ジネット・ヌヴーのブラームス "ヴァイオリン協奏曲" ハンブルク・ライブ

今日は、ジネット・ヌヴーのブラームス “ヴァイオリン協奏曲”をお聴きいただきます。
ジネット・ヌヴーは、1919年生まれで、15歳のときにヴィエニャフスキ国際コンクールで、あのダヴィッド・オイストラフをおさえて優勝したというフランスの天才ヴァイオリニストです。

しかしながら、演奏旅行中アメリカに向かう飛行機で、全乗客乗員が死亡するという事故に遭いまして、30歳で亡くなっています。
今日お聴きいただく演奏は、その悲惨な事故の前年に行われた演奏会のライブ録音ですので、最晩年の演奏と言うことになります。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲をアップしようと、この盤の他、以前から良い印象を持っていた、メータ・スターン・ニューヨークフィルの演奏を聴きなおしたのですが、ダメでしたね・・
以前はもっと熱気に溢れたなかなかの秀演と思っていたんですがね・・  音楽が浅いんですよね。スターンも何かこう・・深くないと言うか・・
ま、もともとアメリカ人のやるブラームスってそんなモンだったんでしょうけど・・ なんていうとファンの方にしかられますが・・
で、結局この名盤をアップすることとなりました。
お聴きください。

【ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77】
ジネット・ヌヴー(Vn)、
ハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送交響楽団
1948年5月、ハンブルク・ムジークハレ

リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3

【曲目】
第1楽章 Allegro non troppo
第2楽章 Adagio(#22:21~)
第3楽章 Allegro giocoso,ma non troppo vivace – Poco piu presto(#32:06~)

彼女はこの時28歳です。(8月生まれ)
なんと深く、濃い表現、響きなんでしょう。
伴奏のイッセルシュテットもこの名演に一役かっています。
私は彼女の演奏はこれしか持っていませんが、他にも音源出ているようなので、聴かなくてはいけませんね。
1949年10月20日、パリでのリサイタルが、彼女の最後の演奏会となったようです。
短かすぎます・・・
皆さんはどのようにお聴きになったでしょうか。
PC音源は、メインシステムで聴きましょう。
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