パユのモーツァルト・フルートとハープのための協奏曲、フルート協奏曲第1番(再掲)

今日はエマニュエル・パユのモーツァルトを聴きます。
 

実はこれは以前ブログ記事としてご紹介したものなのですが、私が参加している「ブログ村」に”音楽あれこれ”さんが同じくこの演奏について書かれていらっしゃいまして、そう言えば自分も書いたな、と思いご紹介することとしました。
何故わざわざ・・といいますと、以前記事を書いた時見つけられなくてお見せできなかった演奏会の時撮ったパユの写真が見つかりまして、折角ですから掲載しようかと・・・ まあ、そういうことです。
その写真はその記事中に挿入してあります。

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<2011年5月10日掲載記事>
今日はエマニュエル・パユのフルートで、モーツァルトをお聴きいただきます。
フルートとハープのための協奏曲とフルート協奏曲第1番です。
マーラーの方ですが、次回は4番と決めているのですが、手元に適当なものがなかったため、現在HMVから取り寄せている最中でして・・・  これが4,5日も掛かってしまっており、何してんねん!と言う感じでいるわけですが、こればかりは仕方ありません。。
ので、まあ、小休憩と言うことで、パユのモーツアルトでもお聴きいただこうかということです。
私がパユを聴きだしたのは、以前ジャズ喫茶もどきをやっていた時にお知り合いになったフルート奏者の影響です。
ジャズ喫茶といいながら、クラシックのライブもやっていましたので、その時出演していただいた方です。
この方、津田塾を出られて、パリのエコール・ノルマルに留学されたと言う苦労人なのですが、なんと主席で卒業された方なんです!!!で、彼女の師匠がパリ管の主席奏者ヴァンサン・リュカさんで。。汗
軽い絶対音感があるという彼女のフルートは、まあなんといいますか、どこまでも焦点が合っていくような、音の粒子が空気とその分子レベルで結ばれて溶け込んでいくような音でして、なんとも言えない、私にとってはただただ、ため息ばかりの、それはもう素晴らしいものでした。 ハイ・・・
ただ現実は厳しく、そんな素晴らしい彼女も日本ではオケの席がなく、また、日本が合わなかったんでしょう、多分今は、またパリにいらっしゃるようです。最近、FaceBookで拝見しました。
私もその当時、お店のことで色々気が回らなく、彼女には失礼をしたなあと思います。この場をお借りしてお詫びいたします。ごめんなさいね。
彼女はフランスの方が合っています。当時お話をさせていただいて、そう感じました。パリ管の裏話も聞かせていただきましたし。
そういえば、パリ管が来日した時2日連続行きました。偶然にも2日とも同じ席でした。いいのやら悪いのやら・・
その2日目、開演前に偶然だったと思いますが、サントリーホールの前でばったり会って、今日終わったら師匠たちを接待(案内)するんだあ~、と言っていました。。。
パリ管も演奏のやる気があるときとない時があるって・・  でも、今日のラ・ヴァルスは近年まれに見る熱演だった、と言ってましたね。。。 確かメールだったかな・・  いろいろ思い出しました・・
あ~~、懐かしい ・ ・ ・ ・ ・
今回お聴きいただくCDは、パユの来日コンサートの時サインがほしくて、会場で買ったものです。

これが↓↓↓その証拠写真です。笑

 

さすがに並んでいたのは女性がほとんどでしたね・・
その時携帯でパユの写真も撮ったんですが、どこに行ったか見当たらないんですよね~。残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、その写真がこちら⇒
ちょっとぶれていますが、パユって分かりますよね。笑
そんな思い出いっぱいの1枚です。

 

 

 

 

【モーツァルト/フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299】
【モーツァルト/フルート協奏曲第1番ト長調K.313】
エマニュエル・パユ(fl)
マリー=ピエール・ラングラメー(hp)
クラウディオ・アバド指揮
ベルリンフィル、1996年EMI録音
フルート協奏曲第1番27:52~

 

いかがでしたか。
そういえば、生パユはやはり、なかなか、でした。まあ、私は男ですから、顔なんてどうでも良いのですが・・
顔は良いわ、フルートは上手いわ、金はあるわで、大変ウラヤマシイ、限りです。笑
では、肝心の演奏はどうでしょう。
何しろ「フルートとハープ・・」は、映画「アマデウス」で、モーツァルトの留守宅をサリエリが訪ねる場面有名ですね。そこで流れる第2楽章・・
そんな美しい曲ですから、毒のない、爽やかな彼のフルートはぴったりですね。
そこが彼の弱点でもあるわけですが、この曲は彼のよさが前面に出てとても心地よいです。
すんなり聴き流せます・・
冗談はさておき・・
マーラーの方、4番が届きまして、演奏が納得できましたら、お届けしたいと思います。
今しばらく、お待ちください。
 

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最後皮肉っていますが、素晴らしい才能の持ち主です。
ただ残念なことに、彼のフルートはベルリン・フィルには合いません。
かといって、パリ管では、味が薄い、個性・アクが足らないです。
まあ、今の”ユニバーサルミュージック・スタジオ・おーけすとら”にはちょうど良いのかもしれませんけどね・・
最近とみに”おでこ”の広がり具合が気になるパユなのでした。

 

★PC音源はメインシステムで聴きましょう。

 

 

 

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