Archive for September 4th, 2016

3A大失敗の紀平選手でした… 2016 JGP チェコ大会 女子フリー

2016 ジュニアグランプリシリーズ チェコ大会、日本選手もう一人は、期待の新人、ジュニアデビュー戦となった、紀平選手です。 0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/00/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0    まあ、結果は、2位、しかも1位とは0.08点の差、ということですから、とても残念でしたね。 まっ、冒頭ジャンプを2Aすれば勝った、ってことです。笑 が、紀平選手の場合、成績よりもやっぱり、その冒頭に跳ぶ予定だったトリプル・アクセルでしょう。笑 練習時には5回に3回くらいの成功率で、調子いいときは3Tもつけるということでしたから、期待も膨らんだんですが、結果は… 思いっきり、コケましたね。笑 やっぱり練習と本番とでは、絶対跳ばなきゃいけない、って言うプレッシャーが違いますからね… 映像見てみると、3回転したところで、急に回転が止まってしまって、まだ高さがあるところで無理に着氷しようとして転倒したような感じですが、どういう失敗だったんでしょうか… 彼女、アクセル以外ではルッツが得意みたいで、このフリーでも、コンボと最後の最後でルッツ入れてくる辺りは、かなり自信を持っている証拠ですね。 3Lz+3T で、基礎点 10.30、今回のようなそこそこの出来でGOE 0.80 でも、11.10 ですから、頼もしいです。 一演技に、10点ジャンプを最低1回は組み入れ、確実に跳べるって言うのって、もう、今時は、メダル争いするうえでの最低条件でしょうね…   で、私、彼女の演技見たの今回が初めてで、勉強不足でスミマセン…が、非常に清清しく、気持ちの良い演技でしたね。 特段表現力が素晴らしかった、って言うぅわけではないんですが、力が抜けていて、ジャズ風だけどジャズじゃない、お洒落で気取ったこのガーシュインの音楽に、素直にノッていましたし、そういった抑制の効いた中にも、洒脱でアメリカンなエンターテイメントの雰囲気のある振り付けが、センスあって、良かったです。 振り付け、誰かと思いきや、トム・ディクソン、でした。 今回の紀平選手への振り付けはそれ程凝ったものではないとは思いますが、無駄な振りがなく、それでいて要所要所、ガーシュイン的抑制された知的なジャズの中にも、アメリカ人の洒脱なテイストのポーズを盛り込みつつ、決して選手に無理な動きをさせていないところなんかは、さすがだなと思いますし、紀平選手も、そういう振り付けの意図を音楽と身体で感じながら、演技できていました。 私的にはジャンプよりもそっちの方が良くて、印象に残りました。 彼女は、腕が長く、手も大きいせいか、振りが大きく感じられ、小柄ながら演技がこじんまり、とせず、特にその大きな手の平の表現が印象的でしたね…   伸びしろ満載な、紀平選手。 応援しなきゃ、っていう選手がまた一人増えました。     願わくば…     あまりトリプルアクセルに拘ることなく、     のびのびと、演技していって欲しい… です。      

Sunday, September 4th, 2016 

ミスが多かった青木選手 2016 JGP チェコ大会 女子フリー

ジュニアグランプリシリーズ、チェコ大会終わりました。   日本からは、ジュニア2年目の青木祐奈選手、ジュニアデビューの紀平梨花選手が出場しまして、2人とも注目の選手でしたが、これまた2人ともミスの多かった試合となりました。 特に青木選手は、ジュニア2戦目ですから、初めての、という緊張はないわけですから、ジュニアデビューの反省を生かしてこれから自分のスケートを確立していく大事な2年目の初戦でしたが、ミス、多かったですね…   0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/00/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0/0/f/0    最近は、ジャンプに不安のある選手はあまり見ませんし、試合本番でも、成功するか失敗すか…なんて、ドキドキしながら見なきゃいけないような選手も少なくなっていますから、こうミスが多い演技を見るとかえって新鮮ではありますね。 青木選手は、昨シーズンジュニアの試合で始めてみましたが、その時も、本番に弱い選手だな、という印象でしたし、今時試合で一々ジャンプを失敗しているようでは大成しないな、って思いましたもんね… そういうところが、実力があるにもかかわらず、他の本田選手や白岩選手よりも出遅れた感が強いように思うところなのかもしれません。 このフリーの演技は、妙に滑り急いでいる、跳び急いでいるような感じがありまして、演技に落ち着きがなく、何かあせっているような、気合が空回りしているような感じでした。 地に足が着いていないような…   まあ、まだジュニア2年目ですからアレですけど、彼女のこれからの課題を私なりに考えて見ますと、まず、彼女自身、どんなフィギュアスケーターを目指すのか、フィギュアスケート競技のどの要素に軸を置いていくのか、そういったところの見極めが必要なのではないでしょうかね。彼女、ジャンプも飛距離があって良いジャンプですし、で、意外に力強い。スピンも悪くない。表現の方も、年齢的にまだ幼いからといって、ぎこちなく稚拙なところはないですし、これからまだまだ延びる余地十分な感じですし。 でもそれら全てがまだ入り口って感じで、これから、それらの全て同時にレベルを上げていくのは大変ですから、やはりまず自分のフィギュアはこれ!って言うものを身に着けて、それは誰にも負けないって言う自分なりの自信を持つことが必要で、もしかしたら、そういった自信が、本番に強い青木祐奈になれる一番の近道かもしれません。 それと、このフリーでいれば、振り付けですね。 このオン・マイ・オウン、誰が振付けたかわかりませんが、ランビエールなのかどうか判りませんが、繋ぎ的な振りが多くて、選手は必死になってそれら振りをこなしていますが、それが音楽の表現にあまり寄与していませんね。無駄な動きが多い。これでは青木選手は滑り、ジャンプに集中できないのではないですかね… 演技の落ち着きの無さは、振り付けにも原因があるでしょうね。 PCSも低いですしね…   とにかく、彼女には、本番に失敗しない選手であってほしいです。   試合後、後続のロシア選手、紀平選手の演技をじっと見ている彼女が、とても印象的でした…     頑張って。      

Sunday, September 4th, 2016