グリュミオーのブラームス・ヴァイオリンソナタ全曲

今日は、アルテュール・グリュミオーのヴァイオリンで、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全3曲をお聴きいただきます。

私は吹奏楽やオーケストラで金管楽器をやっていた関係か、どちらかというとオーケストラものを好んで聴いていたのですが、室内楽、特にヴァイオリンソナタを聴くきっかけになった曲がこのブラームスのヴァイオリン・ソナタ、中でも第1番「雨の歌」です。
高校生の頃でしたか、NHKFMでかかったんですね。エアチェックして何度も聴いた思い出があります。
それまでヴァイオリン・ソナタを聴かなかったのは、何故かメロディーがすっとこちらに入ってこないんですよね。モーツアルトやベートーヴェンもオーケストラ物は素直に聴けるのに、ヴァイオリンソナタになるととたんに難解に聴こえてしまう。
でも、この「雨の歌」違いました。
曲名からてっきり暗くじめじめした曲と思いきや、雨どころかスッと晴れ渡る空。積極的にこちらに語りかけてくるヴァイオリンの音色と、溢れんばかりの若々しいエネルギーに、息苦しさを感じたくらいです。
このソナタが作曲されたのは、ヴァイオリン協奏曲がかかれた翌年の1879年。
ブラームス46歳。
「雨の歌」という題名は、クラウス・グロートの詩による自作の歌曲「雨の歌」を第3楽章に用いたことからきているそうです。
1.ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78〈雨の歌〉
 第1楽章
 第2楽章  10:08~
 第3楽章  17:05~
2.ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品100
 第1楽章  25:24~
 第2楽章  33:52~ 
 第3楽章  39:52~
3.ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
 第1楽章  45:04~
 第2楽章  53:00~
 第3楽章  57:19~
 第4楽章  60:01~
アルテュール・グリュミオー(Vn), ジェルジ・シェベック(Pf)
1976年(第1番)、1975年(第2,3番)アムステルダム、コンセルトヘボウにて、Philips録音
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
ファイルサイズは92.2MB。
音声はMP3です。
ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ 全3曲 -PHILIPS 国内盤-

いいですね・・
シェベックのピアノも透明感があって。
ブラームス先生、ありがとう。。

 

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