笠掛選手は3位、松原選手は7位… 2017 JGP ポーランド大会 女子ショート

2017 JGP ポーランド大会 女子ショート終わりました。

とりあえずの結果は、

でした。

この大会には、ともに、JSFの強化選手Bの、笠掛選手と、松原選手が出場しています。
ですので、お二人とも、初ジュニアグランプリで、初めて演技を観ましたが、シニアに上がった選手がここ立て続けにありましたから、その分の席が回ってきた、って感じなんでしょうかね…



 
笠掛選手は、昨シーズン、初めて全日本に出場を果たしたということで、最近注目の選手のようですね。

演技開始早々から、スピードがあるのがわかりますね。
ただ、冒頭のコンボはセカンドで詰まってしまって、流れがありませんでした。
で、彼女の全日本ジュニアの演技とか他の演技観たんですけど、どうも彼女、スピードに乗ってジャンプはするんですが、セカンドでピタッと、そのスピードをとめてしまう傾向があるようですね…
せっかくのあのスピードが活かされていない。
多分、コーチからも言われ、本人も、わかっていることなんだろうと想像しますが、これ、失敗ジャンプ、というより、コンボ跳ぶときの彼女の癖、ですかね。
他の単発ジャンプはしっかり流れのある、いいジャンプ跳べていますから、もったいないですね…
こういうジャンプはまず評価されませんから、加点は付きませんし、得点の積み上げには苦労しますね。

それと、技とか、演技動作が、少々落ち着きがなく、浅い感じなので、動作をもうひと伸びさせるとか、音楽、振付を感じながら、動作していくっていうイメージを持つだけでも違って来るような気がします。
音楽の演奏と一緒ですね。

まあ、振付もちょっと忙しないというか、何でもかんでも詰め込めば良いってもんじゃないって感じで、特にステップなんか、このプロの一番の見せ場なんでしょうから、振付はこの3分の2くらいにして、彼女のステップの上手さと表現力を見せるようなものにすれば、演技全体がすっきりしていいのになあ、なんて観てましたけどね。笑

このショートの彼女、スピードがあってよかった、というより、落ち着きがなく、忙しなかった、って印象でしたから…
 



 
松原選手は、まず、ポージングがしっかりしてますよね。
音楽の強弱にのって、その動作にもメリハリがあって、良いですし、ポーズもしっかり形を決められています。
このショートはジャンプ失敗があって、しかも得点源のコンボが、コンボと認定されませんでしたし、転倒もありましたから当然得点は伸びませんでしたが、両方とも、回転不足での転倒というのではないように思うので、そんなには悪くないのかな、って思いました。
それに彼女はスピンが綺麗ですよね。
ポジション良く、軸もしっかりしてますし、ね。
柔軟性も活かしたいいスピンでした。
ステップは、直前のルッツ転倒して演技できませんでしたから仕方ないです。

演技観てから、松原選手ってどんな人?ってことで、ネット見てましたら、彼女、ずっと長いスランプだったらしいですね。原因は、精神的なものらしいんですが、でも、そうなる前のノービス時代に2011年の全日本ノービスBクラスで優勝したそうで、その時の2位が本田選手、で、3位が樋口選手だったそうで、そうなんだぁー、って感じですね。

まあ、だからというわけではないですが、彼女のスケートには、無駄がなく、しっかりコントロールされた質の良さを感じます。
ジャンプの軸も綺麗ですしね…

彼女には逆に、もっと難しい、複雑な振付のほうが、彼女の良さを発揮させてあげられるかなって思います。
彼女であればもっと、出来るはずです。
 

まあ、私が見た記事には、ショートは緊張する、ってありましたから、今回も緊張してしまったのかもしれませんね…
 

フリーでは、緊張しないで、今度はちゃんとステップ、見せて欲しいですね。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

この記事のトラックバック用URL

http://gutsy.lolipop.jp/blog/wp-trackback.php?p=14836

Leave a Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.