ジャッジはデタラメ、でも、今季一番の演技、宮原選手 2017 全日本フィギュア 女子フリー

2017 全日本フィギュア 女子、終わりました。


 

結果はご承知のとおりです。

宮原選手が、合計で220点貰って、逆転優勝、で、オリンピック日本代表、内定ですね。
 



 
演技は良かったです。
今季一番の蝶々婦人、だったのではないでしょうか。

全体的に、余分な力が抜けていたのか、スピードもあって、音楽の流れに乗って、その中で、各エレメンツをこなしていけてましたから、表現的な動作も生き生きとしていました。

それがよく表れていたのが、ステップと次の3連続に行くつなぎ部分でした。
今までの彼女の演技、このプロの中でいつも良くなかった部分でしたが、この部分、初めて、音楽と振付が一体となった演技が出来ましたから、ここの部分の振付の意味、彼女の演技から、伝わってきました。

この部分、彼女の演技から、初めて、音楽を感じることが出来ましたから、プログラム全体、演技全体に、一体感が生まれましたね。

 
ですから、このフリーの彼女の演技、良かったんですが、でもですね、だからといって、点、やりすぎでしょう。笑
ジャンプの減点なんか、PCSで、おつりが来るくらい、って…笑

例えば、最後のレイバックスピン、良いスピンですけど、どうして、彼女のこのフリーの演技に、満点付けるのか?
ショートのレイバックも同じ演技だと思いますが、なぜ、満点ではないのか。



 

同じ人間が分かりやすいスピンの採点で、ほぼ同じ出来に見える演技を、同じように評価が出来ない、って言うのはどうなんでしょうね。
どこがどう違って、プラス評価3段階しかなく、評価に影響の大きいGOEを変えているのか。
GOE1の違いを、果たしてちゃんと説明できるのか…
他の選手のレイバックの評価と、どこまで整合性が取れているのか…

完璧なんて無理でも、はたして、ちゃんと、説明できるのか…
 

 
人間ですから、って言うかもしれませんが、オリンピック種目になる競技の審判ですからね。
野球の主審も、同じコース同じ高さの球でも、ストライクと言ったり、ボールと言ったりする審判いますが、そういうのは実際のバッターからも文句言われますし、解説者からも指摘されますし、監督だって抗議しますよ。

技の評価でさえ、その時の演技の雰囲気で、GOEを、つけたり、消したりしている…

ここ1、2年ですかね、ジャッジが雑になってきたのは。

そういうところなんですよね、私がフィギュアのジャッジなんか、誰でも出来るって言うのは。

もう、多分、フィギュアのジャッジスコアー、見る価値ないですよ。
勿論、シロウトなので、一応、確認はしますけど、レベルとか、エッジ判定とか、回転の判定とか、評価以外の部分ですね。

でも、ある程度、何年もフィギュアの演技を観てきた皆さんであれば、ご自分の良し悪しの判断の方が、恐らく、正しい。

ただ、まあ、そうやって行くと、競技としての愛着が、段々薄れてきますけどね…
ほんの3、4年前なのに、あの頃と、同じ競技には思えない…

なんか、ホント、寂しい…笑

まあ、それでも、大会では評価されない、でも期待の持てる良い演技してくれる選手いますから、こんな中だからこそ、そういった選手たちの後押し、してあげればって、思いますけどね。

 

それでもまあ、宮原選手、優勝、そして、オリンピック、おめでとう。

でも、こんな得点に満足し、勘違いし、天狗にならないように、お願いしますね。

 

どんなに得点しようが、あなたは、フィギュアスケーターとして、浅田真央の、足元にも及ばないんですからね…

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

この記事のトラックバック用URL

http://gutsy.lolipop.jp/blog/wp-trackback.php?p=15804

Leave a Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.