Archive for November 16th, 2015

私のオーディオ・ブログって… 生誕100年 リヒテルのベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番 XRCD盤

最近はめっきり、オーディオの記事が少なくて、私のブログってなんだったっけ? と言う感じなんですが、前は、まあ、基本オーディオで、フィギュアはおまけで、みたいな感じでいたんですが、こうもフィギュアの記事が多いとそうも言えないわけで、両方メインと言うことで、お願いします。 でも、そうなると、恐らく、オーディオの記事が減っていくかも知れませんが、ただ、基本的に私のオーディオネタは、よく巷であるような、DIYの過程を写真付きで、とか、真空管変えたらこんなんでした、とか、自作のアンプのコンデンサー変えたらこうでした、とか、ツイーター足したらよかったですとか、ハイエンド機器のあれ導入しましたとか、そういった類のブログではないので、勿論機器の変遷は、ご紹介していきますが、私のオーディオブログは、私はオーディオに対してこう思う、で、使っているのは今こんなんです、で、音はこうです、と言うものですので、基本、面白くない。笑 しかも、今、ここに来て、音が、自分なりに落ち着いちゃっているので、尚更ですね。 だから、音はこうです、と、再生音を聴いていただくという、苦行を皆さんに強いることが多くなってしまって心苦しいんですが・・・笑   ただ、私のシステムは恐らく、多くのピュアオーディオをやっていらっしゃる方のシステムとは異質だと思います。 PC用のドライブを使い、PC通して、しかも、プリアンプはないわ、ですから。 ですので、そういうシステムが、こういう音で鳴るんだ、と言うことを聴いていただければと思っています。 音としては、多分、色付けのない、ストレートな音という分類に入ると、お聴きになると思いますが、オーディオ機器による色付けではなく、波形が整ってくると、音は、こういう音なんだな、と聞いていただければと思います。   そういうことですから、私の音の特徴は、波形と位相です。 まあ、そういいながら、システム自体、電源やノイズ対策とか、そんなシビアにはやっていませんが、この、波形と位相は、気にはしながらオーディオやってますが、そういう中でも、特に私の音に影響が大きいのは、恐らく、プリアンプがないことでしょうね。 私のシステムにとって、世界最高のプリは、ないのが一番。笑 現存するどんなプリも、そこを通ることによって、必ず、100%、波形が乱れますからね。まあ、100%って言ってはいけませんが、そのくらいの話だと思います。 ですから、このプリがない音って、聴いていただくとわかると思いますが、所謂オーディオ機器の個性に守られた、安心できる音ではないですよね。 なんか、直に、演奏が迫ってきてしまって、音を、音楽を楽しむと言う前に、この演奏はどう?って、判断を迫られているかのような、感じ。 オーディオ機器で、音楽を聴いて、ああ、いいねえ、いい音だねえ~、なんてのは、ないです。笑   ま、そういう風に、自分の今オーディオを自己分析していますが、ブログのほうも、そんな感じで、お付き合いいただければと思います。     で、早速、苦行と行きましょう!笑   2015年の今年、スヴャトスラフ・リヒテルの生誕100年だそうで、タワーレコードのメルマガにきていましたので、ならばということで、うちにあるリヒテル聴いていきましょう。   ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番。 ミュンシュの指揮、ボストン交響楽団の演奏。 1960年、ボストンのシンフォニーホールでの録音。   1960年と言うと、リヒテル45歳の年で、このベートーヴェンの録音は、この60年の秋に始めて行ったアメリカツアーの合間を縫って、行われたもののようです。 写真にあるように、このXRCD化にあたっては、アンペックスのデッキを使ったそうです。   まずは、私の音ですが、映像なしで、録音したんですが、そうすると、録音途中で録音がフリーズしてしまい、その間録音されず、フリーズが直って録音が再開されたところまで音とが飛んでしまっている箇所があります。 ん?と思ったら、そこはそういうことですので…笑 前回のマーラーと同じように録ったつもりなんですが、シャリシャリしてますね… このCD、結構高域成分はいっているようなので、そういうのに敏感なんですかね… でも、オケのいききとした感じが録れていたので、これにしました。 どうぞ。   リッピングしたファイル。   このXRCD、最初聴いた時はアナログっぽくて、結構音がいいという印象だったんですが、色々オーディオも調整が変わるたびに、このCDの音も悪くなったりしていまして、特に、ピアノの再生が難しいです。 この録音、オケはホールの残響がたっぷりで良いんですが、ピアノの音がかなりタイトで、リヒテルのテクニックを克明にと録ろうとしたのか、かなりドライで余分な響きが付いていませんので、下手をすると、ピアノに聴こえなかったりします。 低音も出なくてね。 ですので、リッピングしたファイルで、ご自分のシステムでどうなるか、確認いただければと思います。   勿論、私の音は、このファイルを再生したのではなく、CDを再生しましたので、お間違いなく。      

Monday, November 16th, 2015