順調!ジュニア・ペアに期待 !! 三浦 璃来&市橋 翔哉
その昔、フィギュアスケートと言えば、ペアーやダンスでしたね…
だってその頃のシングルといえば、伊藤みどりさんでしたから、まあ正直、ジャンプは凄くて、成績も良くて、日本人が世界的に注目されるのって、嬉しいというか、誇らしい、というのはありましたけど、でも、やっぱり、その頃の私も、彼女の演技はジャンプばかりぴょんぴょん跳んでいるだけで、美しくないし、面白くない。で、申し訳ないですが、日本人特有のスタイルの悪さを、何か、引け目を感じるというか、なんというか…
まあ、その前に、渡辺絵美さんがいて、フィギュアスケートを見るようになったんだと思いますが、彼女にも、少しその頃の、日本人体形を、引け目に感じていましたから、私は、もう最初から、フィギュアスケートって、美しいものなんだと、美しくなければいけない、って、そう思っていたんですね。まあ、今は選手のスタイルで、好き嫌い、面白いつまらない、は、全くないですけどね。
それと海外の選手の演技のほうが、表情豊かで、観ていて楽しかったですからね…
その頃を思い出すと、改めて、そう思います。
で、何となく、シングルはスポーツで、ペアーやダンスがフィギュアスケートを楽しめるもの、って言う感じでしたかね…
で、その後、自然と、フィギュアスケートは、あまり観なくなりましたかね…
まあ、八木沼純子さんや、佐藤有香さんが出てきて、少しずつ、観るようにはなったでしょうかね。
で、今でも、どちらかといえば、ペアーのほうが、表現の出来る選手が多いですから、最近はまた、ペアーを観るようになっていますが、といっても、得点源はジャンプですし、私がいい演技だなあ、って言う演技であっても、PCS低いですから、状況はシングルと変わりないんですが、それでも、選手たちは評価されるされない関係なく、みんな、技術だけでなく、表現も当たり前のよに、普通に出来ていますから、ダンスは勿論でしょうけど、ペアーはもともと、そういう文化なんでしょうね。
で、そのペアー、日本は発展途上といわれていますが、でも、高橋成美選手も、新しいペアーを結成したようですし、それに、ジュニアにも、ペアーが出来ているので、これからですね。
そのジュニアのペアーで、良い感じなのが、三浦璃来&市橋翔哉ペアー ですね。
2人は、2015年にペアーを組んだようで、今年、3年目になるんでしょうか?
まあ、私、今までその存在も知りませんでしたから、全く、偉そうなこといえませんが、順調に、レベルアップできているようで、で、昨シーズンの演技や今シーズンの演技観てますけど、なかなか良いんですよね。笑
勿論、ペアーとしての技術は、まだまだですし、昨年までは、ペアーとしての演技、としては、まだぎこちなく、纏まりがない、感じがしましたけど、今シーズンになって、ペアーらしくなったな、って感じで、順調に成長していますね。
まず、いいなあ、と思ったのは、ペアーというと、同調性が求められますが、そのため、2人の動作を合わせようと、動きが硬くなって、見るからにロボットみたいな動きになりがちなんですね、2人の動きは合っていても。
でも、このペアーは、その同調性が、凄く自然で、それでいて、合っている。
それと、女子の三浦選手の演技動作がとても大きく、スマートで無駄がなく、ですから、ポーズ一つ一つがとても綺麗で、観ていて安心できるんですね。
技術的には、ツイストがまだ2回転だったり、色々難易度は低かったりしますが、でも、スロージャンプは、昨シーズンは2回転だったのが、今シーズンは3回転になってますし、リフト時の女子のポジションも変化させてますか…
あと、上の動画は、JGPのポーランド大会ですが、その前に、ラトビア大会にも出ているんですが、その大会のフリーでは、上のフリーの動画の3:36の女子選手を正面から持ち上げるリフトのとき、持ち上がらなかったんですが、この大会では、しっかり、出来ていますからね、一戦一戦、しっかり修正できているところも良いですよね。
市橋選手も、昨シーズンの演技観ると、何となく、自分が引っ張っていく、って言うより一緒に、って感じだったのが、今シーズンは、自分がしっかりリードして支えていく、的な、心構えになってきたのかなあ、って見えます。
まあ、思えば、フィギュアスケートの、このペアー競技って、男性と女性の役割が出来ている珍しいスポーツ競技ですからね。リフトするのはやっぱり力のある男子選手の役割になってしまいますし、スロージャンプもね。
他の競技でも、男女が混合でやるものはありますが、性別で、その役割が決められているって言う競技って、他にないですよね、多分。
ですから、ペアーを組むときって、やっぱり、人間として、男性として、女性として、相性がよくないと出来ない、いい演技が出来ない、そんな気がしますね。
まず、女子選手は男子選手に身体を預けることが多いですし、リフトやスロージャンプのときなんかは、技術的な信頼もあるでしょうが、相性のよさからくる信頼も大事でしょうね。
だから、ペアーって、大変だなあ、って、思います。
三浦璃来&市橋翔哉ペアー。
高橋成美選手を目標、というより、これからもっと、技術的にレベルアップしていって、日本の新しいペアーを築いていって欲しいですね。
楽しみです。
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