Archive for November 24th, 2011

オッコ・カム&ヘルシンキ・フィルの1982初来日公演ライブ

今日はオッコカムが1982年に初来日した時の公演の演奏を聴きます。 シベリウスの交響曲第2番と交響詩「フィンランディア」。 オッコ・カムと言えば、1969年の第1回カラヤン財団主催国際指揮者コンクールの優勝者です。 ただ、このコンクールは、実はベルリンフィルの楽団員たちからは評判はよろしくなかったようです。 当時のティンパニー奏者のヴェルナー・テーリヒェンによると、カラヤンの自己演出のための道具に過ぎず、コンクールの最終演奏においては入賞者は1回しか練習できず、より深く演奏する時間がなかったようです。 まあ、茶番だったと言うことですね。 当時独学で演奏経験のなかったカムは、優勝の特典としてベルリンフィルの演奏会の指揮をしたものの、力不足もあって大失敗に終わったらしく、その後録音したカラヤンのシベリウス交響曲全集の一部にもなっているシベリウスの交響曲第1番と3番はベルリンフィルではなく、フィンランド放送交響楽団を指揮しています。 ここに聴くシベリウスは、初来日とあって、旅行気分の抜けない来日常連有名楽団の演奏と違って、熱く気迫のこもった演奏です。 【オッコ・カム 1982 初来日公演ライブ】 リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder 音声はMP3 1)シベリウス:交響曲第2番ニ長調op.43 オッコ・カム指揮 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 1982年2月4日、大阪フェスティバル・ホール 【曲目】 1.第1楽章 Allegretto 2.第2楽章 Tempo andante,ma rubato - Andante sostenuto 3.第3楽章 Vivacissimo - Lento e suave - attacca 4.第4楽章 Finale.Allegro moderato […]

Thursday, November 24th, 2011