Archive for April 2nd, 2014

浅田真央ファン?? のブログを見て…

まあ、浅田真央のファンの皆さんがそうとはいいませんし、勿論皆さんのこと知らないので言えませんし、以前の記事へのコメントされた中にも話が通じる方もいらっしゃいましたので、あれですが、最近ちょこっと覗いたブログにそう思うようなものがあって、呆れるというか、なんというか。笑 フィギュアスケート××ノート。 ××ノートと言うだけあって、いろんなデータを探してきては分析しています。その努力には敬意を表しますね。 ただその努力の全てが、真央上げ、ヨナ下げに使われているところが悲しい。笑 いえ、真央上げ、ヨナ下げで言えば、実際もっと酷いサイトはあります。このサイトなんか、データを駆使して、如何にキム・ヨナへのジャッジがおかしいか証明してますからね。全然マシなんですが、でも少しだけ読ませてもらった印象としては、この方フィギュアスケート見ていても面白くないだろうなあ、ですね。 具体的にどんなことかっていうのは、ブログ全てそうなので書けません。 本当に色んなことについて、データ、写真を持ってきては浅田真央とキム・ヨナを比べてはキム・ヨナの方を罵倒して貶めている、そのオンパレードです。写真も例えばフライングスピンの姿勢の瞬間の一部を持ってきて姿勢の悪さを強調したりして。そんなのフライング後2回転のするうちに姿勢を保てばよいし、試合によっても出来不出来もあるし、GOEも姿勢だけで評価されているわけでもないので全く意味ないんですが、そんなことだけで、このブログは出来ています。 まあ、見事なものです。笑 キムヨナだけではありません。浅田真央より良い結果を出した選手の、ある試合の、ある技について、とくとく批判を繰り返すんですが、それも浅田真央の演技が正しく基準と考えているようで、だから何でこの選手が浅田より上なんだ、という話で、この方の結論は全て、政治だと。笑 浅田ファンは、こんなのばかりではないでしょうが、フィギュアスケートと言うスポーツのファンでないことは確かです。もしかしたら、純粋な浅田ファンでもないかもしれませんね。これほど浅田真央を褒め称えていても、そこに愛を感じません。以前の私の記事に対してコメントしてくださった浅田ファンの方は浅田選手を思う気持ちが一途で盲目な方が多くて困ったものですが、それでもそこにはその人なりの愛を感じたものです。 でもこのブログの人には私は感じない。 確かに、この方が持ってきたデータ、事実でしょうね、それを見るとキム・ヨナの点おかしいいよねって一瞬思います。 例えばジャンプエッジエラー判定を受けながらも加点を貰っているのが過去ありますが、その全てがキムヨナだったとかね。これ見ると大抵の人はえー?!って思うでしょうが、でもこれ「テクニカルパネル・ハンドブック」に規定があります。 英語ですがこれです。 つまり、 ルッツ・フリップの踏切のエッジに関して、全く違っていたり、間違っているエッジでの滑走が長いなどひどい場合、テクニカルパネルは「e」という記号を付けてそれをジャッジに示し、ジャッジはこれに従ってGOEを2 ~3段階下げ、マイナスの範囲にしなければならない。 一方、間違いがそれほど明らかでない場合や、間違っているエッジでの滑走が短い場合は、「!」(attention 注意)という記号を用いるに止め、GOEの評価にそれを反映させるかどうかはジャッジの裁量に委ねる。 というこです。 つまり「!」の場合、ジャッジそれぞれがエッジエラーを考慮して、GOEを付けるのであって、最終的に必ずマイナスGOEにしなさいと言うことではなく、プラス面も反映されていることです。 ですから、エッジにエラーがあっても、ジャンプそのものが素晴らしいものであったならGOEを2にするところですが、エラーが軽微であると判断されれば、1への減点にと止める、と言うことなんですね。 実際ブログで指摘されている2009のワールドSPの時のキムヨナのスコアーがこれ。↓ どうです?確かに3F+3Tに!が付いていますが、各パネルのGOEを見てみると-1、0、1ですよね。2は恐らくキムチでしょう。 だから、エッジエラーのジャンプにプラスGOEが付くこと自体はなんら不思議なことでもなんでもない。 こんな感じで、検証していけばこのブログにあることがデータや写真を駆使して分析まがい名ことをやったとしても、中身のない、言いがかりに過ぎない、ということが分かるかもしれませんね。   浅田真央ファンの方たちへ。 まず、フィギュアスケートを愛するのであれば、こんなサイトには近づかないことですが、見たとしても、必ずガイドブックなりで自分でルールを確認すること。   面倒でしょうが、そうしてほしいですね。      

Wednesday, April 2nd, 2014