Archive for November, 2015

プッチーニ・アリアを聴く…

オペラと言えば、最初に自分でレコードを買って聞いたのが、プッチーニの「ラ・ボエーム」でした。 それでプッチーニを知り、好きになったんですが、とは言っても、その頃中学生でしたから、小遣いも少なく、短めのオペラと言ってもたいていは2枚組み。当時は、4000~5000位かな。 なので買えるはずもなく、レコード屋に行って、1枚のプッチーニのオペラを買ってきて、聴いたりしてました。 確か、「外套」でしたかね… プッチーニの中でも、マニアックな作品です。笑 まあ、ボエームはね、最後、ミミが息をひきとって、ロドルフォが、「ミミー!!」と叫んで終わる最後がね… 中学のその当時、ヘッドフォンで聞きながら、号泣でした。笑 今思えば、あの頃が一番感受性が強かったのかもね。 もう自分の前世はイタリア人だったんだと、確信してましたから。笑 でも確かに、ボエームには、芸術に夢と希望と愛と仲間と… 全てがありましたから。 今の自分にないものばかり…笑   その頃高くて買えなかったオペラも今じゃ、ブルーレイオーディオなら、ディスク1枚。 いい時代になりました… まあ、感受性を失った分、良いこともないと、人生やっていけませんからね。笑 で、今日は、家にあったオペラのアリア集を聴きます。 16曲入って、1000円の廉価盤です。 今日はその中から、プッチーニを聞きますが、最初の1曲だけレオンカヴァッロの道化師も入っています。 いつものとおり、ジコマン録りです。 マイク、前回結構シャリシャリしてしまったので、マイクを上のウーハーめがけて上に向けて録りましたら、前のマーラーのように上手くいったので、まずまず、聴けると思います。 正真正銘の廉価盤ですので、音が硬く、薄っぺらですが、まあまあ聴けるとは思います。 テノールは全てマリオ・デル・モナコ、ソプラノは全てレナータ・テバルディです。 演奏は不明です。 ではどうぞ。   で、折角なので、リッピングしたファイルをどうぞ。   ちなみに、フィギュアスケートで、時々使われ、今季浅田選手のプログラム曲の「蝶々夫人」の舞台はこんな感じ。 まあ、みんながみんな、同じ舞台・衣装のはずもなく、これは一例ですが、スケートで滑る曲のイメージとは違いますね。笑 昔はかつら、でしたからね。 何故、フィギュアで蝶々婦人なのか、いつも悩むのですが、まあ、有名、旋律が綺麗、なんだからだろうとは思っていますが、西洋人から見た東洋の女性を描いたものなので、現代の若者が演じるって言うのに違和感はありますね… 本当に、プッチーニの「Madame Butterfly」解ってんのかな?って思ったりもしますが、まあ、そんな硬いことは良いですね。 綺麗に演じてくれればそれでいいんですから。      

Wednesday, November 18th, 2015 

私のオーディオ・ブログって… 生誕100年 リヒテルのベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番 XRCD盤

