“愛の夢” フジコ・ヘミング

これも録り直しました。


 

フジコヘミングの2枚組みアルバム “フジ子・ヘミングの奇跡~リスト&ショパン名曲集”。
 


 
そのDisc2に収録されている、南西ドイツ放送局での番組のために録音された演奏で、”愛の夢”

この演奏は以前も、多分リッピングしたファイルをアップしたと思いますが、再生音も、中々いいです。
録音は1988年ということですから、もう30年近くも前の演奏です。
という事は、彼女、1932年のお生まれですから、当時56歳。
1995年日本へ復帰する前、ブレークする前の演奏で、音も、ドイツの放送局の録音という事で、独特な響きがあって、とてもリアル。

このピアノの音、スタインウェイじゃ、ないかな…

正直、彼女の演奏、生で聴いた事はないですが、日本で録音されたCD何か聴いてですが、やはり帰国して最初の頃の方が、いいです。
協奏曲もありますが、イマイチで、少なくとも彼女は、オケ伴で弾くようなソリストではないですね…

聴いていただくこの演奏は、とても切れがあって、彼女独特の呼吸なんですが、それが全く自然で、流れがあって、タッチが、澄んでいて…

これが、貧困や聴力失ったりといった苦労の中、長年ヨーロッパで生きてきた彼女の、ネイティブな演奏なのかな、とも思います。

どうそ。

 

実際に彼女が部屋で演奏したのを、録音したかのように、聴こえません?笑

 

最後にもう一曲。
 

カップリングの”ラ・カンパネラ”。

 
実際、彼女は、ピアノはあまり上手、ではないのかもしれません。
でも、私たちにとっては、そんな事どうでもいい事ですよね。

音楽が、心に、染み入るか、どうか、が大事ですから。

 

フィギュアスケートも同じ…

 
そうあってほしい。

 

ずっとね..

 

 

 

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2 Comments

  1. nao says:

    こんにちは。

    何を持って評価されるのか・・
    でもたしかにフジコさんは魅力的だなって
    私も思います。
    好きな演奏ってありますよね。。。
    同じ楽譜でここまで雰囲気が変わるのか??って。
    私は、ルービンシュタインの演奏が好きみたいです。

    真央ちゃん・・
    オリンピックますます大変になっちゃいました(´;ω;`)
    ファンもあきらめたわけではありませんが、
    Gutsyさんがおっしゃるように、
    オリンピックの翌年のおまけがあってもいい☆彡
    オリンピックに出るとかじゃなくて
    彼女のやり切った笑顔がみたいし、
    それがくることなくラストを迎えるとしても
    最後まで寄り添ってドラマのラストを見守りたいです~

  2. gutsy says:

    naoさん、

    こんにちは。
    ルービンシュタイン聴いてみました。
    YouTubeでの、ある演奏ですけど、中々意志の強い、それでいてルービンシュタインらしい、堅実さ、バランスの良さを感じました。ああ、こういうのがクラシックとしての”愛の夢”だったなぁ..と、変な感動しました。笑
    フジコヘミングのピアノは、一旦クラシックという枠を外してしまって、彼女の歌にしてしまいますから、独特ですよね…

    浅田選手は、本来の彼女であれば、オリンピックは大丈夫なはずなんですけどね…
    その本来の彼女をどう出していくのか…ですよね…

    >彼女のやり切った笑顔がみたい

    それが一番の願いですけどね…

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