あなたのスピーカーは大丈夫?低音再生能力をチェック !!
先日は、私のスピーカーからゲルギエフの「春の祭典」のグランカッサの音が出ないことが判明しましたが、私だって馬鹿じゃない。笑 今まで低音が出ないのに満足して聴いたいたのかと言えばそんなことはないわけで、確かに低音出ていたよなぁ、と確認の意味で色々聴いていましたが、その中で、低音と言えば、やっぱりオルガン、と言うことで、今日は皆さんとオルガンを聴きながら、日頃見て見に振りしていたあなたのために、低音をチェックしていただこうと思います。でもね、そんな風に言うと堅苦しいですので、まあ、オルガンを楽しんでください。
であれば、本来は最新の録音を聞いていただければよいのですが、古い録音しかないんですよね… でも、テラークですのでまあまあではないかと思います。
録音が1983年ですから、デジタル録音初期でしょうかね。
1曲目よりは2曲目のプレリュードとフーガニ長調の方が低音よりの曲です。
【マイケル・マーレイ “バッハ/トッカータとフーガ” 】 Ripped in 16bit-48KHz
【Personal】
マイケル・マーレイ(Org.)
【Take】
1.トッカータとフーガニ短調 BWV544
6.プレリュードとフーガニ長調 BWV532
■録音:1983年5月20日、ロスアンジェルス・ファースト・コングリケーショナル教会
1.
6.
いかがでしたか?
私のリッピングは、ちゃんと分厚く安定感のある音でリッピングできていると思いますので、もしこの音が、中域から高域より、そうですねスコーカーからツイーターよりの上のほうで漂っているように再生されたら、あなたのシステムのバランスはおかしいと思った方が良いと思います。
それと問題の低音。
低い音が出ればいいと言うものではありません。
ペダルの動き、明瞭ですか?
反応が悪く、上層鍵盤の響きや他の響きに飲み込まれていませんか?
バランス的には、ゲルギエフの「春の祭典」の冒頭から4:42のグランカッサの音が出ない私のシステムからも分厚く安定感のある音は出ています。ですから、同じ低音でも、あのグランカッサの音とこの録音のオルガンの低音とは別物と言えそうですね。
が、私のこのオルガンの低音の再生音は、明らかに分解能が悪いです。低音は出ていますが、分解できていない。本来マイクはもっと客観的に音を分解して捉えているはずです。人間の耳とは違いますから。それが再生できていない。
この辺に、私のシステムからゲルギエフの「春の祭典」の冒頭から4:42のグランカッサの音が出なかった原因がありそうですね。
Leave a Reply