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アバド&ブレンデルのブラームス "ピアノ協奏曲第1番"

ちょっとブラームス続きます。 今日は、アバド&ブレンデルのブラームス “ピアノ協奏曲第1番”です。 私は記憶には無かったのですが、このCD、その年の『レコード芸術誌』のレコード・アカデミー賞を受賞したそうです。 当時、グラモフォン所属だったアバドがブレンデルとの競演ということで、特別にフィリップスに登場し実現した一枚です。 分厚いハーモニーの堂々とした演奏。 お聴きください。 【ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15】 アルフレート・ブレンデル(Pf) クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1986年9月 リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder 音声はMP3 【曲目】 第1楽章 Maestoso 第2楽章 Adagio(#22:45~) 第3楽章 Rondo: Allegro non troppo(#36:32~) いかがですか? アバド、こういう演奏してたんですよね。(笑) ベルリン・フィルからこういう分厚い響きを引き出していたんです。 もしかしたら録音された1986年はまだカラヤンが主席指揮者でしたから、オケもその影響がありながらも、当時53歳のノリノリの実力派指揮者とブレンデルの競演と言うことで、いつも以上に気合が入ったのかもしれませんね。 決して破綻はしない清潔さを保ちながらも、その分、最初の一音から激しさとこの曲への慈愛を内包させた、大変充実した演奏でした。 ブレンデルも素晴らしい・・・ フィリップスも・・ この頃は良かったな・・・ と、ふと、思いました。 カラヤンがいて、ベームがいて、アバドがいて、そして2番手にムーティー、小沢、バレンボイム、レヴァイン・・ みんな元気で、楽しかったな・・ 皆さんはどのようにお聴きになりましたでしょうか。 […]

Thursday, November 3rd, 2011