宮原選手 3位、樋口選手 5位 2017 グランプリ・ファイナル 女子ショート
2017 グランプリ・ファイナル 女子ショート、終わりました。
結果は、
です。
宮原選手は、74.61で3位、樋口選手は、73.26で5位、でした。
まあ、このショート、得点的には、1位が77.04で、6位が72.82、その差、4.22の中に6人いるということですから、まあ、横一線、ではありますね。
宮原選手は、まあ、可もなく不可もなく、って感じでした。
つまり、安定してた、ってことですけどね。
ただ、やはり、昨シーズンまでの彼女の演技からすると、やはり、ちょっと演技が浅い、動作が軽い、から、表現が上っ面、に感じます。
ポーズ一つ一つの決めが、弱いです。
だから何となく、見終わっても、以前のようには、何か、宮原選手の演技を観た、っていう、納得みたいな、合点がいくような、そんな感じが、ないです。
本来このプロ、振付でしたら、もう少し、雰囲気が出ててもいいように思いますが、ポーズの一つ一つの印象が弱いためか、なんか、この音楽の持つ匂いや、振付の持つ雰囲気、そして、宮原選手の個性、そういったものが、あまり、こちらに伝わってきませんでした。
控えめな彼女が内に秘めていたはずの、ギラギラした輝き、みたいのが、スーっと、なくなった、そんな感じですね。
もっと言えば、私が知っている、宮原選手ではない、です。
それと、ジャンプですが、まあ、評価としては、彼女のジャンプはこんなもんだろうと思いますから、妥当かな、って思いますが、やっぱりこれ、コンボ、回転不足とらないのは、ちょっと甘いですよ。
特にファースト。
足が真横で下りてる・・・笑
これ、ダメでしょ??
回転不足、厳しくしてるんじゃないんでしたっけ???
ループもね…
甘いね…
彼女、2Aでさえ、足、真っ直ぐに下りられていないし…
<、付けないんだったら、コンボの加点、この半分でしょう。
演技中に、左上の速報の評価でますが、最初彼女の演技中にそれを見ていたら、2Aの加点が、0.9とかになっていて、なに??って感じで、この2Aに、0.9は低いだろう、って、ずっと怒り心頭だったんですが、ジャッジスコアー見たら、1.00になっていて、まあ、多少は、収まりましたが、それでも、この2Aに1.00っていうのは、低いような気がしますが、他の選手の2Aも、同じくらいの出来に、同じ評価なので、まあ仕方ないかなと…
演技は、まあ大きなミスなく、ってところで、良かったと思いますが、前回中国大会のショートの70.53から得点伸ばしているのは、チェンジフットと、ステップのレベル取れて、評価が上がったからですね。
そこは課題にしてましたから、良かったと思います。
ただ、このシリーズ中取られていたフィリップの!、また取られていますが、ここは全く、改善されていませんね。
これ、ロシア大会のショートでも取られ、中国大会のショートでも取られていて、それぞれのフリーでも、私は、これまでの記事で、!取られていないけど、フリーも怪しい、って言ってきてるんですけどね…
フリーで取られていないから良いんだ、って、思っちゃうんでしょうかね…???
ビデオ見れば、ダメって、すぐ分かりそうなものなのに、ね…
まあ、スロー見ると、フリップなのに、一瞬外側に重心行ってそうで、eでもいいくらいと、思ったりもしますし、樋口選手、癖でどうしようもないんであれば、気にして、修正しようとして、転倒失敗して、-4食らうよりは良い、とは、思いますけどね…
でも、こういったところが、こういう混戦では、差が生まれる要因になりますから、フィリップ、減点ではなく少なくとも1.00の加点貰うくらいでないとダメでしょう。
この辺は来シーズン、このオフでの課題ですかね…
って、そんな話、まだ早い。笑
トップとの差、4点ありませんから、フリー勝負、といいたいところですが、フリーでは、PCSのファクター、係数が、0.8から1.6になりますから、ジャッジ一人ひとりの採点の影響がショートの倍、になりますから、これ以上に、PCSで、離されてしまいますので、樋口選手は、TESのほう、失敗や取りこぼしのないのが、メダルへの大前提でしょう。
ただ、樋口選手に朗報です!笑
ご覧のように、樋口選手のフリーの滑走順、ソツコワの後です!
私が勝手に樋口選手がメダルを取るためには、PCSを上げること、そのためには、ソツコワの後なら、印象良くなって、PCS上がるかも、って予想しましたが、そのとおりのシチュエーションになりましたね。笑
さあ、舞台は整いました!
樋口選手のメダル、どうなりますか。笑
二人とも、フリーも頑張って!
Leave a Reply