“良い音” の答えはこれ !!


 

これが答え?
 

いえ、答えは…

 

“あなたが良い音と思ったほうが良い音”

 

ですから、皆さん正解、と言うことです。笑

 

なぁ~んだ、そんなこと…

でしょうが、ただ、どちらを良いと思うかによって、そのオーディオが今歩んでいる世界、これから歩む世界、って、大きく分かれると思います。

それと、恐らく、99%の方は、私のほうではなく、真空管の方のほうをいいと思ったのではないですかね。

まあ、私の方の、あのZOOMのQ2HDの音を良いと言え、と言うのも無理な話で、まあ、脳内補正していただければとは思いますが、でも、今回、明らかに良い音だなあ、と言う音が綺麗に録音されている動画と、いつもの私の、元音とはかなり変わってしまった私の動画を聴き比べをしたのも、そういう表面的に聴こえてくるサウンドの良しあしではないところで、オーディオで音楽を聴くことが、オーディオやる上で、非常に大事だと思うからです。

 

で冒頭のは、moraサイトで聴けるのこの曲のサンプルの音ですが、恐らく、真空管の方も、このハイレゾ・ファイルを鳴らしているでしょうし、私もこのファイルを使いました。

サンプルと言ってもここの音は、よくあるノイズまがいのサンプルではなく、まともな音ですし、これが、ソニーが所蔵するこの曲のもっとも素の音が聴ける、と言ってもいいんじゃないでしょうか。

 
真空管の方のシステムは、YouTube情報では、

電源:400Pro
トラポ:LightMPD
DDC:CM6631A改
DAC:Chord QuteHD改+アナログ電源
PRI:ぺるけ式差動真空管プリアンプ
POWER:SUNVALLEY SV-2(2007)+KR300B+KR845
SP:DALI Royal Tower
録音機材:TASCAM DR-05(リスニングボジションに固定)

 

一見、デジタル再生する上でやるべきことを、そつなく(突っ込まれることなく笑)全てカバーしています。
DACのChord QuteHDの電源を別途用意しているのは、このDACの付属電源はスイッチング電源で、ガラクタなんですね、そこもちゃんと手当てしている。

再生に軽量OS、MPDをちゃんと使っているし、DDCは定評の”基盤”使ったりして、安くて良い音を出せるつぼを押さえている。
かと思えば、電源には、400Proという定価20万円弱するものをどーんと導入し、電源のクリーン化を図っている。

いやー、嫌味なほど、卒がないです。笑

 
このあたりの対策が、私の音と比べる対象になり得た要因だと思います。

 

ただね、私から言わせると、この人、オーディオマニアじゃないですね。
どっちかと言えば、PC寄りの人。

何故って、デジタル再生系で、ここまで、やるべきことを淡々と抑えておきながら、アンプとスピーカーとなったら、いきなり、ゆるキャラ系。笑

デジタル信号をちゃんと流すべくやっているのに、アンプに真空管使ったら台無しでしょう?

ダリだって入ってきた信号を忠実の再生する、って言うタイプじゃない。
しかも価格、機器のブランド内のグレードも、まあ、中途半端な感じで。笑

この方、電源にお金をかけること出来ているので、恐らく予算的には余裕のあると思われるんですが、オーディオ製品となると、とたんに初心者レベルで済ましている。

多分、

 

オーディオなんて金かけなくても良い音なんか出せるんだぜ。

ハイエンドなんか、インチキ。

オーディオに金かけるオーディオマニアって、バカじゃねぇ。

 

でしょう。笑

しかも、アンプにSUNVALLEYって…

キット屋でしょ?

あんなガラクタ、平気でつかっちゃってる。笑

こういう、オーディオ製品に金をかけていないので、音も残念ですが、そういう音です。
それでもあるレベルの音を出せているのは、まずハイレゾファイルを使ったことと、再生にMDP使ったことと、電源でしょう。

ちなみに、私のは、48KHzで鳴らしていますから、この方のより情報量少ないです。
その辺の違いは、ヴァイオリンや声のビブラートの深さ、表情の豊かさにその差が出ていますね。

 

で、最初に聞いてもらったサンプリングの出番です。

バイオリンの音、どうです?

先の真空管の方のバイオリンの音、良かったでしょう?

でも、サンプルを聞くと、あんなに膨らんでいないんですよ。
余分な響きはない。

恐らく真空管アンプで、膨らんだ。
多分スピーカーでも。

そうなると、声もそうでしょうし、まあ、サウンドすべてが、いいなあ、って思ったものは実はアンプ、機械の癖。

情報が歪んだ。
だから、この曲の元バージョンにある疾走感、アコースティックバージョンにもありますが、それが感じられません。

音に芯がなく、ゆるい。

 
ある部分、楽器や声が魅力的でも実はそれが、機械の能力の限界から来る”癖”がたまたま魅力的に感じた場合、本来の情報が歪められているわけですから、当然そうなると、その音楽が持つ本来の雰囲気、繊細な音の強弱から来る演奏者の感情の動きなんかは、聞くことは出来ません。

 

でも…

オーディオ機器には音の個性があり、そこを愉しむのがオーディオの最大の楽しみ、であるはず。

そう!

正に、そこんとこをどう聞くかでしょうね。

 

私のは、付帯音はありません。
勿論実際はあんなハスキーで細く硬い音じゃないですけど、あれでもしっかり、音楽だけが聞こえていたと思います。

私が言うのもなんですが、信用してもらっていいです。

 

 

あなたはどちらを良い音とするのか。

 

 

あなたのオーディオ感が、問われています。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

この記事のトラックバック用URL

http://gutsy.lolipop.jp/blog/wp-trackback.php?p=9548

Leave a Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.