オーディオネタではありませんが・・「アメリカ大統領選に思う…」

アメリカ大統領、オバマになりましたね。アメリカ国民は安定を選んだと言うことでしょう。日本としてはまあ良かったんでしょうね。ただ、個人的にはアメリカはまた停滞するな、勢いがないな、と思いました。オバマの無能さが分かったのにも関わらず、また選んでしまう… 普通、現役が結果を出せない場合、相手候補が有利なはずなんですけどね。それでも負けてしまうロムニーは余程人望がないんでしょう。リーダーとして不適格だったんだと思います。

私的には、この4年間で、アメリカってやっぱり凄いなあ、と感じたことがあります。

4年前といったら、あの熱狂的な大統領選。部外者とは言え私も興味深々だったわけですが、私は大統領選そのものよりも民主党候補選びに並々ならぬ関心を寄せてまして(笑)
私はヒラリー支持でしたが、当時のマスコミ、特にCNNなんかはオバマ寄りで、その不条理さに憤っていました。私は基本的に、言葉巧みな人間は信用しませんからね。オバマの演説には胡散臭さプンプンで。で、どうしてもヒラリーに頑張って欲しくてヒラリーの選挙用ホームページに応援の投稿したり、寄付したりね… やってました(笑)多分寄付は外国人はできなかったような気もするんですが、ネットで出来てしまいましたね。

で、アメリカの凄いところは、まあ、当たり前と言えばそうなのかもしれませんが、一度切りの投稿、寄付にも関わらず、あれから4年間欠かさず民主党議員が定期的にメールで民主党のことやクリントン元大統領やヒラリーのこと、集会が何処であるとか元大統領に会えるとか自分の活動のことや、そう、クリントン元大統領のメッセージも来てましたね。そういったこと、この4年間、ずっと止めることがありませんでした。そこには必ず寄付してください、と「DONATE」のボタンがありました。勿論、事務的な一斉配信でしょうが、その後4年間一度も寄付や投稿もしなかったわけですからね・・ そういうアメリカ人特有の、地道で粘り強い、ある種勤勉なところはさすが「プロ倫」にあるプロテスタントの世俗内禁欲によるところ大かなと思ったりもします。笑

今日も配信メール来てました。いつもの上院の女性の方で、恐らくヒラリー系の方だと思います。
そこには、
“心の底からは喜べない。私にはまだやらなければならない仕事がたくさんある。ニューヨーク市、ロングアイランド、ハドソンバレーはまだ回復していない。私は今日仕事に戻ります。あなたのためにどんな仕事も引き受けます。” とありました。最後に

Thank you. Not just for being there for me, but for our friends and neighbors here in New York.

Sincerely,

ボタン一つで全世界に配信できてしまう世の中にあっても、こういった細やかな気配りを忘れず地道に思いを伝えようとする、アメリカ人の愛すべき一面を知ったこの4年間でした。

 

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