最近はめっきり、オーディオの記事が少なくて、私のブログってなんだったっけ? と言う感じなんですが、前は、まあ、基本オーディオで、フィギュアはおまけで、みたいな感じでいたんですが、こうもフィギュアの記事が多いとそうも言えないわけで、両方メインと言うことで、お願いします。 でも、そうなると、恐らく、オーディオの記事が減っていくかも知れませんが、ただ、基本的に私のオーディオネタは、よく巷であるような、DIYの過程を写真付きで、とか、真空管変えたらこんなんでした、とか、自作のアンプのコンデンサー変えたらこうでした、とか、ツイーター足したらよかったですとか、ハイエンド機器のあれ導入しましたとか、そういった類のブログではないので、勿論機器の変遷は、ご紹介していきますが、私のオーディオブログは、私はオーディオに対してこう思う、で、使っているのは今こんなんです、で、音はこうです、と言うものですので、基本、面白くない。笑 しかも、今、ここに来て、音が、自分なりに落ち着いちゃっているので、尚更ですね。 だから、音はこうです、と、再生音を聴いていただくという、苦行を皆さんに強いることが多くなってしまって心苦しいんですが・・・笑   ただ、私のシステムは恐らく、多くのピュアオーディオをやっていらっしゃる方のシステムとは異質だと思います。 PC用のドライブを使い、PC通して、しかも、プリアンプはないわ、ですから。 ですので、そういうシステムが、こういう音で鳴るんだ、と言うことを聴いていただければと思っています。 音としては、多分、色付けのない、ストレートな音という分類に入ると、お聴きになると思いますが、オーディオ機器による色付けではなく、波形が整ってくると、音は、こういう音なんだな、と聞いていただければと思います。   そういうことですから、私の音の特徴は、波形と位相です。 まあ、そういいながら、システム自体、電源やノイズ対策とか、そんなシビアにはやっていませんが、この、波形と位相は、気にはしながらオーディオやってますが、そういう中でも、特に私の音に影響が大きいのは、恐らく、プリアンプがないことでしょうね。 私のシステムにとって、世界最高のプリは、ないのが一番。笑 現存するどんなプリも、そこを通ることによって、必ず、100%、波形が乱れますからね。まあ、100%って言ってはいけませんが、そのくらいの話だと思います。 ですから、このプリがない音って、聴いていただくとわかると思いますが、所謂オーディオ機器の個性に守られた、安心できる音ではないですよね。 なんか、直に、演奏が迫ってきてしまって、音を、音楽を楽しむと言う前に、この演奏はどう?って、判断を迫られているかのような、感じ。 オーディオ機器で、音楽を聴いて、ああ、いいねえ、いい音だねえ~、なんてのは、ないです。笑   ま、そういう風に、自分の今オーディオを自己分析していますが、ブログのほうも、そんな感じで、お付き合いいただければと思います。     で、早速、苦行と行きましょう!笑   2015年の今年、スヴャトスラフ・リヒテルの生誕100年だそうで、タワーレコードのメルマガにきていましたので、ならばということで、うちにあるリヒテル聴いていきましょう。   ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番。 ミュンシュの指揮、ボストン交響楽団の演奏。 1960年、ボストンのシンフォニーホールでの録音。   1960年と言うと、リヒテル45歳の年で、このベートーヴェンの録音は、この60年の秋に始めて行ったアメリカツアーの合間を縫って、行われたもののようです。 写真にあるように、このXRCD化にあたっては、アンペックスのデッキを使ったそうです。   まずは、私の音ですが、映像なしで、録音したんですが、そうすると、録音途中で録音がフリーズしてしまい、その間録音されず、フリーズが直って録音が再開されたところまで音とが飛んでしまっている箇所があります。 ん?と思ったら、そこはそういうことですので…笑 前回のマーラーと同じように録ったつもりなんですが、シャリシャリしてますね… このCD、結構高域成分はいっているようなので、そういうのに敏感なんですかね… でも、オケのいききとした感じが録れていたので、これにしました。 どうぞ。   リッピングしたファイル。   このXRCD、最初聴いた時はアナログっぽくて、結構音がいいという印象だったんですが、色々オーディオも調整が変わるたびに、このCDの音も悪くなったりしていまして、特に、ピアノの再生が難しいです。 この録音、オケはホールの残響がたっぷりで良いんですが、ピアノの音がかなりタイトで、リヒテルのテクニックを克明にと録ろうとしたのか、かなりドライで余分な響きが付いていませんので、下手をすると、ピアノに聴こえなかったりします。 低音も出なくてね。 ですので、リッピングしたファイルで、ご自分のシステムでどうなるか、確認いただければと思います。   勿論、私の音は、このファイルを再生したのではなく、CDを再生しましたので、お間違いなく。      

