ノーミスジャンプで棚ボタの三原選手、なんと5位… 2017世界フィギュア 女子

2017世界フィギュア 女子、終わりました。

というわけで、日本の次季オリンピックの女子の出場枠は、2、となりました。

まあ、たまには気分転換で、いいんじゃないんですか?笑

ただ、浅田選手は、これで、しっかりとした形で成績を出していかないと、2人のうちの一人に選ばれるのは厳しいくなりました、けど、まあ、それは他の選手も同じではありますけどね。
でも、2人は本命で選んで、そこそこの成績の浅田選手を、選んで、という状況ではなくなった、のはありますよね…

 
で、前回の記事で、3枠はない、と断言しまして、まあ、そうなりましたが、まあ、誰でもそんな予想いえるほど、ショートの日本選手の成績は、枠獲りに関しては、駄目でした。

しかし、まあ、結構惜しいところまではいきましたよね。
三原選手が結果、ショート4位、総合5位、って言うんですから、試合は何が起こるか分かりませんね。笑

って、笑っちゃいけません…


上が今大会のフリー、下が先日の四大陸選手権のフリー。

2017世界選手権 138.29
2017四大陸選手権 134.34

優勝した四大陸もジャンプノーミスの演技でしたが、あの試合から、今回の試合の演技に対し、約4得点、上がってます。
正確には、3.95.

フィギュアスケートの国際大会では一番権威のある大会での、3.95と言うのは、誤差の範囲などと呼べるものではなく、現に、今回のように、ショートで、5位から10位までの得点の差が、4.5という拮抗している状況でしたから、3.95という得点は、10位で名もない二流選手で終わるか、メダル争いの出来るトップ選手への仲間入りをする選手になるか、の、大きな意味があったわけですね。

それ程の大きな違い、今回の三原選手の演技と、先の四大陸の演技に、果たしてあったのでしょうか?

で、見て、比べれば早いですね。笑
 


 
どうでしょう?

彼女には意地悪な感じですが、基本、同じ程度の演技だと、私には見えますが…
まあ、若干、今回の演技のほうが、スピードがあるかな、ジャンプへの食いつきが良い、かな???って言う程度ですね。
ですから、私は、総じて今回の三原選手への技術点、特にジャンプですかね、は、付けすぎだと思います。
最後のサルコー、四大陸と、どう違うのか?笑

そりゃあ、採点競技だから、人が変わればジャンプだって、評価、見方が変わる、ってことでしょうが、しかし、フィギュアスケート競技はスポーツだと言い張っているわけですから、一つの技の評価がそんな曖昧になされ、結果それが塵も積もって、4点も差が出てくるなんてのは、これ、スポーツ競技っていえます?笑 人によって評価が変わる、しかもその大会の順位を大きく作用する形で、なんてのは、もう、スポーツではありません。

アートですよ、アート。芸術作品ね。笑
ですから、もう、フィギュアスケートは、芸術、文化、文芸のコンペティションなんですから、審査も最後は話し合いで決めれば良いんですよ。
カッコウつけて、出来もしない点数で評価しようなんて、度台無理な話だってことです。

これが今のフィギュアスケートですね。

PCSも、彼女の演技、8点ではありませんよ。
せいぜい、7点代前半から中盤。7.00~7.50です。
しかも四大陸よりも、全体的に上がっているし…

多分、三原選手へのジャンプやPCSの得点は、ジャンプノーミスだってことでアゲ気味になったんだと思います。ショート15位の選手ですからね。体勢に影響ないし。で、ふたを開けて見たら、まあ、後続の選手がみんな失敗して、ショートで10点もリードしていた選手も、この197点の選手に追いつけず。笑
結局最後まで、総合トップのまま、彼女の技術点の74点がやたら目立っちゃてるんで、ジャッジも泡食ったか、ノーミス・メドベに技術点78出し、挙句、PCSを馬鹿盛りし、フリーの得点154、って…笑

 
無能ジャッジが、何となく…で付けた、GOE1や2、やPCSの0.5、1.0の上乗せ。
この、何となく、の積み重ねが、ありもしない能力、評価を選手に与え、そして奪っている。

競技会という場で。

 

本来、三原選手のこの結果としての5位、という成績は、棚ぼた、とは言わないんでしょうね。
同じ条件で戦い、ノーミスした彼女が良かったわけですから。
ノーミスで、演技する…
これが彼女の、フィギュアスケートでの、武器ですから…

それで良いんでしょう…

 

ISUは、恐らく、フィギュアスケートを、より、スポーツ色を、より強めていこう、としているように思います。
もしかしたら、フィギュアスケートのジャッジに、そういう方向のジャッジにするよう、要請しているのかもしれませんね…
そして、それがフィギュアスケートなんだ、と、ジャンプ技術の絶対性、ジャンプが跳べるのが、一流のフィギュアスケーターであり、それが一流のフィギュアスケートの演技なんだと、競技会を通じ、私たちを洗脳している。

PCSなどという、ありもしない仮面を被ってね…

 
 

で、浅田選手は、というと、

実は、浅田選手は、2枠だろうが3枠だろうが、関係ないです。

彼女が本来のレベルのプログラムで、本来の演技をすれば、全日本では優勝しますから、問題ありません。
ただそのためには、このオフをしっかり戦略を持ってやらないと…

膝が…
なんて言っているようでは、話になりませんからね…

 
 

