騙された ! 聖子”パイナップル”、プリエンファシスCDではなかった !!
先日の聖子の水色の雨のCDとSACDのYoutube動画の比較をしまして、コメントに
80年代の初期のCDにはプリエンファシス処理がされているので、リッピング時にそれを解除するディエンファシスをしないと正確な音にはならず、比較は出来ないのではないか?自分も聖子のこの35DH3のCDを持っていて、このCDがプリエンファシスCDであることは確認している。第一、聴けばわかるでしょ?
と言うのがあって、その後、全く失礼なコメントが来たわけです。
プリエンファシスとは、私も知らなかったんですが、
「音声再生機材で失われがちな高域側の信号を増幅しておき、再生機材側で復調するもので、ノイズが乗り易い高域をあえて増やしておき、ノイズが乗る高域を再生機材で減衰させ、ノイズを低減させる」
ものらしい。
で、80年代の初期のCDなんかにそういった処理をしているCDがあるそうで、元に戻す操作をディエンファシスと言うそうですが、それをしないで聴くと、所謂、昔あったドルビー・ノイズリダクションをONにして録音したテープをOFFにしてそのまま聴いた時のような、高域がシャリシャリして違和感のある音になるらしい。
で、その指摘を受けた時は、この水色の雨のCDの方の動画の音は確かに、多少高域にチリチリする感じはあったけど、そんな違和感のある音ではなく、指摘は大いに疑問だったものの、本人が実際同じ型番のCDを持っており、プリエンファシスCDであることを確認していると言っている以上、そうなのか、言うことになりはしたけど、それでも第三者のリッピングした音なので、ディエンファシスしている音であることも可能性としてあったわけで、とにかく自分で確認しなくては、と言うことで、聖子のパイナップルの初期もの35DH3、手に入れました。
で、プリエンファシスCDかどうか確認した結果がこれ ↓
あの馬鹿、嘘つきやがった…
このパイナップルの他にも、「ユートピア」「Candy」も初期物手に入れまして、高かった… けど仕方ない、確認しなければ、と言うことで、確認しましたが、2枚ともプリエンファシスなし。
全く、しゃあしゃあと、嘘つく奴もいるもんだと、呆れますが、まあ、そういうことですので、あの比較はそのとおりやってもらって大丈夫です。
で、折角ですから、私もリッピングしましたので、お聴きください。
まあ、これもどうせなら、そのYoutubeのと比較してみてください。
松田聖子/Pineapple -「水色の朝」
まずは、Youtube。
私の35DH3。
まあ、私の方が良いのは当たり前なんですが、mp3に圧縮すると、分かりづらいですね…
でも、しっかり聴けば、細部の聖子の声の音色の変化が立体的に再生されているのが分かると思います…よ。笑
ヘッドフォンか何かで聞いた方が、高音質で聴けるので、その方が分かるかと思います。
Youtubeの方は、動画にしているのでしょうがないですが、音が平面的で、聖子の声の描写もおおさっぱです。
まあ、初っ端のコーラスで違います。
ファイルは、mp3、320kbps/44.1KHz
つまり、ビットレート、縦軸が圧縮されていると言うことですね。
ちなみに、WAV、16bit/44.1KHzは、これ。
ま、そういうことです。
それにしても、どこがシャリシャリしてんだよ。
○ヶ。
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