ジェイソン・ブラウン… よくよく見たら、まだ、21歳とのこと。 えー!そうだったの??って感じですが、フィギュアファンだけれど、フィギュアネタには滅法弱い私には、よくある話で… 1994年12月15日生まれで、21歳… って、1994年12月7日生まれの羽生選手と同い年。 彼は今シーズン、腰痛でグランプリシリーズのアメリカ大会以降、メジャー大会には出ていませんで、今回の、2016 チームチャレンジカップ は、本当に久し振りの大会出場でした。 個人的には、シーズン最後にやるこういう類の大会は、まあ、イベントのようなもので、関係者のビジネスのためくらいのもの、としか考えていませんでしたが、それでもこうして、彼に公式大会で、演技の機会が与えられたと言うのは、まあ一応、大会開催に尽力された関係各位に感謝しなくてはいけませんね… 素晴らしいですね… 本当に久し振りの大会での復帰戦ですから、スケートアメリカで見られたような、鋭さ、思い切りは余りありませんが、その分、丁寧に、力まず、振りを一つ一つ確認して、慈しむように、そして、ジャンプがこの作品の邪魔をしないように心を配っていました… 彼の演技を見ていると、いつも、 あぁ… フィギュアスケートと言う競技において、音楽を、氷の上で、その世界を、振り付けを通して表現するって、こういうことなんだなぁ…って思います。 成績がどうであろうと、 フィギュアスケートとしての演技の魅力、そしてフィギュアスケーターとしての真の能力は、今、世界一です。 彼には、腰痛を治して、少しでも、息の長い選手になって欲しいです。 フィギュアの宝、ジェイソン・ブラウン。 ナイマンのこの曲を、氷の上で演じられるのは、彼しかいません。