2017アジアンオープン、白岩選手と坂本選手…

アジアンオープン、正式には、「Asian Open Figure Skating Trophy」。

アジアスケート連盟が主催しているとのことで、参加国はアジア地域だけですので、日本選手としては、優勝もしくは表彰台独占が当たり前の大会で、選手としては、順位よりも、演技内容と得点が重要になってくるでしょう。

結果は、以下のとおりでした。

まあ、シーズン最初だから仕方がない、いろいろ課題を見つけて本番にむけて、って、ところでしょうが、それにしても、ちょっと得点低いですね…
坂本選手も白岩選手も、シニアに上がって見劣りするような選手ではないので、シーズンはじめとは言え、まだ若い選手なんですから、徐々に、なんて考えはなくしたほうが良いと思いますけどね…


白岩選手の今年のフリーは、私的には、変プロです。笑
何故って、フィギュアの振り付けに展覧会の絵はないです…
まあ多分、初めて聞く方であれば、サウンドとして聞くでしょうから良いんでしょうけど、純粋にクラシック音楽として全曲を聴いていてこの曲のイメージが固まってしまっている私からすると、ないです。笑
そもそもこの曲は、作曲したムソルグスキーの亡くなった知り合いの遺作である絵画を元にそれぞれの絵の特徴を表現して書かれた音楽、複数の曲からなる組曲なので、ですから、曲にはハッキリとしたイメージが、あって、それを無視した振り付けは、私には見ていて、違和感だらけでして…
で、まあ仕方ないんですが、この実際の振り付けも、特に、曲が表している絵画を表現したものではないですし、使われれたアレンジもあまりよくないですし、後半、3:28からは展覧会の絵ではない、何か別の曲をくっつけて、しかも終わりがなんとも盛り上がりが中途半端で…

誰がやったか知りませんが、何故、このプロを彼女にさせなきゃいけなかったのか…
彼女の良さが振り付けからは感じられませんね…
話によると昨シーズンやる予定だったらしいですが…

演技は、そんな振り付けでも、彼女はしっかり付いていっていますが、まだそれで精一杯って感じで、体調変化の影響がまだあるのか、前半、回転不足とられてしまって、そうなると点は伸びません。
冒頭のコンボ、映像見ると一見、回っているように見えますが、演技後のスロー再生をフルスクリーンで見ると、やはり着氷時のつま先が回りきっていないですね…

まあ、得点はジャンプの回転不足や加点が少ないので伸びませんでしたが、身体の動き自体は悪くないと思いますので、願わくば、振り付けを彼女が演じやすいように変更してほしいです。
そうすれば、技術面も表現面も、演技全体をもっとすっきり、スリムにして、振り付けの妙ではなく、演技全体に彼女の良さが滲み出るような演技が観られると思うんですよね。

そんな彼女の演技、また観たいんですけどね…

 


坂本選手のフリーも、変プロですかね…笑

振り付けは、ブノワ・リショー。

この手の振り付けは、彼女にはまだ早いですね。
話によると、三原選手もこのブノワ・リショーの振り付けだとか。
まだ彼女の今年の演技観ていないのでどんなものか解らないんですが、何でしょうね、まあ、どちらかといえば表現力のない選手ほど変わった振り付けをしたがるんでしょうかね…?
まあ、コーチ陣が、心配してのことでしょうが…

結局、振り付けがどうであっても、坂本選手の武器は、ジャンプなんですから、PCSが低いのは、彼女の場合、気にする必要はないです。
そこで2点、3点上げることに苦心するより、こういう大会でもしっかりジャンプミスなく、GOEオール2点つけれるジャンプをそ揃えるようにしたほうが彼女にとっては近道だと思うんですけどね。
そういうジャンプ跳んでいれば、PCSなんて自然と上がっていきますよ。
歴史が証明してます。笑

坂本選手はとにかくジャンプ。
世界一のジャンプを跳ぶ!!

これに尽きます。

 

2人とも、頑張れ!

 

 

 

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