Archive for July 9th, 2011

【マーラー没後100年記念 エピローグ】 シノーポリの10番~アダージョ 

更新遅れまして申し訳ございません。 やっと、音源アップできるようになりましたので、マーラー特集の総括をしたいと思います。 と、言っても大したことないので期待しないでください。(笑) ただ、故障しているPCまだ直っていませんので、今回はMacで行いました。 具体的には PC: Mac OS X 10.4.11 1.6G PowerPC プロセッサーG5 リッピングドライブ:Mac付属ドライブ PIONEER DVR-106D リッピングソフト:Cubase Studio4 動画作成ソフト:iMovie QuickTime Movie File to MPEG4 変換ソフト:QT MPEG4 Exporter です。 今回のミソは、リッピングにiTunesを使わずにDAWを使ったことでしょうか。 DAWソフトであるCubase Studio4で取り込んで、何もせずそのままミックスダウンしたんですが、その方が彫りの深い音で、それに引き換えiTunesは上澄みの音って感じです。綺麗ですけどね・・ iMovieはWav.ファイルは使えないようなので、Cubase Studio4でミックスダウンするときはAIFFに変換しました。 変換ソフトの類で良さそうなものがあってもMac非対応の場合が多く、その点Macは非常に不便です。 音は、良くないです。 MP4の段階まではまあこんなもんか、という感じでしたが、ニコニコ動画にアップした段階でかなり音質劣化が目立ちました。 仕方ないですね・・ で、今日はお約束どおり、10番をお聴きいただきますが、正直申しますと10番はあまりしっかり聴いておらず、今回初めてまともに聴いたのでした・・ とりあえず、聴いていただきましょう。 【マーラー/交響曲第10番嬰ヘ短調~アダージョ】 ジュゼッペ・シノーポリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1987年4月、DG録音 いかがでしたか? マーラーはここへ来て、やっと落ち着いてきた感じですね(笑) 今まであった饒舌さが減ってきたので好感が持てます。 旋律にくどさが消え、調性に関しても従来の枠から自由な形を模索しています。 それにしても、アダージョから書いたってことは彼の頭の中には常にこのような音楽がなっていたんでしょうね。アダージョを書きたくて作曲していたのかもしれません。 さて、 これで、一応特集は終了いたしますが、約2ヶ月間お付き合いいただき、ありがとうございました。 ご紹介した全曲を改めて眺めてみますと、 【マーラー没後100年記念 第1弾】 5番 カラヤン、ベルリン・フィル 【マーラー没後100年記念 第2弾】 1番 マルケヴィチ、フランス国立管(ライブ) […]

Saturday, July 9th, 2011