ぴーしー・オーディオの、いろはの『い』 Vol.1
皆さんはぴーしー・オーディオってやってますか？ …あっ、PCオーディオです。笑
ん？ない？
はい、それで結構。特段やる必要なんか、ありません。
って言いますか、どなたも多かれ少なかれやってらっしゃるんではないでしょうかね。
つまり、いわゆるPCオーディオとは、PC内に保存してある音楽ファイルを再生することだからです。PCには大抵音声を出力できるようなカードなりソフトなりが付いていますから、音が出ます。再生に必要なメディア・プレーヤーだって付属してあります。
ですから、皆さんは一度くらいは音楽ファイルをそういった付属プレーヤーで再生したことありますよね？まあ、言ってみればそれ、PCオーディオでしょ？
PC内の音楽ファイルを再生する。再生するなんていわなくても、音楽ファイルを開く。
画像ファイル開くにもソフトが必要ですよね？文書ファイル開くのにPDFなんかが必要です。動画ファイルもね。で、音楽ファイル開くのにもソフトが必要。Windows Media PlayerとかQuicktime、iTunesとかWinampとかね。
PCオーディオってそういうことです。
他に何かありますでしょうか？
ん？外部オーディオ機器と繋げなければPCオーディオとは言えない、って？
なるほど。
では、何故わざわざ、PC単体で音楽が聴けるのに、外部オーディオと繋げなければ鳴らないのか。
———– そのほうが良い音だから。
そうでしょうね。でもね、そうやって行われているPCオーディオで使われているオーディオ機器ってどんなんでしょう。まともに、ピュアオーディオのメインシステムに繋げて、アナログ、CDとかと同列に鳴らされている方、どれだけいらっしゃいます？
おそらく、9割9分いらっしゃらないでしょう。
評判の基盤を使って自作したようなDACやら数万円の○○製のデジタルアンプなんか使ったり、はたまた、DSDなどと言って1ビットという偽者を超リアルなどといって、システムを安く安く、小さく小さくすることがPCオーディオかのようですよね。
私はこういった、いわゆる『PCオーディオ』というものに漂ういい加減さが好きではありません。いえ、PCだろうとなんだろうと関係なく、つまりCDなどのメディアから離れて、ファイルデータとなった途端に出てくる、そのファイルを再生するという行為に伴う、いい加減さや傲慢さ、が非常に嫌ですね…
この巷で行われている『ファイル再生』に対する私のこの嫌気はどこから来るんだろう…
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