Archive for the 'ステレオ・サウンド' Category

駄耳集団 ?!の “STEREO SOUND”よ、今すぐ聖子SACDをやめろ !!

1ビットは音楽を駄目にするっていう話は、ことあるごとにしてきましたから詳しいことはもう書きませんし、そんなもん、聴けば分かる話なんでね、もういいでしょう。 でも、音ほど、人によって捉え方が違うものもないわけで、だからこそ、音は比べて、聴き比べて判断しなければならないんですよ。 SACDだけ聴いて、良いの悪いのは、言えないんですよ。 で、これまた、厄介なことに、その音を良いと言う時の、その人が言う「良い音」って言うのが、本当に違っているんで、これ、もう本当に、会話が出来ないんですよ。 だから、人それぞれ… じゃあ、絶対ないですからね。 録音された音は、一種類しかないんですからね。 そこんとこ、よーく考えてください。   誰も聴いたことのない、聴くことのできない、唯一の音。   だからこそ、想像し、思いを廻らすしかない、唯一の音。   この唯一の音を、想像し、思いを廻らす、本当は、そういった作業からでしか、オーディオって、始まらないんだと思うんですけどね。 だから、前も言ったように、オーディオって、もしかしたら、音出す前に、既に、終わってたりするんですよ、実は。   だから、オーディオで再生した音だけで、良いの悪いのって判断するようなのって言うのは、もうその人の音って、少なくとも、私が語るオーディオの音ではないでしょうね。   で、そういった、 “誰も聴いたことのない、聴くことのできない、唯一の音”   “だからこそ、想像し、思いを廻らすしかない、唯一の音”   想像し、思いを廻らす、そういった作業からでしか、何も始められない、オーディオにとって大事な、唯一の音を、殺してしまったのが、SACD、1ビットですよ。   皆さんは、聖子のファンではないので分からない、知らないかもしれませんが、聖子の歌で、何が凄いかと言えば、彼女の細やかなニュアンスなんですよ。 ニュアンス唱法。 ぶりっ子唱法とも言っていいと思いますが、歌詞に応じて、本当に声の色や強弱、歌い方が変わっていくんですよ。   だから、それをちゃんと再生できなければ、聖子を聴いたことにならないんですよ。   ところが、聖子の命であるこの”ニュアンス”を、根こそぎなくしちゃったのが、SACDですよ。   次の動画は、STEREO SOUNDのSACDを再生したものです。 その次は、私の音ですが、ソニーが運営している「mora」で聖子の24bit/96KHz FLAC ファイルを購入し、それを24bit/48KHzにダウンコンバートし、CD-Rにデータとして焼き、24bit/48KHzで再生しましたものです。 私のDAC、48KHzまでなので、仕方なくです。 まあ、聞き比べて下さい。 どこがどう違うなんてのは言いません。 パッと聴いて、嗚呼!!! ってならなきゃ、説明しても違いは、一生、分からないと思うからです。 ただ、聴き方としては、まず、ボリュームを合わせ、一節ごとに、2つ聞き比べると、一目瞭然、一聴瞭然です。 ボリュームは、私のほうが低く録音してありますので、私の方を高く、SACDの方を低く設定してください。   曲は、「夏の扉」 まずSACD。   私の24bit/96KHz FLAC → 24bit/48KHz FLAC   […]

Sunday, September 13th, 2015 

クロック・ショック !!

先日、とあるブログのリンク先のブログを見ていたら、私も持っている、STEREO SOUND誌の「津軽海峡冬景色」を鳴らしたのを動画にしてアップされているのを拝聴しまして… あっ….. なんだこれ… で、お使いの装置見ましたら、 Speaker: JBL K2 S5500 + Pionner PT-R4 Pre Amp.: KRELL PAM-3 Power Amp.: PASS labs ALEPH 2 Transport : ESOTERIC P-0 Master Clock Generator: ESOTERIC G-0d D/D converter: dCS PURCELL D/A converter: ESOTERIC D-70vu けっ、なるほど… ESOTERIC P-0 ね… しかし、それだけでこんなに違うはずはない。 で多分、これ、 ESOTERIC G-0d マスタークロックジェネレーター。 これが効いている。 P-0もまあまあ、だろうが、それ以外は別にたいした事ない。   音の何がそんなに違うかって、情報量の多さ、正確さに尽きる。 一番解りやすいのは、2曲目「風の盆恋歌」。 最初の二胡のソロの表情の深さと間奏部の混沌とした中の各楽器の明瞭さ。 同期させていない今の私のシステムからは、絶対出ないもの。 […]

Saturday, May 9th, 2015 

STEREO SOUND 『石川さゆり』、私の耳は正しかったけど…

先日アップしたSTEREO SOUND の『石川さゆり』ですが、その記事の内容についてyasu002 at Yさんから、ご指摘いただきました。 それで色々間違いが発覚しましてちょっと訂正をしたいと思います。 まずは、「津軽海峡・冬景色」録音の頃の石川さゆりの年齢。 記事では30歳頃なんて書いてありますが、実際は18歳頃。 当然確認して20歳くらいでまだ若かったんだなあ、と感心していたにもかかわらず、何故か記事では30歳って書いてしまいました。 次はそれと関係あると思いますが、STEREO SOUND 『石川さゆり』の音源。ここで使われたのは2種類の録音があるうちの1995年の新録音もの、なんですね。ちゃんと、CD-Rのブックレットに書いてあります。にもかかわらず、当然初録音の時のものと思って聴いていましてね… ですから、ここで今更言うのもなんですが、「津軽海峡・冬景色」の頃の石川さゆりというと、結構勢いがあって、荒々しく若々しいという印象があったにもかかわらず、このCD-Rはそんな感じないなあ、とは思っていたんです… まあ、言い訳にもなりませんが.. その中でも、ご提供いただいて今回比較した音源のほうは、なんとなく声が軽く、そういう意味では若く感じたので、「音楽的にはともかく、ESOTERIC P-0、プレクスターはその辺はしっかり捉えているのかなあ」と感心はしていたんです。 まあ、元のレコード、CDを入手して聴くべきでしたね。 反省です。済みませんでした。 ですので、実際はもっと若々しいはずなのに・・・ というくだりは無し、ということで、お願いします。1995年録音ということは、yasu002 at Yさんご指摘のように37歳の頃ですから、あの若く荒々しいころから20年。中堅からベテランになる頃ですからね。         そんなわけで、かなりトンチンカンな話をしてしまった記事ではあったんですが、比較した3つの音源に対するそれぞれの印象は、間違っていなかったようで訂正する必要はありません。結局、「ちょっと石川さゆりがベテランになった」とはっきり感じられた、お店で聴いた、ディナウディオのConfidence C2 Signatureを加えたこのシステムの音が一番正しかったということです… まっ、当たり前でしょうけど。それでも、dcsのPucciniの個性、癖を感じたのは間違いないです。それを分からせてくれるHEGELのアンプはやはり凄いとその時思ったのを思い出しました。   記事を書くときは、もう少し丁寧にデータ等基本的事実を確認しましょう、というお話でした。   yasu002 at Y さん、ありがとうございました。        

Saturday, September 7th, 2013