2016フィンランディア杯 女子ショート終わりました。

とりあえずの結果は、浅田選手は64.87で、２位スタートでした。

演技、成績を見ての第一印象は、別にいいんじゃないの？ですね。

思ったよりも動きが良く、気持ちもそれなりに充実しているのが伝わるものでした。

ただ、良くも悪くもなく、普通でしたね…

今回の演技に関しては、まあ、ホント、普通でした。笑

つまり、今回の演技を見て選手を評価した場合…

まあ、普通の選手だね、スピンステップちゃんとしているからスケート技術の基礎はしっかりしている選手で、振り付けへの追従性もレベルが高いし、しっかり演じていてその完成度も高いし、表現力はある選手だね、でも、3+3を入れていないし、3Ｌｏも良くないし、あまりジャンプは得意な選手じゃないみたいだね。

っていう感じでしょうかね…

で、そういう演技でした。

3+3も入れない、3Ｌｏも不安定、というところを見ると、ジャンプの調子は悪いみたいで、まあ、この感じだと、トリプルアクセルどころの話ではないだろうな、とも思いました。

ただ、浅田選手の場合は、3Ａがいいから他の３回転ももいい、と言うのもありませんし、その逆もないですからね…　3Ａ綺麗に跳んで、おう、調子良いんだ、と思いきや、他の３回転を失敗、っていうのは普通にありますからね。

振り付けに関しては、特に書きませんが、まあ個人的には、この曲に、この振り付けでは、こちらに伝わってくるものは何もありません。ただそれは私の好みの問題なので、ジャッジに評価されればいいわけですが、どうでしょう。PCS、あまり伸びていないですね…

浅田選手の演技は、しっかりしてましたし、完成度は高いと思います。それで、この程度、というのはちょっと不安ですね。演技の出来は、今シーズン、今後、これ以上何かが大きく飛躍して良くなる、ってことはもう、そんなにないのかなって言う印象で、まあ、恐らく、それもこれも、私からしたら、振り付けが悪いからだと思いますけどね。この曲もそうです。恐らく今後彼女が、どんなに曲を理解してきて頑張って表現しようとしても、これ以上、何ともしがたい…　そんな感じがします。

まあ、まだ、フリーを見てないですし、そっちは、オケもので賑やかですから、また印象は違うとは思いますが、プッチーニのように、涙の感動感動…、というわけには、行かないでしょうね…

こういうファリャのような曲の場合、今の浅田選手のように、地味なジャンプ、演技、言い換えれば味のある系の演技が売りの選手には、向かないです。
それこそ、ポゴリラヤ選手のように、スピードに乗った飛距離のあるジャンプを、ビシバシ決めていけるような選手で、初めて生きる曲だと思います。

まあ、ショートでは、ピアノ編曲版ということで、振り付けも、細かく、こじんまりと地味でしたが、フリーはオーケストラでど派手な音響に乗せて演じるわけで、その辺、ニコルがどう変えてくるか、その辺わかっているのか、注目です。

まあ、ジャンプ構成とか見ていると、もうほとんど今回は、ポイント獲得が目的のようで、出れば悪くても３位くらいだろう、位に思っていると思いますが、そのランキング、下のように、浅田選手は現在、1510ポイントで、２８位です。

まあ、ランキングが低いと、グランプリシリーズの出場とか、滑走順とかに影響するようなことも聞いていますが、スミマセン、詳しくは調べていませんが、

でも、たとえ、今回優勝して300ポイント獲得しても、1810で、21位なるだけですし、もし３位であれば、20％減で２４０ポイント獲得で、1750ポイントで２３位、もし４位であれば210ポイント獲得で1720で同じく２３位になるだけ。

まあ、上がらないよりいいでしょうが、どうなんでしょう…

まあ、この表見ると、浅田選手にとっては、今後、ジュニアの試合なくてよかったね、って感じです。
あれば恐らく、本田選手ポイント獲得して、浅田選手の上いきそうですからね…

まあ、浅田選手のフリー、淡々と、待ちますか…

This entry was posted on Friday, October 7th, 2016 at 6:04 PM and is filed under フィギュア・スケート, 浅田真央. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.