『コートにすみれを』 聴き比べ

恒例の?聞き比べです。笑
しかも、いつもの「趣味の極道」さんのYoutube動画との聴き比べです。
いつも悪たれついているにもかかわらず、こうしてチェックしているわけですから、ファンなのかもしれません。音はともかく…

スピーカーからの出音とファイルの比較ですから本来聴き比べにはなりませんが、私のオーディオはCDプレーヤーは使わず勿論アナログもやってませんので、他の多くのピュアオーディオマニアのようにPCオーディオもやってみましたヽ(゚・^*)^、では済まない崖っぷちオーディオですから、結局はアナログがいいんだよね、などと分かった風なことを言って逃げるわけにはいかないのですよ。

アナログだろうがオリジナルだろうがウェスタンだろうが、うちの音の方がいいんだぁ!!と言える音と言うのが目標である、のではなくスタートラインですから、こうして日々武者修行しているというわけです。笑 

まぁ~ね、ブログですから文章で「私の音の方が良い音だと確信した」などとその詳細を書いとけば済むんでしょうが、折角ですから音聴いてください。

果たして本当に聴き比べる人何人いるでしょうか…

 
今回はいろんな「コートにすみれを」をお聴きなってます。
装置はいつものとおり、
Western Electric WE 25-Bホーン{1938}+WE 555×2+WE 597-A + TA-4181-A×2
 ←←WE87C←WE 86C←新 忠篤氏設計AKEQ 2 MONO イコライザーアンプ←Rylec検聴用プレーヤー{1950} ←Ortofon RK-309アーム←Ortofon Fonofilm TypeAモノカートリッジ

ですね。下から入力です。

私のは、これまたいつもどおり、
CDドライブ: PHILIPS CDD3610/85
Ripping&Convert to mp3 ソフト: POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
Ripped in 16bit-44.1KHz, Converted to mp3(320Kbit/s-44.1KHz)

 
まずは、シナトラから。

 

 

1.Frank Sinatra_______________________________________________________

20130928122956

 

Frank Sinatra/ Songs for young lovers

8.Violets For Your Furs

Recorded on Nov.5,1953
 

 

 

2.Marty Paich_______________________________________________________

115129821
Marty Paich ‎/ I Get A Boot Out Of You
B1 Violets For Your Furs
Conte Candoli(tp), Jack Sheldon(tp), Al Porcino(tp), Bob Enevoldsen(valve-tb), George Roberts(b-tb), Vince DeRosa(frh), Art Pepper(as), Bill Perkins(ts), Bill Hood(bs), Vic Feldman(vib), Russ Freeman(p), Joe Mondragon(b), Mel Lewis(ds)
Los Angeles, CA, 1959

 

 

3.Billy Holiday_______________________________________________________

album-lady-in-satin 
Billie Holiday / Lady in Satin
A-6 “Violets for Your Furs
Billie Holiday, vocal、Ray Ellis, arranger and conductor、George Ockner, violin and concertmasterm、Danny Bank, flute、Mel Davis, trumpet、J.J. Johnson, trombone、Mal Waldron, piano、Barry Galbraith, guitar、Milt Hinton, bass、Osie Johnson, drums etc.
Recorded 19–21 February 1958

 

 

4.Zoot Sims_______________________________________________________

juttahipp-zoot-simas-cover-1600Jutta Hipp /“with Zoot Sims” (1956)
A-2 Violets for Your Furs
Jerry Lloyd (tp)
Zoot Sims (ts)
Jutta Hipp (p)
Ahmed Abdul-Malik (b)
Ed Thigpen (d)
recorded Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, July 28, 1956

 

一応お断りですが、趣味の極道さんの動画での音、実際お部屋で聞けばここで聴ける音より何倍も生々しいとは思います。多分…  

総じて動画の方は、当然ですがLP再生だからなのか、音楽の繋がり、フレーズの繋がりとでも言うのでしょうか、そう言ったものが感じられます。その点、デジタルである私の方は、音楽の起伏における滑らかさに欠けるときもあり、またその起伏が曖昧な時もあります。デジタルの欠点です。

それと例えばアート・ペッパーのアタックなんかは私の方は弱いです。本来動画のような感じでパンッって決まらなければならないでしょうし、ビリー・ホリデイも然り。これなんかは、私のじゃ駄目って感じですよね。リマスターの出来が良くない感じ。

ただどうでしょう。ジャズLPを再生するのにはある意味最高の装置で再生された音とCDをリッピングした私のファイル音、比べられないほどの雲泥の差は、私には感じません。ウェスタンですよ!もう一度使用機器見てみましょう。

WE 25-Bホーン{1938}
WE 555×2+WE 597-A + TA-4181-A×2
WE87C
WE 86C
新 忠篤氏設計AKEQ 2 MONO イコライザーアンプ
Rylec検聴用プレーヤー{1950}
Ortofon RK-309アーム
Ortofon Fonofilm TypeAモノカートリッジ

どうです。

盤もオリジナルだとしたらこれ以上望むべくも無い装置から再生された音がこれなんです。良い音かどうかは置いといても、それほどの違いを見出せないんですよね。これは、ウェスタンが悪いんじゃないと思います。もしかしたらメンテナンスを繰り返すうちに音が変わったのかもしれませんね。で使っている本人も気づかない。いや、ひょっとしてフォノイコがいけないのかも…

同じブログ村ランキングに参加されている「Der Kalng vom Theater」さんのこの動画の音は良いと思います。

 

昔からどうもジャズを中心に聞いている方の音ってあまり良くなかったんですよね。何か足らない。趣味の極道さんもクラシックはオーディオ的興味かおまけくらいのようですしね。それにあれだけ装置が何種類もあれば、とりあえず機器なりの音を出すので精一杯でしょうから、仕方ないことです。

とはいっても、ウェスタンの音がどうとかは別として、ここで聴くアナログの音には、私の音は、まだまだ多くの要素で敵わないのは明らかですね。それは、CDの場合リマスターと言う作業が入りますから、もうジャズのこのあたりを再生する場合のCDの限界とも言えます。最後のズートはRVGエディションなので一応マスターから録っているはずですが、この中のピアノなんか本当に甘い。Mp3に圧縮してますから当然かもしれませんが、これだけでも、CDでジャズは無理か… って思います。

ちなみにズートのWAVはこちら
ビリーホリデイのWAVはこちら
結構違うでしょ?だから本当はWAVのまま聴いて欲しいんですよ。

 

結局、アナログだろうがオリジナルだろうがウェスタンだろうが、うちの音の方がいいんだぁ!!とはまだまだ言えませんが、だからと言って、動画のウェスタンの音が最高!というわけではない、と言うところがオーディオですね。

 

 

 

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