Monday, November 16th, 2015 

回転不足も実力のうち… 2015GPS フランス大会 女子ショート

緊張感がないというか、何と言うか…笑 フランス大会始まっていたんですね… ニュースで、パリでのテロの影響で、フィギュアスケート、グランプリシリーズフランス大会が中止になりました、と言うアナウンスがあり、お? あっ、もうフランス大会だ!なんて思いましたら、いやいや、もうショート終わっているし…笑 最終的な決定はまだのようですが、このショートの結果が、最終結果となるようですね。 と言うことは、グレイシーは、前回大会アメリカ大会で、2位になっていますから、合計28点で、恐らくファイナル決定でしょう。 まあ、この大会での彼女は、非常に気合が入っていたと言うか、調子が良かったように思います。 アメリカの選手の演技、アシュリーもそうですが、振り付けも含め、大味な印象があるんですが、でも、決して雑ではなくて、むしろ、非常に丁寧な演技、と言う印象を私は持っているんですが、特にグレイシーは、丁寧で、練習の段階からコーチ等の指導に対し素直に、真面目にコツコツと取り組んでいたんだろうなあ、と言う感じです。ベースがしっかりとしていると言うか、素性がいいというか。 演技の個性としてはアシュリーの方が豪快ですが、でも、丁寧な、と言う印象は、グレイシーと同じですかね。 やはり、全米チャンピョン争いの厳しさって、現在の日本の女子フィギュアのレベルの比ではないんだと思います。 ジャンプなんか失敗して、ちょっとでも低いGOEなんか付いちゃったら、その時点で大きく後れを取る、一昔のフィギュアにあった「失敗は許されない」っていう緊張感が、今のアメリカのフィギュアにあるのかもなあ、って想像しています。 技が出来た、できないの、レベルではなくてね…   で、我らがJapanチームの村上選手はどうだったかと言うことですが、まあ、見てのとおり、4位だったようです。 で、いつもながら、私としては順位より得点なんですが、 58.30 ね… デジャブー… また回転不足に、2A失敗。   いつから、日本選手には、失敗を気にしない風潮が出来たんでしょうね???   前回大会も、ジャンプ回転不足に2Aが抜けてましたよね?   どうも、応援している私たちも悪いんでしょうが、ジャンプでの回転不足に対して、寛大すぎなんじゃないですかね、選手もコーチも。 まあ、素人なんでわかりませんが、フィギュアスケートというスポーツ競技において、この回転が不足してしまうって言う失敗はどのくらいの「罪悪感」があるんでしょう。 たまたま、ちょっと回りきらなかっただけなんで、って言う程度なのか、ジャンプにおける失敗でも良くない失敗なのか。 コーチや選手経験者であれば、その原因って分かっているんだと思いますが、まあ、勿論本人もね、分かっているはずだと思いますが…   この回転不足、基礎点は7割になりますが、これを3割も減点されてしまう、と思うのか、7割ももらえる、と思うのか、3割減ならいいや、って思うのか。 何が悪いかって、基礎点の話だけじゃなくて、GOEも結構な確率でマイナス評価。 GOE的には、転倒まではいかなくても、バランス崩れたり、着氷が乱れたり、ステップアウトしたり、といった失敗ジャンプと同じくらいかそれ以上の、減点がされているように思います。 素人目には、ただ回転不足なだけなのに。   当たり前と言えば当たり前ですが、上位選手は、回転不足などありません。 下位に行くにしたがってジャンプで回転が不足してしまう選手が多くなります。   回転不足も、実力のうち。   でしょうね。 ちょっとやっちゃった、では済まない、明らかな失敗ジャンプ。   村上選手は、それに加え、2Aも抜けるし… まあ、本人も悔しがっていたようですが、 彼女2A、苦手なんでしたっけ???     2Aの跳べない特別強化選手…     なんてことは、ないでしょうが、   ジャンプ以外はいい感じなので、余計、そういうところ、   ちゃんと、なくしていかないと、ね…   […]

Sunday, November 15th, 2015