あれから4年、フィギュアスケートは…

4年前の、全日本フィギュア、女子ショートの、1位は、浅田選手、2位は、鈴木選手、でした。

2人の演技。

まず、浅田選手。

PCS 35.28。

 

次に鈴木選手。

PCS 34.76。
 

そして、4年後の2017年、全日本フィギュア、女子ショート、1位の坂本選手。


PCS 32.66。

 

坂本選手の演技、PCS、浅田選手と、鈴木選手の演技と、ほぼ互角。笑
正直、もう、さすがの私も、フィギュア観るのやめよう、って思いますよ…

ホント…

私としては、もう比べるまでもないんですが、改めて、オリンピック選考のかかった、4年前の全日本を観てみましたけどね…
当たり前のこと、だと思っていたこと、が、4年後の今、そうではなくなっていたんですよね…

浅田選手のこの頃の演技は、当時からも言っていたと思いますが、それほどいよいとは思ってもいませんでしたが、でもね、それはあくまで、私の好みであって、ね…
2013の全日本は、結果、鈴木選手が優勝しましたが、確かにこの大会の鈴木選手の演技は本当によかったですし、ショートの愛の賛歌も名演技、です。

それほどの、あの時の、この2人の演技と、坂本選手の演技、曲の解釈に、大差なし。笑

浅田選手 9.00
鈴木選手 8.95
坂本選手 8.11

その差、0.89 の違い。

坂本選手のショートの曲、ベートーヴェンのピアノソナタ、月光、ですよ。

どこが、ベートーヴェン?どこが月光?笑

もうね、何が違うって、言うまでもなく、坂本選手のは、演技、ではないです。
フィギュアスケートの演技、ではないですよ。

あんなの、体操。

表現だけでなく、技にも、どんな選手にも少なからずあったし、ある、美しさ、その、欠片もない。

スピン、ステップ、そして、ジャンプにいたるまで、彼女の演技から、技の美しさは、全く感じません。

表現なんて、彼女のは、0点です。

そんなの、これまでの、先輩フィギュアスケーターたちの演技を観れば分かりますし、上の浅田選手、鈴木選手の演技だけでも観れば分かる話。
坂本選手の演技を認めることは、これまでの、多くの先輩スケーターの演技を否定することになります。

高橋大輔、町田樹、浅田真央…

かつて、彼らから貰った感動、そのままの心で、その目で見て、坂本選手の演技、いい演技って、言えますか?

あり得ないです。

坂本選手のは、肉体が、跳んで回ってるだけ。

フィギュアスケートではないです。

そして、一番悪いのが、それを評価した、ジャッジ。

この人間たちは、これまでの日本のフィギュアスケートの数々の名演技と、それを成し遂げてきた多くのスケーターたち、そしてその歴史を、自ら、全部否定した、ってことです。

これまで、どこで何をやってきたのか、どうフィギュアスケートと関わってきたのか知りませんけどね。

フィギュアのジャッジなんて、誰でも出来ますよ。
皆さんでも、私でも出来るでしょう。

 
まあ、ホント、今に始まったことではないわけで、さすがに、記事にして文句言うことすらも、疲れてきましたからね…

 
日本の代表で、オリンピックで、体操、なんて、やめて欲しいんですけどね…

 

もう、最悪…

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

この記事のトラックバック用URL

http://gutsy.lolipop.jp/blog/wp-trackback.php?p=15791

2 Comments

  1. ふきのとう says:

    はじめまして。
    今までもたびたびgutsyさまの感想に共感しつつ読ませていただいていたものです。
    >ベートーヴェンのピアノソナタ、月光、ですよ。
    そう、私もそう思いながら表示される高得点に違和感を覚えていました。
    彼女は選ぶ競技を間違えたのでは・・とも。

    フィギュアスケートのジャッジの皆さんがどのような研鑽を積まれているのか知る由もありませんが、昨今話題の大相撲の世界と同様閉鎖的な世界の中で満足し合い、自浄能力もないまま目先に捕らわれた採点を続けていくとこの競技の未来はとても寂しいものになっていくような気がしてなりません。

    フィギュアスケートというパフォーマンスの持つ魅力、可能性を芯から愛して将来を開いて行けるような研鑽と意見交換、時には論議さえも行われていくことを期待したいです。

  2. gutsy says:

    ふきのとう さん、

    はじめまして。
    コメントありがとうございます。

    ホント、私も、前から、彼女、やる競技、間違えたと、思っていました。
    彼女は、たぶん、陸上競技やるべき人なんだと思うんですよね…
    彼女の身体能力の高さからすると、中距離か、幅跳び、高飛び辺りでしょうかね…

    フィギュアやる必要ないな、って。

    今回の高得点は、ジャンプ全て後半に持ってきた、って言う、シーズン当初からの彼女の作戦、努力が実を結んだ結果、だと思います。そこは本当に褒めてあげたい…

    でも、あの演技にあのPCSはないですし、どんな点を貰おうと、フィギュアスケートとしての表現がまるで出来ていないということ、しっかり、彼女には、分かってもらいたいですし、この点が、自分のフィギュアスケーターとしてのレベルの高さだと勘違いして欲しくない、その一心で、私は、批判しています。

    で、ひいては、それがフィギュアスケートを守ることでもあるし、感動をもらった、名演技への恩返し、とも、思っています。

    って、かっこつけすぎ、ですね。笑

    恐らくフィギュアの審判員は、PCSに関しては、私たちと同じ、シロウト同然の能力しか持ち合わせていないと思います。
    基準に沿って各自の判断でやっている、そんなとこでしょう。
    ジャンプノーミスだと、必ず、PCSに得点を付ける、異常さ。
    こんな採点をしている競技って、本来、オリンピックの競技になってはいけないですし、スポーツとは言えないですよね…

    ホント、何とかならないですかね…

Leave a Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.