Archive for April 21st, 2017

私も、”真央ファン” に…

ご無沙汰しておりました… 浅田選手が、 フィギュアスケート競技からいなくなってどのくらい経ちましたかね… って、 まだ1週間ぐらいしか経ってませんけどね、なんかもう、気持ちは晴れないと言うか、 重い、というか、四大陸(でなくて、国別、笑)なんてどうでもいいと言うか、樋口選手がトリプルアクセルを飛んだなんてどうでもいいと言うか、何でしょうね… 本当に異論はあるでしょうが、私結局、昨シーズン、最後の年の彼女が一番好きでした… 演技が、というよりは、彼女の人間性、と言うと大袈裟ですが、人となりも含めての、浅田真央、を好きになりましたね… 何ていうんでしょうね、初めて、演技の中に見る彼女に共感できたというか… 今までは、浅田真央、が出てきちゃった演技は、好きではなかったんですが、昨シーズンの彼女は、その彼女自身に、余計なものがくっついていないというか、雑念がない、というか、 彼女自身そのものがストレートに、音楽、振り付けに結びついている、それもとてもシャープに。振り付けもシャープ、音楽もシャープ、彼女もシャープ。本当に、今年の彼女は、進化してるな、って思いましたね… そういう意味では、浅田選手、ではなく、浅田真央、彼女そのものも、好きになったわけで、ですから私、初めて、”真央ファン”になったのかもしれませんね… だから、今回の彼女の引退、引退会見に対しても、比較的に、好意的なのかも知れません。 なんか今日、四体陸(でなくて、国別、笑)やっていますが、まあミスない演技ですから、文句言う方がおかしいんでしょうけど、悪くない演技ですが、面白くもない演技で、あの演技にこの点数?のオンパレード。まあ、選手達は、このショート、出来はいつも通り良かったと思うので、私の感覚、気持ちが変わったんでしょう。浅田選手がいなくなったことで、私の、たが、が外れたか、ですね… たが、と言えば、テレビ中継で、メドベージェワ選手の紹介の時のテレ朝のナレーション、どんだけ持ち上げんのかって言うくらい、の暴走ぶりで、まあ、いつものことと言え、こいつらには、たが、などという、節度もくそもない、という有り様に、いつものことなれど、妙に敏感に、否定的な私な訳でね…   浅田選手には、せめてもう一年、選手でいて欲しかった… いえ、ずっと選手でいて欲しかった… あなたのいないフィギュアスケートは、やっぱり、ありえません… 猫も杓子も、表現力、表現力って、フィギュアスケートにおいて、表現するっていうことがどういうことなのか、本当に、分かっていっているのか。 「自分のジャンプを跳ぶ度に、浅田さん…真央ちゃんが心の中に生きている」 って、お前と彼女なんて一番かけ離れた存在なんだよ!演技も人間的にも、フィギュアスケートへの心構えもな!彼女を語るんじゃね! って、私が一番、たが、が、外れてます…   もう、フィギュアスケート競技で、その演技について語ることがない、って思うと、本当に、淋しいです。 私は、スポーツ選手に限らず、世間の目に触れる人は、幼い、子供っぽい、って感じると駄目で、最初の頃の浅田選手にはそれを感じて、彼女に対しては、批判的でした。でも、バンクーバーに向け、 一皮剥け二皮むける毎に、その演技も無駄のないシャープなものになってきて、まさに、昨シーズン、最後の年の彼女もそんな感じに、私には思えて、私も新鮮な気持ちで彼女を改めて、惚れ直したというか… スミマセン… 私、さっきから、昨シーズンって言ってますが、まだシーズン終わってないんでしたね…   思えば、もう、彼女の新しいプロ、見られないんですよね… って何を今さらですけど、まあ、ショーとして、エキシビションのプロはあるとは言え、ね… 寂しいです…   でもね、彼女には、お疲れ様って言ってあげなきゃ、とも思います。それに、今改めて彼女の演技を見返してみるにつけ、彼女ほど振り付けに忠実で、振り付け師の意図を、より美しく、正確に、そして完璧に演じきれるのって、もう彼女しかいないわけで、現実のフィギュアスケートは、もう、別世界の出来事になってますから、彼女のためにも、今のフィギュアスケートからは、離れた方が良いのかも知れません。   浅田選手の引退前に、彼女の過去の演技、何故か見返して来ましたが、そこに選ばなかった演技、     トリプルアクセル、切れがあって、鋭いです。 こんな演技、もう誰もできませんね…     彼女が、一番印象に残っている演技。 この演技は、終止力が入っていて、もう、やるしかない、練習してきて、今、自分の中にあるもの、それを、今、出す、それだけに集中していたんだと思います。 とにかく、必死でした… それが、あの涙、なんだと思います。     浅田真央、最後の演技。そして、トリプルアクセルを跳んで終わったのが自分らしい、という演技。 この大会の前に、元オリンピック選手の男性コーチに、ジャンプの指導を請けていたとか。って、本田氏でしょうか… これが、彼女の最後の演技なんですよね… スピードもあって、切れがあって… 振り付けの演技の完成度は、この日の出場選手中、一番でしたし、ただ、滑り込みが足らないだけのように思いますし、ジャンプ指導だってオリンピックに向けて続けていけばいいのに、って、思います。 でもね、演技直後の彼女の表情、ソチとは対照的で、頑張ったけど、駄目だった… […]

Friday, April 21st, 2017