新年スタートは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴く Blu-ray audioで…

新年明けました。

皆さん、今年もどうぞ、よろしくお願いします!

 
で、私のこのブログ、皆さんお忘れかもしれませんが、一応、オーディオブログ、なんですが、実は、このブログ、カテゴリー的には”Audio”の記事より、”フィギュアスケート”の記事のほうが多くなってしまいまして、まあ、どうしたものかと…笑

ま、実際、最近は、オーディオの記事ほとんど書けていませんから、当然なんですが、ただもう、所謂オーディオ製品のレビューや、自分のシステムの紹介や、どこか弄ったら、こんな感じになりました、的な記事はもぅ、書けませんね。
オーディオブログで定番なのは、自宅のシステムにこのブランドのあれを追加したら、ああなって、こうなって、こんな風に音が変わって、良くなった、だの、悪くなっただのと、音の変化を、活字で説明するものなんですが、私は基本的に、どんなに口で説明しようが音なんて、実際聴かなきゃ、全く無意味と思っていますから、まあ、オーディオブログなんて無理ですよね。笑

それに、人によって違うとは思いますが、総じて、オーディオやっている人って、耳が悪い。笑
音の良し悪しの判断が適切に出来ない。
それは、何故って、音楽でなくて、オーディオ製品の音を聴いているからで、しかも、それが全て。笑
恐らく、大部分の人が、音楽聞いていても、その思考は、オーディオ製品に支配されている聴き方をしていますから、普通の、本来あるべき音を聴いても、それがいい音かどうか、判断できない。

そして、こうやって、私が言っていても、それはお前の個人的な音の好みだろ、で終わってしまう。

また、使っている機器、オーディオ製品のグレードによっても、その人の音の判断力は左右されますし、恐らく何を使っているかで、同じオーディオを趣味にしてはいても、全く別の世界にいる、別の趣味をしている、と考えた方が良く、そういう意味では、オーディオって、恐ろしく偏狭な独りよがりの、広がりのない、趣味としては、あまりいい物ではないですね…

 
という事ですから、このブログで、普通にオーディオを趣味にしているような人が、読んで暇つぶしできるようなオーディオ記事を書けるわけもなく、まあ、ジコマンで録音した私の音を聴いていただくしかないわけですね…

 
で、昨年の最初の記事は、Blu-ray Audioのカラヤンのくるみ割り人形を、聴いてもらいましたので、今年もBlu-ray Audioで、ということで、

今年は、アシュケナージとプレヴィンで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴こうかと思います。


 

聴いたのは、デッカのアシュケナージのピアノ、アンドレプレヴィンの指揮、ロンドン交響楽団の演奏で、ラフマニノフのピアノ協奏曲全4曲と、パガニーニの主題による変奏曲がはいった、全集もので、普通のCD2枚と、全曲はいったBluray aoudioディスク1枚がセットになっています。

自宅の私のシステムは、

PC: DELL Precision T7500
Blu-ray ROM Drive: LITE-ON iHOS104-06
Audio Interface: FOCUSRITE Saffire Pro 26i/o
DA Converter: PRISM SOUND DA-1
Power Amp: HEGEL H4A Mk2
Speaker: DYNAUDIO Contour S5.4
Recorder: Sony PCM D-50

こういう類は、改めてマスターテープから起こし直すので、それだけでも聴く価値あります。
使用したテープデッキは、写真のように、スチューダーのようで、しっかり調整して、作業しました、って言う事ですね。
でも、マスターの音、とっても、この作業もオーディオ機器が介在しますから、ここでは、スチューダーの音が必ず乗っていますから、それも加味しないといけません。
日本ではアンペックスが多いかもしれませんが、それとは、同じマスターと言っても、自ずとそういう音とは違う、という事です。

ですから、ちょっと、甘いと言うか、スチューダー特有の訛りというか、そういうのを感じる、音ではありますかね。

今回この曲を選んだのは、Blurayであることと、フィギュアスケートでも有名な曲だと言う事で、直近では浅田選手が使っていましたが、そのときは第1楽章を使っていましたが、全曲はこんな感じって、知っていただくのも、まあ、罰は当たらないでしょう。笑

私が一番好きな作曲家、ラフマニノフ。
その特徴はなんと言ってもその旋律、カンタービレ、ですから、荒々しく情熱的な第一楽章とは対照的で、美しく、こちらに語りかけてくるような旋律の第二楽章も是非、聴いてください。

第一楽章

 
第二楽章

 
第三楽章

 
録音的には、それ程いいようには思いませんが、演奏は、後のハイティング盤とは違って、アシュケナージが多少荒っぽく、演奏全体が勢いのある語り口で、その分、深みは無いですが、こういう演奏も悪くないです。

ただ、オケがハイティング盤のコンセルトヘボウではなく、ロンドン響ですし、録音場所もロンドンという事で、響きたっぷりの芳醇とした感じはなく、乾いた感じで、オケも少々硬質でしょうかね…

オーディオで、再生が難しいのはピアノだと思いますが、例えばジャズばかり面白く鳴らしているシステムは、こういったピアノの中域辺りが膨らむんでしまって、ピアノではなくなってしまうんですが、帯域による音色変化が適切で、聴いていて安心できます。笑

この辺りが、以前のクリプッシュ聞いていた頃と、大きく変わったところですね。

 

 

今年もどうぞ、よろしくお願いします。

 

 

 

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