないと、2人のうちの一人に選ばれるのは厳しいくなりました、けど、まあ、それは他の選手も同じではありますけどね。 でも、2人は本命で選んで、そこそこの成績の浅田選手を、選んで、という状況ではなくなった、のはありますよね…   で、前回の記事で、3枠はない、と断言しまして、まあ、そうなりましたが、まあ、誰でもそんな予想いえるほど、ショートの日本選手の成績は、枠獲りに関しては、駄目でした。 しかし、まあ、結構惜しいところまではいきましたよね。 三原選手が結果、ショート4位、総合5位、って言うんですから、試合は何が起こるか分かりませんね。笑 って、笑っちゃいけません… 上が今大会のフリー、下が先日の四大陸選手権のフリー。 2017世界選手権 138.29 2017四大陸選手権 134.34 優勝した四大陸もジャンプノーミスの演技でしたが、あの試合から、今回の試合の演技に対し、約4得点、上がってます。 正確には、3.95. フィギュアスケートの国際大会では一番権威のある大会での、3.95と言うのは、誤差の範囲などと呼べるものではなく、現に、今回のように、ショートで、5位から10位までの得点の差が、4.5という拮抗している状況でしたから、3.95という得点は、10位で名もない二流選手で終わるか、メダル争いの出来るトップ選手への仲間入りをする選手になるか、の、大きな意味があったわけですね。 それ程の大きな違い、今回の三原選手の演技と、先の四大陸の演技に、果たしてあったのでしょうか? で、見て、比べれば早いですね。笑     どうでしょう? 彼女には意地悪な感じですが、基本、同じ程度の演技だと、私には見えますが… まあ、若干、今回の演技のほうが、スピードがあるかな、ジャンプへの食いつきが良い、かな???って言う程度ですね。 ですから、私は、総じて今回の三原選手への技術点、特にジャンプですかね、は、付けすぎだと思います。 最後のサルコー、四大陸と、どう違うのか?笑 そりゃあ、採点競技だから、人が変わればジャンプだって、評価、見方が変わる、ってことでしょうが、しかし、フィギュアスケート競技はスポーツだと言い張っているわけですから、一つの技の評価がそんな曖昧になされ、結果それが塵も積もって、4点も差が出てくるなんてのは、これ、スポーツ競技っていえます?笑 人によって評価が変わる、しかもその大会の順位を大きく作用する形で、なんてのは、もう、スポーツではありません。 アートですよ、アート。芸術作品ね。笑 ですから、もう、フィギュアスケートは、芸術、文化、文芸のコンペティションなんですから、審査も最後は話し合いで決めれば良いんですよ。 カッコウつけて、出来もしない点数で評価しようなんて、度台無理な話だってことです。 これが今のフィギュアスケートですね。 PCSも、彼女の演技、8点ではありませんよ。 せいぜい、7点代前半から中盤。7.00~7.50です。 しかも四大陸よりも、全体的に上がっているし… 多分、三原選手へのジャンプやPCSの得点は、ジャンプノーミスだってことでアゲ気味になったんだと思います。ショート15位の選手ですからね。体勢に影響ないし。で、ふたを開けて見たら、まあ、後続の選手がみんな失敗して、ショートで10点もリードしていた選手も、この197点の選手に追いつけず。笑 結局最後まで、総合トップのまま、彼女の技術点の74点がやたら目立っちゃてるんで、ジャッジも泡食ったか、ノーミス・メドベに技術点78出し、挙句、PCSを馬鹿盛りし、フリーの得点154、って…笑   無能ジャッジが、何となく…で付けた、GOE1や2、やPCSの0.5、1.0の上乗せ。 この、何となく、の積み重ねが、ありもしない能力、評価を選手に与え、そして奪っている。 競技会という場で。   本来、三原選手のこの結果としての5位、という成績は、棚ぼた、とは言わないんでしょうね。 同じ条件で戦い、ノーミスした彼女が良かったわけですから。 ノーミスで、演技する… これが彼女の、フィギュアスケートでの、武器ですから… それで良いんでしょう…   ISUは、恐らく、フィギュアスケートを、より、スポーツ色を、より強めていこう、としているように思います。 もしかしたら、フィギュアスケートのジャッジに、そういう方向のジャッジにするよう、要請しているのかもしれませんね… そして、それがフィギュアスケートなんだ、と、ジャンプ技術の絶対性、ジャンプが跳べるのが、一流のフィギュアスケーターであり、それが一流のフィギュアスケートの演技なんだと、競技会を通じ、私たちを洗脳している。 PCSなどという、ありもしない仮面を被ってね…     で、浅田選手は、というと、 実は、浅田選手は、2枠だろうが3枠だろうが、関係ないです。 […]

Saturday, April 1st, 2017