ジャズ喫茶をダメにした男?!
先日私が大切にしているレコード、ご紹介しましたが…
私がまだ吉祥寺の老舗ジャズ喫茶『メグ』に足しげく通っていた頃、もう何年も前… 私も発足間もない「メグの会」の立派な会員でして、いつも大体私の好きな1枚、と言うことで、会員が持ち寄ったCDやらレコードを紹介すると言うことをやっておりました..
で、ある日のメグの会で私、このクリフォード・ブラウンの『ジャムセッション』をエピソードと共に紹介したわけです。
“こういう暑い日に、私は、暗いジャズ喫茶で本読んだり、一眠りしたりするのが大好きで、そんな時に聴きたい1枚です”
で、それを聴いていた寺島さん、
「ああ~、そういうお客さんがいるから、ジャズ喫茶は潰れるんだね。お客はいいけど、そんなんでコーヒー一杯で何時間もいられたんじゃ…
○○さんがジャズ喫茶潰すんだ。」
とのたまわれた。笑
私としては、ジャズとジャズ喫茶への最大限の愛を語ったつもりだったが…
ま、後に本当に自分のジャズ喫茶潰すことになったわけだからね、間違いではない。笑
その後、寺島さんから、このCD貸してくれないかと言われまして。どうも今CD紹介本を書いているらしい。そのネタにしたいと、ジャケット写真付きで。で、その本は何だったか忘れましたが、多分、「聴かずに死ねるか!JAZZこの一曲」だったか何かです。その時のメグの会での話も書いてあったような気がします。
その頃って、メグには当然アヴァンギャルドなんてなく、エレ・ボイのジョージアン、パワーアンプはエクスクルーシブのM5だったかな、モノラル2台。このジョージアンやM5がかっこよくてね… 音は良くはないけど、A&Fにはない温もりがあったなあ。
で、音が悪いと言ってやっとディスクSHOWAのスーナーケーブルを使い始めたのも、ぼちぼちその頃だね。
ジャズ喫茶に潜り込む前に、吉祥寺に行ったら必ず「みんみん」に行って味噌ラーメンと餃子を食べるのが決まりでした。二つ頼んで1,000円。おいしかったなあ…
で、汗かきかき、ジャズ喫茶に行き夕方まで過ごすのがその頃の最大の楽しみだったわけです。
良き思い出…
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