最後に…

 
樋口選手、

 

 

コーチ、替えなさい。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

この記事のトラックバック用URL

http://gutsy.lolipop.jp/blog/wp-trackback.php?p=14126

4 Comments

  1. 日本を憂う says:

    今の日本人選手の振り付けではPCSは上がらないということでしょう。音楽の表現とは関係なく、ジャンプ前後にもステップを入るまくり、腕を動かし続ければいいのでは。今やフィギュアスケートは、ミスせず、絶えず動き続けるものに点がでる競技になったのです。そういう意味では、失敗が比較的少なく回転不足とられる心配のない三原選手に、日本女子の期待がかけられるようになるでしょうね。

  2. gutsy says:

    日本を憂うさん、

    そういう事ですね…

    フィギュアスケートも、詰まらない、一運動競技に、成り下がりました…
    結果だけネットで見れば、事足りる…

  3. mike says:

    お疲れ様でした。

    ジャッジの思惑通りに行かそうとしても、
    以外な選手の頑張りや失敗が出てしまって、慌てて帳尻を合わせなければ!!
    または前もって予防しておいたら、あらま、大変〜で摩訶不思議な点数になってしまう。
    こんな事何回起きているんでしょう。
    バンクーバーのヨナの得点もまさにコレですよね。負の遺産としてずっと残る。
    今回の154もね。
    付けたジャッジは恥ずかしくないんですかね??
    大なり小なりいつも起きています。

    マイちゃんは本当にひたむきで、真っ直ぐ素直なスケートで、大好きな選手ですけど
    200点の選手にはとても見えない。(ジャンプ構成や質は素晴らしいですが)
    まだまだこれからの選手ですよね。
    でも、しっかりやるべき所でノーミスでやってくる、それが彼女の強み、エライ所で、
    それがジワジワ効いて来る。四大陸もそうです。
    終わってみれば、帳尻合わせラッキーガール!
    樋口さんだってなれたのに、もったいない、残念です。

    私はPCSの内容なんて、ジャッジは絶対細かく見ていない、
    出来によってチョチョっと上げたり下げたりする格付け点でしかないと強く思っています。
    それを出してもらえる選手じゃなかっただけ、元々わかっていたはず。
    だから3選手はそれぞれ頑張ったと思っています。

    本気で枠を取りたいのなら、補欠には一か八か真央ちゃんを出すべきだと思っていました。
    樋口さんのノーミスSP65点を見て、やっぱりと。65点て、、、、
    本調子じゃない真央ちゃんで出るし。
    ウッカリwアクセル降りたら、それなりに点もらえたと思いますし。
    最終順位グダグダコストナーと同じ辺りにいたんじゃないですかね。
    遡れば、全日本12位ですが、その選手全部一緒に世界選手権仕様で採点したら、
    その順番になると思っているんですかね。
    そのズレが日本2枠を呼び込み、
    もっと言えばそのズレが生まれること事態、スポーツとして終わっているって事だと思います。
    ↑↑注意、個人の意見です。まったく真央ファンは〜って思わないで(笑)

  4. gutsy says:

    mikeさん、

    こんばんは。

    そうですね… 私はフィギュアスケートに関しては、mikeさんより歴史が浅い分、mikeさんより純、なのかも知れませんね。って、mikeさんが、不純と言う事ではないですよ。笑
    ですから、PCSはフィギュアスケートを競技の場でも、魅力あるスポーツにしてくれる良いシステムだと思っているので、今までもなるべく、あんなの格付けだ、などと、決め付け諦めるという事はしてこなかったんです。それでも今まではそんな格付けPCSに負けない本当に表現力のある良い演技をする選手がしっかりジャンプも決めて試合でPCSも含め、評価されてきたんです。そういう選手が今まではいたんですね。でも、ここにきて、もう、そういう選手、日本は勿論、世界的にも少なくなって、技術的な衰えが見え始めて、彼らの発言力が弱くなる中で、ジャンプを軽々跳ぶ次世代が出てきて、ですね。そこから、おかしくなってきました。と同時にPCSの扱いも、ジャンプ成功に対するボーナス点、表現力のあると評判だったベテランへの慰労、という性格が強くなりましたよね…

    ジャッジが自由に使える調整費…
    PCSだけじゃないですよね、ジャンプ評価もそうですもんね。

    それが、フィギュアスケート全体に起きている今は、キムヨナのバク上げどころの騒ぎではないと、私なんか思ってしまいます。

    補欠に浅田選手、って、面白かったかもしれませんね。可能性は、本郷選手よりも無限大ですもんね。

    >もっと言えばそのズレが生まれること事態、スポーツとして終わっているって事だと思います。

    そうですね、もう、スポーツとしては終わっているんでしょうけど、そのフィギュアスケートをスポーツとしては終わらせてしまったのが、他でもない、フィギュア関係者であり、元選手、OB、スポーツ経験者、だったりするわけで、一体この人たちは、フィギュアスケートで、何をやっているんでしょうね…

    まあ、詰まるところ、大会チケットがたくさん売れること、これに尽きるんでしょうね。笑
    で、そのツールが、ジャンプ。

    サーカスですね。笑

Leave a Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.