緊張した… でも真凛は、頑張った… 2016 JGP スロベニア大会 女子フリー
結果はともかく、
本田選手は、今大会、
頑張りました…
ご覧のように、コンボで着氷で砕けた以外は、マイナス評価、ありませんね。
後半の3連続も、ファーストの2Aが抜けてしまいますが、でも、ジャンプ演技としてのマイナスが付いていません。
+1入れているジャッジもいるくらい、彼女のジャンプは、評価されています。この辺りが彼女の底力でしょうね…
で、実際の演技も、気持ちのこもったいい演技でした。
今シーズンの彼女の演技、変わりました。
昨シーズンは、ふにゃふにゃ一辺倒で、どんな音楽、振り、ポーズであっても、同じ調子で、優しく、しなやかではあるけど、メリハリのない、平面的な演技でしたが、今シーズンの彼女からは、エネルギーを感じます。
勿論、まだまだでしょうけど、音楽の表情、それにそって変わっていく振り、ポーズが本来持っているエネルギーの移り変わりを、彼女自身感じながら、演技し始めた、そんな風に思いながら、今シーズンの彼女の演技を見ています。
そうですね… 演技に、自分自身に、正面から、取り組んでいる、そんな感じですかね…
恐らく彼女、どういう状況であれ、昨シーズン、世界女王になったってこと、自分自身、重く受け止めて、自らハードルを高くして、今シーズン、望んでいるんだと思います。
そういったこと、演技開始前のリンクでの表情の硬さに、現れています。
いろんなものから来る緊張を、正面から受け止めようとしている。
今までは、斜に構えて、飄々とすることによって、緊張を自分なりにコントロールしているような、そんな印象でしたが、今年の彼女には、そういうの、ないです。
だから、私、今年の彼女には期待しています。
成績というより、この一年、一戦一戦、演技ごと、彼女がどう成長していくか…
まあ、今回は、ファイナルは微妙で難しい状況ですけど、
しっかり口に出して言えるということ。
その気持ち、絶対忘れないで。
そうすれば、
全てを兼ね備えた、世界を代表する、一流のフィギュアスケーターに、きっと、
なれるはず。
負けるな。
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