Eden Atwood /There Again

例の件で削除した記事、テキスト部分は保存しておきましたので、改めてアップします。
音源は新たにリッピングしました。
今の私の、最新の音ですね。

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今日は、Eden Atwood (イーデン・アトウッド)の「There Again」をお聴きいただきます。

今はもう日付変わってしまいましたので昨日になりますが、コメントに書かせていただいたように、本当は昨日のうちにアップする予定でしたが、疲れていたのでしょう、FLVへのエンコーダに多少時間が掛かるのですが、その間に寝てしまいまして笑、今になってしまいました。
狸爺さん、済みません。

今日お聴きいただくEden Atwood は、私はこの1枚しか持っていません。
これを買った時のことは良く覚えています。
吉祥寺のDISK UNIONで、何か女声ボーカルを探していて、見つけたものです。
ジャケ買いでした。笑

私このジャケット、大好きです。

このジャケットの彼女に一目惚れ、だったのかもしれませんね。

最初聴いた時は、あまり期待していませんでしたが、顔に似合わず以外にハスキーなのに驚いたのを覚えています。
「悪くない・・」 そう思いました。
レコードやCDの価値には皆さん色んな基準ってお持ちかと思いますが、アルバム中一曲良いものがあればそのアルバムの価値は宝物になることがあると思いますが、私の場合、その宝物がこの「There Again」で、 その一曲が、1曲目の「It Never Entered My Mind」です。

この一曲の彼女がいるから、このCD売らなくて、ずっと私の手元に残ってきました。

何がそんなに良いのか・・

今、改めて全曲聴いてみると、1曲目だけでもないのですが、何しろ彼女は誠実です。
一生懸命なんですね。不器用なほどに・・
その誠実さが、言葉の端はしに出ているんです。
個人的にはそういうのを大事にするので・・
で、その彼女のまじめさが好くでたのが、1曲目の「It Never Entered My Mind」だと思います。
逆に、そのまじめさや一生懸命さが裏目に出ているのが、アップテンポの曲です。
どうも、アップテンポになると彼女の不器用さが曲を重く、硬くしてしまって、ジャズに必要なスウィング感やノリといったものが、失われるんですよね。
発声はしっかりしていると思いますので悪くないんですけどね・・
でも、彼女には「It Never Entered My Mind」があるから・・

この曲は失恋の曲ですね。

Once I laughed when I heard you saying
That I’d be playing solitaire
Uneasy in my easy chair
It never entered my mind
once you told me I was mistaken
That I’d awaken with the sun
And ordered orange juice for one
It never entered my mind
You had what I lack, myself
Now I even have to scratch my back myself
Once you warned me that if you scorned me
I’d say a lonely prayer again
And wish that you were there again
To get into my hair again
It never entered my mind
You had what I lack, myself
And now I even have to scratch my back myself
Once you warned me that if you scorned me
I’d say a lonely prayer again
And wish that you were there again
To get into my hair again
It never entered my mind

いつかあなたが私に
「君はいつも居心地悪そうに安楽椅子で
ひとりソリティアをしていた」って言った時、
私は笑ったわね。
あなたにそう言われても私、気にしてなかった
いつかこんなこと、言っていたわよね
「君は間違っている。
太陽とともに起き出して
君がほしがるのは一人分のオレンジジュースだなんて」
そう言われても私、気にしてなかった
あなたは私にはないものを持っていた
今はもう、背中さえ掻いてもらえない
いつかこんなこと、私に忠告してくれたわよね
僕が君を軽蔑すれば
君は、また孤独に祈りを繰り返して
「あの人が私のもとに帰って来て髪に口づけしてくれますように」と
望むようになると
そう言われても私、冗談だと思ってた
(他サイトさんの訳を参考にしましたが、いろいろあって困りました・・。多々誤訳があるかと思いますので、訂正をお願いします)

【Eden Atwood /There Again】 (Concord Jazz)
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz


1. It Never Entered My Mind
2. You’re My Thrill
3. The Nearness of You
4. In Love in Vain
5. Music That Makes Me Dance
6. I’m Always Drunk in San Francisco
7. Sonny Boy
8. Ev’rything I’ve Got
9. In the Days of Our Love
10. Only You (And You Alone)
11. You Don’t Know What Love Is
12. Auld Lang Syne
Personnel:
Eden Atwood, vocal
Dave Berkman, piano
Michael Moore, bass
Ron Vincent, drums
With Special Guests
Marian McPartland, piano (3, 9)
Chris Potter, tenor sax (4, 6, 11)
Recorded: NYC, Dec. 7-9, 1994

415X0BWCRVL1曲目の「It Never Entered My Mind」・・
最後もう一度繰り返される、「You had what I lack, myself ・・・Once you warned me that ~ 」からの彼女は、とても気持ちが入っていて・・・
内にぐっと締め付けられる、切ない感じがいいですね・・
アルバムタイトルの「There Again」は、もしかしたら、この「It Never Entered My Mind」の一節から採ったのかもしれません。
だとすると、彼女にとってもこの曲は思い入れのあるものだったんでしょうかね・・
恋でもしていたのかな・・
このアルバムは、彼女の3作目。
知らなかったのですが、彼女、2007年に声帯にできた腫瘍の手術をしていたんですね。

それで、2009年に5年ぶりの復帰を果たしたようです。
復帰作をちょっとサンプルで聴きましたが、やはり手術前のハスキーだけれど透明感のある声は聴くことが出来ませんでした・・
でも、また歌いこんでいけば、声も戻ってきます。
頑張れ、Eden。

 

 

 

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