D.オイストラフのヴァイオリン協奏曲・チャイコフスキーとシベリウス

今日は、昨日の追記と言うことで、ダヴィト・オイストラフのヴァイオリンで、チャイコフスキーとシベリウスの協奏曲をお聴きください。


昨日のヒラリー・ハーンの演奏を聴いたあと、この演奏を聴いて、やはり残念ですが、両者の音楽的質に大人と子どもの差を感じます。
巨匠と新人の差だけでは埋まらない、大きな溝がそこにはあると思います。
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(チャイコフスキー)、モスクワ放送交響楽団(シベリウス)
各1968年、1965年の録音
シベリウス・・34:42~
チャイコフスキー&シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 -MELODIYA EC盤-

ヒラリーに対しては少々意地悪になってしまいましたが、ペトレンコも含め昨日の2人には、楽器や楽典等の勉強だけでなく、音楽そのものの勉強も多いにやっていただかなければなりません。
恐らく、生まれてこのかた、人生のほとんどをヴァイオリン、ピアノの練習や楽典関係の勉強しかしてこなかったんでしょうから(でなければプロになれませんからね)。
私はもうしばらくはヒラリーのCD、音楽は聴かないでしょうが、願わくは、一般聴衆がヒラリー・ハーンのようなアイドルCDをたくさん買っていただき、業界が潤った予算で、過去の多くの名演を安く、高音質で復刻していただく、ということですかね。笑
 

 

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