Archive for November 18th, 2015

プッチーニ・アリアを聴く…

オペラと言えば、最初に自分でレコードを買って聞いたのが、プッチーニの「ラ・ボエーム」でした。 それでプッチーニを知り、好きになったんですが、とは言っても、その頃中学生でしたから、小遣いも少なく、短めのオペラと言ってもたいていは2枚組み。当時は、4000~5000位かな。 なので買えるはずもなく、レコード屋に行って、1枚のプッチーニのオペラを買ってきて、聴いたりしてました。 確か、「外套」でしたかね… プッチーニの中でも、マニアックな作品です。笑 まあ、ボエームはね、最後、ミミが息をひきとって、ロドルフォが、「ミミー!!」と叫んで終わる最後がね… 中学のその当時、ヘッドフォンで聞きながら、号泣でした。笑 今思えば、あの頃が一番感受性が強かったのかもね。 もう自分の前世はイタリア人だったんだと、確信してましたから。笑 でも確かに、ボエームには、芸術に夢と希望と愛と仲間と… 全てがありましたから。 今の自分にないものばかり…笑   その頃高くて買えなかったオペラも今じゃ、ブルーレイオーディオなら、ディスク1枚。 いい時代になりました… まあ、感受性を失った分、良いこともないと、人生やっていけませんからね。笑 で、今日は、家にあったオペラのアリア集を聴きます。 16曲入って、1000円の廉価盤です。 今日はその中から、プッチーニを聞きますが、最初の1曲だけレオンカヴァッロの道化師も入っています。 いつものとおり、ジコマン録りです。 マイク、前回結構シャリシャリしてしまったので、マイクを上のウーハーめがけて上に向けて録りましたら、前のマーラーのように上手くいったので、まずまず、聴けると思います。 正真正銘の廉価盤ですので、音が硬く、薄っぺらですが、まあまあ聴けるとは思います。 テノールは全てマリオ・デル・モナコ、ソプラノは全てレナータ・テバルディです。 演奏は不明です。 ではどうぞ。   で、折角なので、リッピングしたファイルをどうぞ。   ちなみに、フィギュアスケートで、時々使われ、今季浅田選手のプログラム曲の「蝶々夫人」の舞台はこんな感じ。 まあ、みんながみんな、同じ舞台・衣装のはずもなく、これは一例ですが、スケートで滑る曲のイメージとは違いますね。笑 昔はかつら、でしたからね。 何故、フィギュアで蝶々婦人なのか、いつも悩むのですが、まあ、有名、旋律が綺麗、なんだからだろうとは思っていますが、西洋人から見た東洋の女性を描いたものなので、現代の若者が演じるって言うのに違和感はありますね… 本当に、プッチーニの「Madame Butterfly」解ってんのかな?って思ったりもしますが、まあ、そんな硬いことは良いですね。 綺麗に演じてくれればそれでいいんですから。      

Wednesday, November 18th, 2015