Archive for the '石川さゆり' Category

熟成2日目「津軽海峡冬景色」

まさに、ジコマン。笑 CDそのままにしてあったので、熟成具合を聴いていただきます。 下のほうが熟成2日目。 分かりましたかね。 どう変わったか、というのは中々分かってもらえないかもしれませんが、言ってみれば、熟成1日目より、スタジオでマイクの前で歌っている、まさにそのシーンを彷彿できるような感じに、近づいた、とでも言えばいいかな。 身体全体ではなく、口元。 そこから想像できる、顔の表情、その時の気持ち。 それを感じられる方向に近づいた、ということ。   なるほどと合点がいくか、気のせいと一蹴するかは、あなた次第。      

Tuesday, January 6th, 2015 

「あぁ~、津軽海峡、冬景色~♪」 ジコマン聴き比べ !!

皆さんに私からお年玉!   と銘打って、ステレオサウンドの2曲8,000円もした「津軽海峡冬景色」をWAVで聴いていただこう!と思ったんですが、いくら8,000円もする音源とはいえ、たかだか私がリッピングしたもので、お年玉といえるほどのものではないよね~、っと思い直しまして、普通のタイトルにしました。笑   ただ、この8,000円「津軽海峡冬景色」は以前アップしたものもありますので、今回は、今の環境でどう変わっているかってところを聴き比べてみよう、ということと相成りました。   ステレオサウンドの津軽海峡…は、少し年を重ねた時期の再録音のようで、個人的には初期の上のジャケットのような、粗野でローカルな感じで、勢いのある歌い方が好きです。 ジャケットの衣装も、そんな月日の流れを感じますね。 この曲をジーパンで歌うか、和服で歌うか。 私の記憶が確かなら、多分この曲、若かりし日の石川さゆりのアルバムの中の一つだったかと思います。 一年12ヶ月を其々12曲で歌っている中の1曲で、恐らくは12月にあたる曲だったかと… 違ってたら済みません。   で、まずは、OLDは以前アップしたもの。つまりは、PHILIPS CDD3610/85で、PCも電源もケーブルも従来のままでリッピングしたもの。 次のNEWは、現在の最新の環境でリッピングしたもの。 最後のNEW/1日後は、NEWをリッピングした時のままディスクをドライブに一昼夜放置してからリッピングしたもの、です。 熟成がどう進んでいるか。笑   今回はちゃんとしたPCオーディオ的環境がないと聞き比べは難しいかもしれませんが、PCにヘッドフォンつけて聴けば分かりやすいかもしれません。 全ファイル、16bit/44.1KHz。 例のごとく、プレーヤーのボリュームは全開で聴いてください。   では、どうぞ。   どうでしょう? まずは、以前アップした時とはオーディオ的に確実に音が良くなってます。 しっかりリッピングされている。 で、一日置いてリッピングしたのはどうでしょう、分かりましたか? この1日後の音を聴くと、NEWの音が滲んでいるのが分かります。 やっぱり1日は置いたほうが良いですね。   ただ、今回思ったのは、OLDの音です。 確かに音が寝ているしぼやけて解像度が悪いし、明らかに電源が弱い音なんですが、どうでしょう… そんな中から聞こえてくる声が今の環境からは聴くことのできない、リアルさを感じませんか? 何か、ハッとする生々しさ。 このとき使ったPHILIPS CDD3610/85も中々やりますよ。凄い… 実は今のPCでこのドライブ使おうと思ってIDE→SATA変換ケーブルつけて、電源もHewlett Packard / 6624Aでね、やってみたんですがなんか駄目でした。 なので、今放ってあるXPにつけてやればいいんでしょうが、まだやってません。 もう少し落ち着いたらやってみようと思います。     で、このCD。正確には CDRですが、マスタリングしてない生の音、という触れ込みで、まあ実際そうなんでしょうが、何か思ったより音が軽いと思って、以前も記事にしたかもしれませんが、元テープのデジタルデーターをCDRディスクに書き込むときのドライブが気になったので、以前、ステレオサウンドに聞いたことあるんです。それがこれ。↓ プロ用ではあるものの、価格が、298,000円。税込み。 安い。 勿論値段だけではないでしょう。 プロのスタジオ環境での作業ですから、それだけでも良いんでしょうが、でも、298,000円税込み、ってやっぱ安いですよ。 ライティングドライブなら、SonyのCDW-900Eです。相当古いですが、どのスタジオにもあったという最高のライティングドライブ。 確か当初、130万円位したと思います。 私も所有してました。CDプレーヤーとして使えると思って。笑 […]

Monday, January 5th, 2015 

STEREO SOUND 『石川さゆり』、私の耳は正しかったけど…

先日アップしたSTEREO SOUND の『石川さゆり』ですが、その記事の内容についてyasu002 at Yさんから、ご指摘いただきました。 それで色々間違いが発覚しましてちょっと訂正をしたいと思います。 まずは、「津軽海峡・冬景色」録音の頃の石川さゆりの年齢。 記事では30歳頃なんて書いてありますが、実際は18歳頃。 当然確認して20歳くらいでまだ若かったんだなあ、と感心していたにもかかわらず、何故か記事では30歳って書いてしまいました。 次はそれと関係あると思いますが、STEREO SOUND 『石川さゆり』の音源。ここで使われたのは2種類の録音があるうちの1995年の新録音もの、なんですね。ちゃんと、CD-Rのブックレットに書いてあります。にもかかわらず、当然初録音の時のものと思って聴いていましてね… ですから、ここで今更言うのもなんですが、「津軽海峡・冬景色」の頃の石川さゆりというと、結構勢いがあって、荒々しく若々しいという印象があったにもかかわらず、このCD-Rはそんな感じないなあ、とは思っていたんです… まあ、言い訳にもなりませんが.. その中でも、ご提供いただいて今回比較した音源のほうは、なんとなく声が軽く、そういう意味では若く感じたので、「音楽的にはともかく、ESOTERIC P-0、プレクスターはその辺はしっかり捉えているのかなあ」と感心はしていたんです。 まあ、元のレコード、CDを入手して聴くべきでしたね。 反省です。済みませんでした。 ですので、実際はもっと若々しいはずなのに・・・ というくだりは無し、ということで、お願いします。1995年録音ということは、yasu002 at Yさんご指摘のように37歳の頃ですから、あの若く荒々しいころから20年。中堅からベテランになる頃ですからね。         そんなわけで、かなりトンチンカンな話をしてしまった記事ではあったんですが、比較した3つの音源に対するそれぞれの印象は、間違っていなかったようで訂正する必要はありません。結局、「ちょっと石川さゆりがベテランになった」とはっきり感じられた、お店で聴いた、ディナウディオのConfidence C2 Signatureを加えたこのシステムの音が一番正しかったということです… まっ、当たり前でしょうけど。それでも、dcsのPucciniの個性、癖を感じたのは間違いないです。それを分からせてくれるHEGELのアンプはやはり凄いとその時思ったのを思い出しました。   記事を書くときは、もう少し丁寧にデータ等基本的事実を確認しましょう、というお話でした。   yasu002 at Y さん、ありがとうございました。        

Saturday, September 7th, 2013